青年の夏の生け花～♪・・真夏に向かって・・健児 甫～♪

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 灼熱の太陽が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤やオレンジだと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思っていたのは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あれは錯覚だったのです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当は

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水しぶきを上げて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　興じるわたくしたちを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ニヒルな笑いを浮かべて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冷ややかに見つめていたのです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　焼ける砂浜を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　裸足で駆けながら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水際まで走り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　貝殻を両手に抱えるほど拾った

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あれは幻

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海の店で
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたがプレゼントして下さいました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひまわりの髪飾りは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真の中でさえも消えて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこここに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猫の引っかき傷のような
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白く剥がれた跡が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　哀しく光る

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　過去の想い出は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あれはすべて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　錯覚　夢　幻に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　過ぎないのです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　花材・・ニューサイラン（グリーン）
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アルストロメリア（赤）
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　（この詩は作品者にはまったく関係なく美由紀甫の創作です） 　　


　４歳の幼子がある日ガンに侵され、日々苦しい治療の中で唯一
輸血をすると体が楽になるので、子供心にそれを「アンパンマンのエキス』と
名づけ、病と闘いましたが・・。輸血が如何に人助けになるかの感動の動画です。
是非見てやってくださいませ →　こちらです -->