
















天が
大地を叩きつけるように
雨を降らせ
川は氾濫する
家々の洗濯物は
竿に引っかかったまゝ
なすがまゝにさらされている
老人は
落ち窪んだ金つぼまなこを
しょぼつかせ
痩せた肩を振るわす
どこからか
歌とも悲鳴ともつかない
甲高い女の声
こんなお天気だって
いつかは
晴れる
この世は
いつだって同じことが
そう長くは続くものではない
希望を持って
いざ
膝を叩こうぞ
「篝(かがり)の詩集」より
花材・・八重の百合(ピンク)
スプレーマム(ピンク)
サマーチェリー(ピンク)
サンデリアーナ(緑と白の縞)
ロベレニー(グリーン)


KARELIA(霧のカレリア)/The Spotnicks 懐かしい曲。。時はすでに遠く~♪
お花の作品と詩は関係有りません「篝の詩集」は美由紀甫の創作です~

生け花はお直し後の姿です。一切の権利はみゆき生け花教室に帰属します