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あなたの手のひらに黄色いみかんをひとつ
握らせましたら
半分でいいからと
わたくしに
放り返して来ました
丸いみかんを半分に割って
また手のひらに載せてやると
満足げに笑いました
わたくしの半分を
皮をむいて一房づつにして
口へ入れてやると
歯のない口で
くちゃくちゃと音を立てて
袋まで飲み込んでしまいました
のどに詰まるから
噛んでから出すようにと
新聞紙を広げてやりました
三房ほど食べると
「もうええ」と言って
自分の半分も返しました
百四歳の手は
皮膚だけのようになっていて
悲しい皺（しわ）でいっぱいでした
花材・・サンダーソニア（オレンジ）
バラ（オレンジ）
アルストロメリア（オレンジ）
ホワイトレースフラワー（白）
ゴッドセフィアナ（緑）
八重トルコキキョウ（薄ピンク）
カーネーション（薄ピンク）
ホワイトレースフラワー（緑）
アスチルベ（ピンク）
（この詩は作品者には全く関係なく美由紀甫の創作です）
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４歳の幼子がある日ガンに侵され、日々苦しい治療の中で唯一輸血をすると体が楽になるので、子供心にそれを「アンパンマンのエキス』と
名づけ、病と闘いましたが・・。輸血が如何に人助けになるかの感動の動画です。
是非見てやってくださいませ
→ こちらです