今日は誕生日です。で、アナスタシアとランチの日でもあります。
お昼前に「お昼は、どーしましょ」という電話をしたら、だいたいのところ「3時からよ。クルマある?」「ありましぇーん」「じゃあ、2時半に迎えに行くわ」「ウエストウッドの知人宅(見栄です。ホームステイとは言えません)にいるから」というやりとり。
で、あのマドンナも3週間待ちするというアナスタシア様を、アッシーにさせていただきました。しかし、そもそもだいたいレベルで話を進めたこと自体が身の程知らずの暴挙だったので……
アナスタシアのクルマでビバリーヒルズを越え、超ビリオネラー地区ベルエアへ。10分走っても、まだ3軒目って感じのスーパー豪邸エリアです。
で、なんだか人が集まってる一画でクルマを降り、黒服たちにキーを預けても、まだ「レストランなのお?」とボケをかましてるアタクシ。「個人宅よ」(アナスタシア)。はあ。
そして、ほかのお客さんたちと黒服運転のカートに乗り込み、個人宅とやらのスーパー豪邸へ。広大なお屋敷のほんの一画に、巨大テントが張られ、その中はまじでアリスのティーパーティ。これって……?
「クインシーの娘のキダダがディズニーの洋服デザイナーになったから。そのお披露目パーティね」「あのお、クインシーって、クインシー・ジョーンズ様で? もしや、あそこにいるのは、ミラ・ジョヴォビッチ? あれはカルメン?」「ナオミは、あいかわらず遅いわね」
なんてこったい! ミラクル・スーパースター宅のスーパーセレブ・パーティに、Tシャツ+チノパン+ほぼすっぴんで来ちまったぜ。ま、シャネルスーツも多いがジーンズも多いからえーけどさ。「どんなパーティか、私、電話で言ったわよ」とアナスタシア。申し訳ない。英語力がないくせに聞き流す横着者で。
あとは、ナオミやミラに「今日は、誕生日なの」と「お誕生日おめでとう」と言わせ(ほかに言いようがないよねえ)、おみやげ用イラストを描いてたディズニー専属画家には「誕生日だから、特別なものを描いて」と(多分)契約外の仕事をさせ、ティーパーティのお菓子は食べまくり、カメラマンにセレブたちと写真を撮らせ、お土産にキダダの新作ネックレスをもらい、ととりあえずできることは全部やりました。
ナオミたちとの写真は後日、アナスタシアを通してということだから、その場でもらったアナスタシアとのツーショット・ポラを。ちなみに彼女とも(ボビイ ブラウンともだけど)同い年です。すいません。貫禄なくて。