++おさんぽ日和+++

都内在住の栄養士。
2歳・ノンとの毎日を綴ります。
育児photo川柳、離乳食、日々思うコトetc

ブンガワン・ソロ

2009-11-19 | レビュー
夫がジャカルタ出張中のせいか、ここのところジャカルタの夢ばかり見ます。
夕べはスノパティ通りを車で通る夢。
何をするわけでもなく、ただ車で通るだけの、かつての私の日常。

ボーっと車窓から外を見ていただけなのに、自分でも驚く程
ジャカルタの通りのことを覚えてる。

白い豪邸の隣になぜかガソリンを瓶に入れて売ってる露店があって、
そこを曲がると小さい国旗をつなげたリボンを端から端まで飾った道に出て、、

と、延々思い出すことができる。
人間カーナビになれそう。

不思議だな。

東京の道を車で走っても、景色は流れて行くだけで一軒一軒のお店をつぶさに思い出すことは出来ないのに。
私にとってはほとんど意味をなさないアルファベットやロゴの看板だらけなのに、
ジャカルタの通りはどうしてこんなに記憶に残ってるんだろう。

もう二度と見れない景色になるかもしれないからと、脳が必死に覚えようとしてたのかな。

そんな風に感傷的になってた私に贈り物?と思うような出来事が!

私が毎日楽しみにしてるNHK教育の「夕方クインテット」で、なんと
「ブンガワン・ソロ」が流れた~!!

クインテットは人形劇。
4人の人形+マツケンサンバの作曲家・宮川彬が色んな曲を演奏したり、
ちょっとしたお芝居したり。
もーホントによく出来てて、人形の指がちゃんと楽器を弾いてる。
ビブラートまでする!
毎回ブラボー!って拍手しちゃう。

様々な国の曲を演奏してるけど、インドネシアの曲は私の知る限り初めて。

そうです。
「ブンガワン・ソロ」はインドネシアの曲。
ソロ川の流れを唄った、のんびりとした曲です。

感動しちゃった・・。

私の祖父は戦争でインドネシアに行っていて、戦後もしばらくジャカルタに居たので、亡くなるまでインドネシア人との交流があったらしい。
そのためか、祖母の家にはバティックや「インドネシアの方に頂いたのよ」というものが沢山ある。

だから祖父はもちろん、「ブンガワン・ソロ」をよく口ずさんでいたそう。
聞き覚えで母や叔父も歌えちゃう。

考えてみると、私がジャカルタに行ったのは祖父の縁だったのかもしれない。

クインテットでは、日本語の歌詞をつけて歌ってました。

「ブンガワンソロ 果てしなく 清き夢 乗せ 流れゆく」





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