++おさんぽ日和+++

都内在住の栄養士。
2歳・ノンとの毎日を綴ります。
育児photo川柳、離乳食、日々思うコトetc

南国気質

2012-06-17 | 思うこと
これは、インドネシアにいた頃所属してたJakarta Chinese Tradiional Orchestraの練習風景です。


手前は揚琴という楽器。
その他、長箏、琵琶、笛子、二胡など。
曲によってコントラバスを弾く人がいたり、すごく柔軟。

なぜか毎回おやつの時間があるのも楽しみでした。
ピサンゴレン(揚げたバナナ)や屋台で売ってるシフォンケーキetc
ローカルの美味しいものたくさん教えてもらった♪


練習は指揮者のお宅にて。
夜遅くまで、窓開けっ放しで相当大きな音出してるのに、苦情が来たことは一度もありません。
それどころか、ご近所さんがビールやお茶片手にフラリと現れ新聞読みながら練習聞いてたり、おばちゃまたちが団体でやって来て音楽に合わせて体を揺らしていたり。
そして一曲終わるとヤンヤヤンヤと拍手してくれる。

温かい雰囲気で、音楽ってホントにいいな!と心から思いました。

オケの方々も中国語が全く出来ない私にとても優しく「いつでも戻っておいで」とお箏の女性がバティックを贈ってくれました。。
指揮者の指示は中国語。チンプンカンプンだったけど、一たび音が鳴り始めれば言葉は要らない。
音楽は本当に国境を越えるんだなーと肌身で感じました。


練習が終わった後も、指揮者のピアノに合わせていつまでも皆で歌ったり、
「日本の歌も歌えるよ」と「昴」を合唱したり、居心地が良くて楽しかったなぁぁ。

日本に帰って来て二胡のレッスンを再開して、あのオケがどれほど貴重な体験だったか改めて知りました。
他の中国楽器とセッションする機会なんて、そうそうあるもんじゃない!


イライラして自分に余裕がない時、ピリピリした状況に遭った時、あの穏やかな南国気質がたまらなく懐かしく思い出されます。


オケはこの夏シンガポール、台湾、中国などツアーに出るそう。「join us」と言ってくれてすごーく行きたいけど、、遠くからエールを送りたいと思います。
加油!!

いつかまたジャカルタに行くことがあったら是非仲間に入れて欲しいな。。

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