月影堂 書棚

ここに記す事は全て私の身に起きた事実であり、私は、私が感じた全てを言葉に換言し、記録しております。

運命のコイン

2021-03-04 06:03:00 | スピリチュアルなお話
私は、

生まれてから「特別な力」を持ったという

自覚は、当然ない。

霊感も、ない。

ただ、

ある時、気づいてしまった。

宇宙の法則に。

それは、中学生の時だった。

剣道部に所属していた私は、

午後のお昼代の500円玉をじっと見て、

(何を買おうかな?)

と考えていた。

食いしん坊な私は、その500円玉でできる限りお腹いっぱいにできるようにしたかった。

500円玉を見つめるのに夢中で、近づいて来ていた友人の姿に気づいていなかった。

「もーらい♬︎♡」

あっ!!と思った時には、遅かった。

簡単に私の500円玉は、奪われてしまった。

「やだあ、返してよお!」

「だめよお!」

私の場合、怒っても顔が怖くないらしいが、怖い顔をしてみる。

だめだ、一向に返す気配はない。

「どーしたら返す?」

一応、向こうの要望も聞いてみた。

「そおだなあ、じゃあ、こうして手に隠すから、この500円玉裏表当ててみて!」

えーーーー!!

当てないと、帰って来ないのか…。

私は、必死だった。

(あたしのお昼ううぅぅううう😭)

友人は、手の中に私の500円玉を隠した。

「ほら、どっち?」

私は、なやんだ。

手のひらの中の500円玉は、暗闇にいて、当然どちらの面を上にしているのか分からない。

泣きそうだった。

神さま…。

(๑ ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ ๑) 

暗闇の中でわからない…けれど

思った方の逆を信じた!

「裏じゃあないと思う、きっと裏の裏!!」

「なにそれ(笑)裏の裏だから表?」

と言って、手のひらをあけてみると…!!!!

お…表だった…!!!!

おーーーまじかあ!

「まあ、1度ならまぐれもあるしーもう一度当てたら返して上げるう~♥」

「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

「ほら、どっち?」

私は、考えるのが、

もはや面倒になって、さっきと同じように答えた。

「表の裏だから、裏!!!」

やけくそである(笑)

あけてみると、

またあっていた。

そういうやり取りが99回続き…

100回目が恐ろしくなり、「やめとこ」っという話になり返して来た。

連続正解の確率的には、

ありえない数字になっていたと思う。

いま、

その時の事を思い出した。



事物は、反発し合う。
事物は、引き寄せ合う。

「磁石の原理」

暗闇という不確定な環境、宇宙。

「正解」は、あらかじめ用意されているかに思える。

だけど、ちがうんだ。

「正解」は、暗闇から自身で引き寄せるものなのだ…。その時の引き寄せる思念には、自分自身の心が影響する。

力が反発し合う力に働くか、
力が引き寄せる力に働くか。

それだけなんだ。

でも、
どちらに言っていても、
結局、当たっていたと思う。

何故なら、
私の500玉コインだから(´,,•ω•,,`)

この思いは持続していた。
裏表あてには自信がなかったけど。
どんな答えでも、
結局、当たっていたと思う。

途中から、本当に思う方でも合っていたからだ。

きっと、私が望む同じ未来(結果)を、神さまと友人が共有してくれたから、

コイン当てゲーム(お試し、試練)しても、
所有者(結果)は、かわらない。

この500円玉は、私によって使われる運命。
使い道まで、決めていた。

運命のコインだったから。

最新の画像もっと見る