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アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

When you wish upon a star

2011-12-02 | 音楽♪
さて 師走。
そんなに大袈裟ではなく、しかし意識のどこかで
カチッとしっかり気持ちが引き締まるスイッチが入るのも12月ですね。

あとひと月を精一杯悔いのない様に生きていこうと思います。

みなさん おはようございます。

箱根に住む同僚から紅葉でも観にどうぞとお誘いを受けておりましたが
本当に自分の雨男具合には呆れますね。
何かを心待ちにしていると、雨になる確率が高く。。
どうせなら澄み切った青空と色鮮やかな山の景色を酒の肴にと言う事で
またの機会に。

近所の大銀杏も程よい黄色に色づいてきたものの
一昨日も何だか生温かく、もうひとつ色鮮やかとは言えないレベルで
少々残念です。
ワイドショーでは、京都の紅葉も今イチやな~というニュース。



本屋に出向き、またはアマゾンでクリックしたりで
買ったままの読みたい本が溜まってまりました。
その中でも最近読み始めたのが
この二冊。


言わずと知れたスティーブジョブズの自伝と
もう一冊は、作詞家の喜多篠忠さんの自伝で
”女房逃ゲレバ猫マデモ”。

喜多篠さんといえば
かぐや姫の”神田川”や”妹”を筆頭に
数多くの名作を残されており
日本が誇る作詞家のお一人です。

先日、初めて作品でご一緒させて頂きましたが
とても包容力があり人間味に溢れ そして大木のように揺るがない感じの
オーラを放っておられました。

本のほうもとても面白く
人生の波瀾万丈も、氏が綴ると何だか
乗り越えてゆく事が楽しくなる様なそんな気持ちになれます。

夜寝る前の数分と、朝起きてからの数分
寝床で少しずつページを進めるのが楽しみです。

さて、あとひと月 余力を残さず力を使い切って
今年の幕を引きたいですね。
みなさんもくれぐれも体調を崩されませんように。

------------------------今日の一曲---------------------------------

Billy Joel - when you wish upon a star

以前に「星に願いを」というタイトルでYAZAWAの唄ったこの曲について
書きましたが、今日はビリージョエルの作品のご紹介。

91年に発売されたというディズニーのカバーのオムニバスアルバムですが
最近になって知りました。
とても小さな頃、この「ピノキオ」の絵本を読んだ記憶が
微かに微かに残っています。

原作は1883年

話は変わりますが、昔は教育のためと僕の両親も御近所と肩を並べるように
値段がとても高い百科事典を買いそろえてくれたものでした。
確か赤い表紙のグリム童話全集などもあったように思います。
今は殆どの分野で、何か調べたい事があれば一瞬にして
ネットで検索できてしまう事って、あの当時からすれば想像つかない未来でした。

そして今から50年先はどうなっているんだろう。
今妄想する範囲を越えた社会生活がおそらくその未来にはあるのでしょうね。
そんな何世代もの時代を越えてもきっと今と同じように
歌い継がれている作品の一曲だと思います。きっと。

ん~しかし、ビリージョエル、 聴く度にいい声ですな。

男でも女でも、いい声の持ち主には魅かれ羨み嫉妬致します。

Enjoy with rainy day!

Somewhere Over The Rainbow

2011-11-29 | 音楽♪
どっちつかずだった冬らしからぬ季節も
だんだんと潔く気温を下げて来たようだ。
明け方の空は空気が冷たい程に透明感を増す。

みなさんおはようございます。


富士クラシック

紹介状を片手に三番目の病院へ向かう途中
友人がプレー中のゴルフ場から写真を届けてくれた。
僕自身もお誘いを受けており
とても行ってみたかったコースではあったが
やはり健全な左腕を取り戻すのが先という事で、断念。

しかし富士フェチとしては嬉しい限りだ。
済んだ空気と光さえあれば
解像度の低い携帯カメラだって
一人前の写真家だ。
だが、ここまで整うと、そつが無い絵ハガキの様で
美しくはあるが、もうひとつ物足りなさを感じる。

まさに美富士をみて己の作品を振り返るんや。
整わせ過ぎる意識はやはり禁物やねんな。
8整えてえ~けど2だけ外すんや。
少々荒い感じをそのまま放っておくくらいが
後々化学反応を起こすかも知れへん言うこっちゃ。


ほんで、これが後半の夕暮れ一歩手前のお富士はんや。
300ヤードのドライバーショットよりはるかにナイスショット!や。
これもその場におったら美しすぎてため息が出る程やな。
"美しすぎて~君がこ~わい♪”や。野口五郎や。

一日という時間の流れの中で本当に色んな顔を持つ霊峰富士。
この山に魅せられて近くに移り住む人の気持ちもわしにはよーわかるんや。
しかしところで、あんた~いつから大阪のオッチャンになったんや。

生まれて初めて筋肉注射なるものを打ったが
久々に心の底から痛かった。
そして同じ医者でもこんなにレベルに差があるのかと改めて思った。
検診を受けてから4日になるが、
日に日に不思議なくらいに指痛が回復しつつある。
僕のような取るに足らない程の小さな疾患でもそうなんだから
命を預ける程の病気の場合など
改めて病院と先生選びの重要さを考えさせられた。

実家の母もちょっと前に近所の新しく出来たヤブ医者に
クスリ漬けにされそうになった事がある。
素人でも分かりそうな間違いを平気な顔をしてスルーしてしまう。
処方された薬をやめたとたん体力が戻って元気になったという
馬鹿げた話だったが当たり前にある。
絶対に併用してはいけない薬同士を
ビタミン剤のようにどんどん出されて
具合が悪くなればまたそれに対して薬を出す。
その医者の名前を出したいくらいの気持ちだが
あの小さな町では悪い噂も早く、存続も難しいだろう。

とにかく患者側も医療については色々勉強しておかなければと痛感する。

話は変わるけど 人はみんな当たり前の様に、
人に言える事 言えない事 色々抱えて
一生懸命生きてるんだな。
昨夜一緒に飲んだ奴に完敗 そして乾杯!

---------------------------今日の一曲------------------------------

Eric Clapton - Somewhere Over The Rainbow

酒の席などでよく、無人島に持っていくとしたらどんな音楽?みたいな質問をし合う事がある。
僕は迷わずその中の一曲にこの”虹の彼方に”Somewhere Over The Rainbowが入る。
たまたまクラプトンをチョイスしただけだが、他のどんなアーティストがどんなアレンジで唄おうと
この曲だけは文句を言わずに素直に聴けるんだ。

コードとメロディーの関係も本当にタイプで、実際に弾いてみるとハッとする。
僕の生まれる約20年前のミュージカル映画”オズの魔法使い”でジュリーガーランドが唄う劇中歌。

Have a nice day !

パリの空の下

2011-11-23 | 音楽♪
数日前、これまででは一番寒い朝に
やっと冬らしさを感じた。
電気をとても食う遠赤外線ストーブを控えめににつけた。

しかしまだ、ダウンやコートを着るには早く
マフラーを首に巻き付ける程度でしのげる寒さだ。
去年のこの時期 いったいどんな服装をしていたのだろうと
思い出そうとするのですが。。

みなさんお早うございます。

<mimiと焼酎お湯割り用のポット>

子供の頃、たった一度しか記憶のない地震ですが
先日その広島にも地震がありました。
震度は市内で3程 内陸で5弱と聞き
一時は電話も混雑したようです。

何もなかった様に普通に電話に出たお袋の第一声に一安心。
丁度食事中に背の高い食器棚がガタガタ揺れたが
座ったまま何も出来なかったよ(笑)と笑っておりました。

母が昔から好きで集めていた食器類も
両親二人だけの生活になってからは使わないものがほとんど。
気に入ってるものだけ残して、
あとは少しずつ処分を始めるように薦めた。

気持ちも心もスッキリするよなんて言うと、
妙に納得した気配で僕の言葉を噛み締める様に聞いていた。

歳をとると素直になる人と頑固さを増す人といるが、
あれだけ頑固だった父も息子である僕の言葉には
最近素直に耳を傾ける様になった気がする。
相変わらず母に対しては頑固で
ああ言えばこう言う天の邪鬼な日常らしいが
そんなやり取りも元気でいられる証だと
笑いながら言う母が愛おしい。

広島は場所柄、地震も少なく
雨や風などの自然災害も少ない地方だと認識していたが、
どうやら日本全国が揺れ始めたようだ。
九州や東京には必ず大きな地震が来るという話を
最近僕の周りでよく耳にする。

仕事場のあるマンションの管理組合の理事会でも
地震に備えた水や食料の備蓄や安全対策の具体的な話が
常時議題として話し合われるようになった。

いつ来てもおかしくないという心の準備と
そしてどうするかという心の整理を
個々がしっかりしておかなければと思う。

ところで一人住まいの友人宅で鍋を囲もうという話になり
彼が検索した土鍋の値段に驚いて、どうしようかとメールを送ってきた。
少々高めなお値段だが、試しにクリックしてみたら?と返信しておいた。

さて、仕事前にサードピニオンを聞きに病院へ。

Have a nice day !
-------------------------今日の一曲-------------------------

SOUS LE CIEL DE PARIS - Edith piaf

二子玉川の駅界隈が大きく変わって、とても広く新しい店も増えた。
数年後にはまたシネマホールやスポーツジムなど巨大アミューズメント施設が
完成予定らしく、ますます渋谷方面には足が遠ざかる。

その大きな広場でバンドネオンの演奏を通りがかりに聴いた。
どうしてもタイトルが思い出せず、帰宅してからも胸に何かがつかえてるようで。
友人にこの曲なんてタイトルだっけと電話するには早朝過ぎたりと、
そんな時の中、メロディーを唄うとそれに該当する楽曲を
選び出してくれるという優れたアプリがipad用にあるのを発見した。

雰囲気を出して唄ってみた。。

エディットビアフの”パリの空の下”。

今は何だって導き出せる。ある意味凄い。

弟がフランス料理の武者修行中 パリには二度ほど訪れた。
あれからもうかれこれ20年くらいが過ぎたのか。
思い出の旋律はどんな年月が経とうと
心の中ではちゃんと当時のまま響きますね。




The Long Goodbye

2011-11-17 | 音楽♪
めっきり冷たくなりました。
とは言っても、
北海道の初雪も例年に比べ17日も遅いとか。

富士の御山の雪帽子もまだまだ浅く
今年は暖冬なのか極寒なのか、いかがなもんでしょう。

みなさん、おはようございます。

色々コメントありがとうございます。
楽しく読ませて頂いてます。

<mimi>
先日メンテナンスに出したギターが帰ってきた。
コンマ何ミリの調整でこんなに弾きやすくなるものだろうか。
楽器というのはどこまでもアナログだからこそ
そこに計り知れない奥深さがあるのだ。

人間も、右から左へとか青から赤にとか
そんな大胆に大袈裟にではなく、
少しだけ考え方の目先を変えるだけで
全く見違える様に変われるのかも知れない 
と ふと思う。

さて左手の指痛はその後も継続中で
先日セカンドオピニオンを聴きに
新しい病院へ。
されど、結果は同じで、今の段階では
なんとも言えず、
「知り合いにギター弾く先生がいてね
指の専門医だから紹介状書くから」と
今週サードオピニオンへ。

これはこういう病気のこれだから
こうやって治しましょうと言われたいもんだが
やはり断定的なものは見つからない。

ま、日々暖めながらお付き合いしていく所存です

このブログでも何度かご紹介した佐野有美ちゃん
、このたびレコード大賞のアルバム企画賞を頂いたそうで
本当におめでとうございます。
レコード会社も、本人も本当に一生懸命に作ったアルバムです。
情報解禁になった午前0時を過ぎてから
すぐに事務所の方から喜びのメールを頂きました。

「これからも”障害者の頑張り”という枠を超え、
ひとりの女性として魅力ある人間になってもらいたい、
そんなことを思いつつ、サポートをしていきます」
という最後の文面にとても心を打たれました。

沢山の応援の影で、まだまだ偏見など見えない壁も厚い中
こういった受賞で、きっとまた多くの方に
彼女の存在を知っていただくいい機会になると
信じています。

有美ちゃん、よかったね おめでとう!

さて、あともう10日程で12月 う~早い。

先週、とっても不思議な人にお会いしました。
次回にまた詳しく。

-------------------------------今日の一曲-------------------------------------

Robbie Dupree - The Long Goodbye(1981)

このロビーデュプリーの数多くのアルバムも聴いたな。
まさにAORまっただ中の80年代 
僕らが通って来た数ある道の中の太い一本

メロディーのシンプルさと洗練されたコード進行
ミュージシャン全盛の時代ゆえのクオリティーの高い演奏
そしてボーカル
今聴いてもホッとする。

多めの言葉と音符と強めの音圧に慣れた日本語の歌に浸かったあとは
こんな曲を聴くと、僕の居場所が再確認できる。

Have a naice sunday !

歩いていこう

2011-11-09 | 音楽♪
生まれて初めての整体を経験したが
こちらの想像を越えた効果があったようだ。

いわゆる荒療治でもなく また指圧のようなものでもなく
ツボと呼吸で優しく2時間。
「僕は痛いところを教えるだけで痛くはしないからね」と
和やかに始まった。

あんた自律神経が失調してるな
昼眠くなるだろ
排気がうまく出来てないね
肝臓が少し腫れてるよ
頭の右も腫れてる
股関節がずれて顔も歪んでる
こりゃ大変だ(笑)

たっぷり2時間身体を触ってもらった後
まず最初に驚いたのは 
座ってごらんと言われて正座が出来た事。
いままで足の甲を重ねないと痛くてどうしようもなかった正座が
何食わぬ顔で膝同士 親指同士を揃えて座っていた。

踵体重で少し立ってると直ぐに足腰が痛くなっていたのが
二つの足裏全体で身体を支えている様な感覚で
立てた。 なんとも心地よい。
触って頂く前は、右半身が(肩や尻の位置)とっても下がっており
左からちょっと押されるだけで直ぐによろけた。
『あんた、来たときは凄くO脚だったね。』

歪んだ身体を真っすぐにしてからでないと
痛いとこだけ触ったってダメなんだ。
歪んでいると流れるものも流れないからね。

あんたの身体、硬いね。考え方も硬いのかな。。

左手の痛みの原因だが、おそらく昔に 特に人差し指は
大きな突き指をしたか強打しているはずと言われた。

「ベロを支えている骨があるんだが、そこが硬いね。
ここをこうやって柔らかくするとあんた、もっといい声になるよ。」

ほら、あんた鏡見てごらん。来た時よりいい男になった。

世の中には凄い人がいるもんだ。

御歳75歳 参りました。

---------------------------今日の一曲--------------------------------

いきものがかり 『歩いていこう』

個人的にとても好きな市原隼人くんのドラマの中でかかっていた、
「ランナウェイ~愛する君のために」の主題歌。
とてもいい曲で僕の好み。 今月下旬に発売らしいですが唄の旨味も充分にあり
本当に才能溢れるアーティスト。
僕もこういう歌をもっと書きたいなあと思いながら聴いていた。
YOU TUBEにアップされているものを中心にすると限りがあり
とても偏ってしまうので、今回は音源なしのご紹介。


MONKEY MAJIK の 「Headlight」
ちょっと前、帰宅途中のラジオから流れていて
最後まで聴きたくて自宅の周りを何周かした。
なんか力が湧いてくる。




So Much In Love

2011-11-06 | 音楽♪
食べ物で好き嫌いはありませんが
キクラゲだけは二度も続けて、
食べた直後に顔が痺(しび)れた経験があり
それ以来 口に入れてない状態。
食感も味も嫌いではないのですが
そろそろ三度目の正直を試してみたくなりました。

青汁ですが、実は数年前から
飲みやすい種類のものを
ヤクルトとブレンドして飲んでいます。
これは中々美味しく頂いています。
この効果は直接的には分かりにくいですが
続ける事に一番の力がある気がします。

みなさんおはようございます。

朝イチで友人のやったテンポ160くらいの楽曲のアレンジを聴き
その巧みな才能に打ちひしがれました。
やはり才能とは引っ張り出す方の役割もあるのです。
いかに引っ張り出してくれる御人と出会うかも
才能の一部なのかも知れませんね。

肝腎要の曲には心まったく動かされずで残念ですが。

三谷幸喜監督作品の「ステキな金縛り」
本当に素敵な映画でございました。
芸術性というのは究極の娯楽作品の中にあるのだと
思わされる程に細部まで心使いが行き届いている作品。

脚本のオリジナリティーある面白さや
演者のクオリティー、そして背景 音楽と
いくつものプロフェッショナル達が集っている、
そしてとてもハートフルな作品。

映画や音楽を作る上で大事な事は、
それをむずかしく感じさせないという事。
ほおっておくと周りが見えず
独りよがりになりがちな自分にとっては
こういう作品を観て、人を喜ばせる事の本質に
引き戻して頂く事はとても必要だと感じます。

お薦めでございます。

映画って本当にいいですね。

-----------------------------今日の一曲--------------------------

Timothy B. Schmit - So Much In Love

先日、田園都市線の溝の口駅のロータリーを歩いていたら、路上ライブで
学生風のアカペラグループが唄っていました”So Much In Love”。
しばし立ち止まり聞き入っておりました。
大好きな曲。

色んな人がカバーしています。
オリジナルは The Tymes(タイムス)という黒人のR&Bグループで
1963年の発売ですが、僕はこの曲と言えば
ティモシー.シュミットが思い出されます。

何か甘酸っぱい青春映画のような匂いのする楽曲です。

さて次回は生まれて初めての整体の感想などを書こうかなと。



How sweet it is to be loved by you

2011-11-04 | 音楽♪
いつも行く焼き肉屋の生ビールを飲んだ瞬間
あれ..発泡酒 と気付いた。
なんて哀しい瞬間だろう。
ここの生ビールが本当に美味かっただけに残念。
今の時代の縮図がこの店にもある。



みなさんおはようございます。

久々に隅田川の後輩と会った。
それにしても、高速道路に寄りかかるように建つマンションの
13階に住む彼は、3/11の地震の瞬間
普段なら見下ろさなければ見えない高速を
横滑りしながら走る車が見えたと言っていた。
それほどに揺れたようです。

何度か被災地にも足を運び、その時々の自分に出来る事を惜しまずやってきた人間。
最近では講演などの依頼もあるようで
年相応のいい顔になってきた。

おそらく自分と自分の周りの人間のなかで
人がそれぞれ持つ可能性を一番使いきろうとしていないのは
僕自身ではないかと、そんなエネルギーのある人達に会うと
いつも思うのです。

いつまでもあがり症でござる、やれ 人混み嫌いでござる
やれ、キクラゲは食べれないでござると
言い訳ばかりしていると 本当にバチが当たる。

そういえば、今年ご縁をいただいてアルバムを制作した
佐野有美ちゃんも講演で全国を駆け回っています。

先日は我が故郷 そして母校のある広島県廿日市にて講演された模様。
何だか嬉しい気持ち。
それにしても有美ちゃん、今年はテレビでのオンエアーも多く
最近は徹子の部屋という番組でも見かけました。

僕の何十倍も心臓が強くて とても説得力のある言葉で
沢山の人に勇気を与えています。
それこそ彼女は自身の持つ可能性を最大限まで引き出している人の一人。
本当に見習う事ばかり。

佐野有美@歩き続けよう
どこかで見かけたら声をかけてあげてくださいね。

さて気づけばもう11月。
早いですね。
ですが、年の瀬モードで今年を振り返るなんてまだまだ早い。
どんどん新しい事に挑戦し 色んな出会いを導きたい気持ちで一杯です。

----------------------------今日の一曲-----------------------------------------

James Taylor - How sweet it is (to be loved by you)

この曲はもともとモータウンのカバーですが、
ジェームステーラーが歌った事で世に知られた作品です。
こういうリズムとこういうテンポの楽曲って
日本ではありそうであんまりないですね。

最近のチャートインしている楽曲ってテンポ感やリズムのバリエーションが似ていて
音楽の種類ってとてつもなく幅広いのに
シングルとなると同じジャンル内では大体”そういった感じのもの”に
引っ張られてゆく傾向があるようですね。

ある評論家の方が、来年は演歌でも歌謡曲でもない
40代を中心としたエイジフリーミュージックが来るのではと
分析されていたようですが、今ひとつ説得力に欠ける印象でした。

まあしかし、大人の音楽もそういう意味では
新しい流れを作っていかないと今のままでは
本当に売れないジャンルの音楽として定着してしまいそうです。
新曲が必要なのかと思ってしまう程、鮮度のない音楽を
毎度同じ様にリリースしてしまう現実に
作り手も聞き手も疲れてきているようです。

その突破口となるような力を持った作品を
僕は日々描き目指すだけです。

Have a good weekend !

このまちにうまれて

2011-11-02 | 音楽♪
自分にとって優良ドライバーの称号は永遠に頂けないのかと
昨夜は本当に落胆した。

みなさんおはようございます。
そしてまたゴールド免許への夢が遠ざかりました。

横浜新道で140キロくらい出ていたかなと思われました。
後ろに突然パトカーが現れた瞬間 終わったと思いました。

んがしかし、計測値は111キロ 新道の制限時速は70キロ。
でしかし、最近の交通機動隊は分かっていらっしゃる。

29キロオーバーの99キロとメーターには表示。
100キロ越えると赤切符のところを
ギリギリの青切符で行政処分3点。
 
わざわざドアまで開けていただいてVIP待遇での違反処理。
最後には「お忙しいところ申し訳ございませんでしたっ!」と
何だか、礼儀正しい後輩に見送られる気分で退散。 
約10分で罰金18000円也。

法に背いた行動をしたのは自身。
そして、おかげ様で免停講習にならなくてよかったという考え方の方向性で
自分の行動をこれ以上悔やむのはやめよう。

しかし、飲酒運転はもちろん、駐車違反などもなく
本当にクリーンな感じでここまで来ていたので
本当に残念。 今一度気を引き締めよ!と言うメッセージでございましょう。

さて、昨夜は藤沢にあるレディオ湘南のサテライトスタジオに
お邪魔させていただきました。
パーソナリティーは つじむらゆみこさん
地元の藤沢を中心にアーティスト活動を続けているシンガーソングラーター。

このまちにうまれて つじむらゆみこ
広島時代からの戦友の上野義雄が関わっているアーティストで、
聞いてみてってCDを送ってくれたのがきっかけなんだけど
何だかアルバム全体が素直で、
丁度僕らの年代が寄りかかって聴けるテイストのメロディーと歌詞と
そして声。
ご縁ありラジオに呼んで頂く事になりました。

上野義雄

彼女は背中にキーボードを背負って定期的にストリートライブもやっているらしいので
是非見かけたら声をかけてあげてくださいね。
何だか、僕らの昔を思い出すというのか
音楽をやりたいって強烈な想いを抱いていた頃を
ふと思い出させてくれるそんな人。

藤沢や茅ヶ崎などという場所がらも
自然に作品のアイテムとして溶け込んでいて
本当にこの街だからこそ生まれた素直で素敵な作品だと思います。
地元に根付いて活動するっていいですね。

僕自身もかつてインディーズアーティストを抱え
サポートしていた時期がありました。
一緒に路上にも立ち その中で学んだ事も沢山。
一枚のCDを手に取り買って頂ける事の有難さは
それはそれは言葉では言い尽くせない感動でした。
そんな積み重ねで大きくなってゆくアーティストの
揺るがない感じが作品も含め大きなオーラとなって
聴いている人に届きはじめるのでしょうね。

路上は冷たい風も沢山吹きますが
その中で見つけた暖かい眼差しは
明日も唄おうという勇気になります。
路上ライブはそんな彼女にもとてもいい栄養となっているようです。

是非 長く続けてほしいですね。


とてもいい時間の後のスピード違反。。でございました。

皆さんもくれぐれも気をつけて





Autumn Leaves

2011-10-30 | 音楽♪
しかし一週間があっという間です。

先日、左手の指の事をちょっと聞いてもらったら
首の頸椎のズレの可能性もあるから
一度診てあげると連絡をいただき
今度ついに整体の先生にお世話になることになった。

みなさんおはようございます。

寝起きには1.5リットルのペットボトルが片手で持てなくらいなので
将来的にもここはしっかり治したい。

最近も徹夜のせいか、腰もいい具合にキシみはじめている。
そろそろ身体の遠くからギクシャクしてきた模様。

仕事で右巻きになった身体を 
たとえばゴルフやリフレッシュする事で
左に巻き戻して保たれてきたバランスだけど
最近は指の関係でクラブも握れず
緑の芝生への興味も遠のき
身体の動きが一方通行のままだ。
もう極力徒歩。


さて、今日は午後から吉祥寺。
楽器の微調整のためメンテに持ってゆく。
11年目のマーチンだが、そろそろ一度プロの手をお借りしての
健康診断。
作曲やアレンジを今までよりもギターを軸にして行いたいという
方向性がより強くなってきているこの頃。

なんとなくイメージは出来てる。
今後の自分の作品に期待大だ。


----------------------------今日の一曲-------------------------------

Eric Clapton -Autumn Leaves(2010)

なんて切ないボーカルなんでしょう。
最初の一声でスーッと心を持っていかれる。
歌と甘い囁きは、内容よりまず声が先(笑)。

色んな人の色んな”枯葉”があり
解釈も様々で面白い。
音楽ってこういうところが素晴らしいと思う。
以前にも述べたが、スタンダードのスタンダードたる所以(ゆえん)が
この歳になってわかってきた。

この人の歳の取り方も格好がいい。
後半のギタープレイといい
こんな歌を聴いて女が惚れないわけがない。







千里を越え

2011-10-23 | 音楽♪
寒がりで暑がりな体質ですが
最近は少し重ね着できるシーズンの方が
気持ちが落ち着く気がします。

おはようございます。
少しご無沙汰していました。

仕事柄やはり部屋の中に閉じこもる事が多く
人と何かを進めてゆくというよりも
まず自分で絞り出す作業のため
外で人と会う予定のない日が圧倒的に多く
殆どがTシャツ何枚かのローテーションで
過ごせた夏だった。

その反動か、この季節になると
襟つきの洋服がとても着たくなる。

仕事や飲み会で夜を跨ぐ日など
夜中に玄関のカギをガチャッと回しただけで
二階で寝ている二匹の犬がドスンという音と共に
ベッドからおりて階段のところで待っているというのが
いつものパターンだけど
どうやら今年の夏すぎたあたりから僕が階段を上がるまで、
犬どもは僕の帰宅にすら気づかないようで
ベッドの上から、ありゃ帰ったん?みたいな顔で首を一瞬起こすだけ。

車のドアをバタンと絞めるだけで、吠えながら玄関まで来ていた習慣も
最近は寝ていてそれにも気づかない事も多く
ゆっくりと背伸びをしながら
ありゃ、もう帰ったん?とアクビまじりでの対応。

とても張りのあるバネの様な瞬発力が少しずつ
マイルドになってきている気がする。
聴覚も衰えてきたのかな。
犬どもの歳をとるという現実をとても実感するこの頃です。

さて、先日はわが母校の広島県立廿日市高校の関東に住む同窓生が
また集いました。
今回は霞ヶ関にある中華料理屋さんでの開催。
その中心になって会を継続しようとご尽力頂いている事に大変感謝しています。
当時の卒業アルバムや先日の合同同総会の写真等を持ち寄り
顔や名前が思い浮かばない場合はその都度 
アルバムで確認しながらのあっと言う間の時間だったな。

震災以降 個人的にも色々な事に対しての価値観が変わった事を
このブログでも何度か書いたけど
会いたい気持ちを先伸ばしにせずに
会える人にはちゃんと会っておきたいなという思いです。

今年の夏の広島での合同同窓会は、そういう意味でも
とてもいいタイミングで連絡をいただいた事に
感謝するばかりです。

同窓の友人達とも時を経てまたお互いにこうして集まれば
少しくたびれて皺の増えた笑顔がむしろ素敵に思えてくる。

瓶出しの紹興酒はとても優しい味 少々飲み過ぎました。

---------------------------------今日の一曲----------------------------------------

夏川りみ-千里を越え(Youtubeより拝借)

今日の一曲は何にしようと思い悩んでいたところ
ある記事で二胡奏者のジャーパンファンさんの事を思い出し
今日はそのご紹介。

りみちゃんの2007年の「フルサト」というマキシシングルのカップリング。
わたくしごとで恐縮ですが、
あまり知られてない作品を知って頂くいい機会にもなるので
ご紹介。
作詞の上田知華さんは丁度海外から一時帰国されていた時で
偶然にも唄入れの時にスタジオでご一緒できた。
編曲は長年の友人の京田誠一

このオケの要である二胡という楽器は、ひとフレーズ入っただけで
その世界に一瞬にしてすべてをもっていかれる。
その大陸的な音色に僕自身とても魅かれ
以前にナナムジカという音楽ユニットのアルバムの中の一曲に
ジャーさんを紹介して頂き、二胡をレコーディングしたことがある。
少し早めのラインだったが、この楽器の特性をもっと知っていれば
もう少しゆったりとしたフレーズを書いただろうにと、
今となっては、とてもいい勉強をさせてもらった。

譜面はあらかじめお渡ししておいて
ご本人に数字の譜面に書き換えていただいた。

京田誠一の得意とするサウンドでもあり
特にこの二胡という楽器を知り尽くしている彼の
編曲は緻密で素晴らしい。

さて、何だか明日は今日より気温が10度も低いらしい。
みんなも体調管理を充分に!

Have a nice day !





気絶するほど悩ましい

2011-10-16 | 音楽♪
おはようございます。

まだまだ日中は気温が高めの日もあり
扇風機を掃除して倉庫にしまうのは
もう少し先にしようかと思います。

数日前だが、重たい腰を上げて整形外科に行ってきた。
自分の想像とは裏腹に、たんなる関節炎だったが(リュウマチやバネ指ではなかった)
それにしてもこんなところにも経年劣化が訪れるとはな。
指が伸ばせない症状は多いが、曲がらないことについては
僕の場合、指の酷使をせず経過を見ることしか手だてはない様子だ。
まあ、近々にセカンドオピニオンでも聴きに別の医院を訪ねるかね。

温熱治療が効果的とあって、自宅ではひたすら暖める。
暖めると全く力強く、チョキにも楽勝のグーが握れるのだ。
痛みもない。不思議マジック。

しかし僕は母親と顔から体質から まあよく似ている。
処方箋の薬待ちをしている薬局の鏡に映った自分の顔は
とても客観的に母親の顔に瓜三つだった。

身体の弱い部分も同じ様に引き継いだらしく
一応電話で母に聞いてみる。
彼女も腱鞘炎で左手には今でも苦労している。
電話の向こうでは元気そうな声。
「あんたも色々あっちこっち出て来たねえ。とにかく早めに病院いって
 親より長生きしなさいよ」と笑いながら言う。
当然自分の親より先には逝かない予定だが
どれだけ生きるかは自分の生への執着の度合いと
あとは神のみぞ知る。Who Knows.

曲書きで座りっぱなしの日々が続くと腰もなんなく軋み始める。
ところで、曲作りで一番に頭と時間を使うのが、曲の長さとフレーズのバランスだ。
もうこれしかないと言っていいほど、要はサイズとフレーズ。
昔に書いた曲は総体的には要素が多くサイズが長い。
今は随分コンパクトな作りになりつつあるが
どこか一ヶ所でも予定調和からはずしてみたい欲望に時間は過ぎてゆくばかり。

僕はひたすら職業作家の道をゆく覚悟。
そんな僕にしか出来ない作品を目指すのみであります。

------------------------今日の一曲-----------------------------------

Char / 気絶するほど悩ましい (1977)<Youitubeより拝借>

しかし歳を取る格好良さってのを、特にこの人からは毎度教わるよな。
この”気絶するほど悩ましい”って曲も発売されてからすでに30年以上たってるけれど
何だか忘れられない曲で。
18歳の時、上京してなんだかんだやってる頃に、
丁度この曲と桑名正博さんの”哀愁トゥナイト”<作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:萩田光雄>が同じ年に発売されて
両曲ともご本人が作曲されたものではない作品だったこともあって
とても印象に残っており、思い出深い楽曲。
僕自身も大好きで練習曲としてよく唄った。

未だ色褪せない言葉は阿久悠さん 作曲の梅垣達志さんとは昔よくゴルフでご一緒してた時期もあり
歌詞が先にあって、あとから曲をつけたと仰っていた。
途中の転調といい、とてもお洒落な作品で こんなん書きたいなあと思わせる一曲。
発売当時の歌もいいけど
Charさんの今の唄もさりげなく自然で、
余計な装飾がないので言葉がスッと聞こえてくる。

そしてこういう作品達を聞いていると
特に歌詞の世界なんかは職業作家としての役割や重要性なんかも
改めてまた明確に見えてきたりして
若くて才能ある作詞家はこれからまだまだチャンスあるし
どんどん出てきてほしいよな。

Have a nice day !




ボーイズ・オン・ザ・ラン

2011-10-10 | 音楽♪
最近特に朝寝起きの時に手で拳が握れない。
関節が硬くなったのか、わりと痛みもある。

このところ時間をかけてギターの練習もしているので
そのための指肉痛かとも思ったが、
振り返れば今までに経験もない。
時間をかけてゆっくり動かしてほぐしていけば
だんだんと手全体が柔らかくなる感じ。

調べると色んな原因があるらしく、
そんな症状を持つ人の数の多さにも驚いた。

頸椎の整体も効果があるらしいが尿酸値の数値が高かった事も
気になりはじめ、少し様子を見ながら対処することにした。

下北沢440で石田匠のライブを見てきた。
カレイドスコープ時代からだいぶご無沙汰だったが
久しぶりに彼の顔を見て歌を聞いた。
10年ぶりくらいかな。嬉しかった。広島出身。

30代後半になる彼のアラフォーにまつわる疾病の話しを聞きながら(笑)
気がつけば俺ももうだいぶ人生の沖のほうまで運ばれて来たんだなあと
普段の生活の中では考えてもみない50代という現実に一瞬戻される。
まあしかし、50代には50代なりの歩き方もあるさ。
また改めて、溝ノ口あたりで飲もう。

久々に鍵盤なしのギターバンドは実に新鮮で
充分に楽しめた。楽曲のセンスもいい。

ひたむきに歌い続ける自分の周りを
ただ時代が回ったり通り過ぎていったりしているだけだよって
なんかそんな立ち位置で変わらずに歌う姿が
妙に潔くて気持ちがいい。

こうやって才能ある奴らが火を絶やさず
歌い続けてゆく事の先(未来)が
もう少しだけ見えてくるような世の中になるといいよな。

下北沢なせいか帰りに友人とお好み焼きでもと入った店だが
関西風でもない広島お好み焼きでもない、果たしてあれは
なんじゃったん?ナメとんの?みたいな焼き物出されて言葉もない。
ダメだよ、ニセモノは。
何も知らない人に
これが広島のお好み焼きと思われると何だかとても残念なんだな。

さて話しは変わり、いつもブログに訪れていただき
コメントしていただいてありがとうございます。
いつも楽しく読ませてもらっています。
何かまた特にメッセージありましたら
info@onionbros.netの方にも寄せてくださいね。

----------------------今日の一曲--------------------------


馬場俊英 ボーイズ・オン・ザ・ラン
(YOUTUBEより拝借)

石田匠のライブを見た後
取りあえず空腹には勝てず、
友人とそのお好み焼きに似たものをつつきながら
馬場くんの話題になった。

この「フクロウの唄」は未だに僕の好きなアルバムの中の一枚。
フォーライフ以降で初の宅録のオリジナルアルバム。
当時のライブハウスで
お客さんが10人に満たない時に唄った
ボーイズオンザランは今でも耳焼き付いている。
お宝になるほどに最高だったし、
こんなライブを続けていれば絶対にその時がやってくると確信してた。
アルバムにも色んなバージョンのボーイズオンザランがあるが
個人的に僕はこの「フクロウの唄」の中にあるものが
何故か未だに心打たれる。

YOUTUBEより拝借したものはその次の[鴨川」というアルバムの中のもの。
その時代にしか出せない気持ちや感情やそんなものを
曲や唄にして記しておけるって本当に素敵だよな。
特にどちらもブレイク前の録音だが、その感じがまたいい。
彼も大好きなSinger SongWriterの一人。それにしても今さらのように名曲。
泣けてくる。

Secret Heart

2011-10-07 | 音楽♪
昨今の気温の変化の日々には、ちょっと身体がついてゆかんね。

いつからか体温調節が敏感に作動しない感じになった体質にも
昨今はだいぶ慣れて来たが、それでも急激な温度変化には身体が慌てる。

しかし、そういう事って口に出して喋ってみると
思いのほか同じ症状の人も案外多くて逆に安心したりする。
表向きは変わらないが、身体の内側では
人はそうやっていろんな事に折り合いをつけながら
日々笑顔で生きているんだなとわかってホッとしたりする。

話は変わって先日、ひょんな事から昔関わっていたバンドの
メンバーの一人の連絡先がわかって早速メールをしてみた。
改めてインターネットって凄いなと思う。
お互いに元気でやっているからこその恩恵だと思うが
彼も同じ音楽の世界で頑張っている事を知り
とても嬉しく愛おしい気持ちになった。

BEE PUBLICというバンドをプロデュースし
活動していた時以来だから
時間的にはもうかれこれ25年くらい経つのだろうか。

時間の隔たりを全く感じさせない程すぐに返事をくれた。
近々に逢う約束をした。とても楽しみ。

楽曲の発注を受けて打ち合わせに行くが
なんだか、レコード会社も昔に比べると
ザワザワした活気が無くなったな。

昨夜も久しぶりに昔の戦友と作家の後輩と
色んな話をした。
戦友とは作家としての自分を当時から買ってくれてたディレクターなり
プロデューサーなり、時代を一緒に戦った制作者。
そんな制作者達に僕は育てられた。
数多くではない。
ほんの一握りの数人が、お前の曲いいね、もっと書いてと
自分ですら知らない何かを引っ張り出してもらった。
作詞家とのペアリング 編曲のアイデアなど
これ!と思った楽曲を売れる楽曲に仕上げる為の神業を
随分見て来た。

その何本かの柱の隙間を色んな人達が通り過ぎただけで
作家にとって要となる制作者は本当は多くいらないと思う。
要望に答えるのではなく越えてゆこうとすれば
そんな作品は誰かが必ず聴いてくれている。
だから、自分のやりたいものに妥協せず
野心をもって作品を作れと後輩達には言いたい。

運も才能の内とはよく言うが
そんな出会いも作品が導くとするなら
一曲たりとも気は抜けない。

-------------------------------今日の一曲--------------------------------------

Ron Sexsmith - Secret Heart(1995)

誰の楽曲の発注だったか忘れたが、こんな感じがやりたいと
参考資料として渡されたロンセクススミスのデビューアルバム。
その当時の自分の向いていた音楽的ベクトルからすれば、あまりピンとこなかったのだけど
彼の他のアルバムも含めて後々僕は彼をヘビーローテーションしていた。

押し付けがましくないメロディーのセンスの良さは見習う部分もとても多い。

さて今朝も晴天の予報。良き一日を!






Don't Let Me Be Lonely Tonight

2011-10-02 | 音楽♪
朝晩が本当に冷えてきたな。
心許すとすぐに風邪が入り込みそうだ。

一時は中止された花火大会だったが昨夜、二子玉川で開催され
夕方の大井町線や田園都市線はえらい人でごった返してた。
浴衣娘も沢山いたが、なにしろ季節的にはもう寒そうで
みているこちらまで寒さが伝わる程だった。


そんな中、広島時代からの親友と溝ノ口で飲んだ。
高校の時に、お互いに将来も音楽やると決めて
あれから35年 今まで色んな事があったが
それぞれがまだ頑張れてる。

たった一杯の酒で顔を赤らめていた頃とは違い
彼も煙草をやめてから、めっきり酒が強くなり
紹興酒の燗と台湾料理でホッくらした後は
自分たちの息子程の歳の若いマスターがいるバーで
ハイボールで盛り上がった。
酒飲みの僕としては、やはり飲める相手は嬉しいものである。

しかし、僕らの世代といえば、
やんちゃな音楽で、ちゃんとした立派な人間になって
ひたすら女にモテようって思っていたけれど、
昨夜もそのバーで働くお姉ちゃん曰く
モテる男の昨今はそうではないらしい。
タイプは?と聞くと”ダメ男”と返って来た。

音楽の事 仕事の事 家族の事 広島の事 将来の事 
ちょっとだけ女の事
色んな事を酒のアテに久々に夜を跨ぎそうになった。

さて先日、友人で作曲家の宮島律子さんより
西城秀樹さんの40周年の記念コンサートにご招待を受け
行ってきました。
律子さんは妹のRieさんと一緒にコーラスユニット(MILK)としても
秀樹さんと同じステージでこれまで23年間ずっと一緒に唄ってこられた。
秀樹さんは同じ広島の出身という事だけではなく
僕はこの方の人としてのあり方や姿勢が大好きで
特に一度体調を崩され倒れられてからこれまでの復活には
敬意を表する気持ちだ。

年齢層はやや高めのペンライトを握ったファンの方達で
二階の後ろまで超満のCCレモンホール。
40周年という事もあり、
デビューから一緒に歩んでこられたファンの方々のためにと
シングル曲が中心のセットリスト。
とにかく当時のオリジナルに忠実に丁寧に唄われる姿には
心を打たれた。歌い手の基本だと思う。
アンコールの一番最後の”青春に賭けよう”(4thシングル)が
僕にとっては何だか一番「ヒデキ」を彷彿とさせる一曲だった。
時代の匂いは強いけれど とてもいい歌。

とにかく御身体を第一に労りつつ 
これからも長く長くエンターテインメントの世界で
活躍していただきたという想いで一杯です。

--------------------------今日の一曲----------------------------

George Benson - Don't Let Me Be Lonely Tonight(2009)

個人的に自分を正直に分析すると、僕にはジャズギターが一番肌に合うと感じる。
好きなギターにジャンルはないのだが、自分はどんなギターを弾きたいのかと問われると
迷わずジャズギターというジャンル。

昔からこのジョージベンソンのプレイも凄過ぎて僕には異次元だが
その凝縮された無駄のないフレーズと卓越したボーカルはまさに
その裏にその何百倍ものスキルを持ってる証拠なんだな。
このアルバムの参加ミュージシャン、選曲、そしてサウンドクオリティーともに
素晴らしいの一言。
”Don't Let Me Be Lonely Tonight”はジェームステーラーのカバー。
大きなスピーカーで聴けば聴くほどに酔いが増す録音よ、ほんま。

Have a nice sunday !







Rio de Janeiro Blue

2011-09-30 | 音楽♪

夕暮れ時の足の長い西日が
仕事場の窓から差し込むのだけど
本当に眩しい数分。
この地球は太陽の惑星であるという事を
認識せざるを得ない程威厳に満ちた夕陽の
その存在の美しさと偉大さに
幾度となく服従させられてしまう。

-斜光線が織りなす陰影が、より一層緑の造形を引き立てる-
富士の御山のてっぺんにうっすらと雪のお皿(鳴沢村)

ミリオンセラーとなった近藤 麻理恵さんの
”人生がときめく片づけの魔法”という本の事が
先日テレビで紹介されていた。

まだそんなに話題になる前だったけど
僕もこの本を読む機会があって
自分の片付け方の参考にさせて頂いた事も多かった。
モノが帰る場所を作るという発想は
当たり前にわかっていたようでも、
実際はまったく意識していなかった事だったからね。

話は変わるが
しかし何だか歌の世界も渾沌として
いや、その前に 人として違うだろうと言いたくなる様な
制作プロダクションなどに出逢ったりすると
心底もうこの方々とは仕事をする気持ちになることはないだろうと
逆にスッキリした気持ちになるのだから不思議だ。
これぞまさに、人生がときめく片付けの魔法にかかったように
気を合わせようとしないものからは縁遠くなる。

これまでにとても売れたアーティストさんだが、
諸行無常 一事が万事である。
礼節のないところに何も生まれん。
ますます誰のために何のために書いているのかを
また模索しはじめそうな感覚である。
ドキドキしながら曲を作ったり
絶対売れる!と気分が高揚したり なんかその辺の基本中の基本を
中々やらせてくれない世界になりつつあると感ずるよな。

さて、今からCCレモンホール。

-----------------------今日の一曲 -----------------------------

Randy Crawford │Rio de Janeiro Blue
(1981)

当時この人のアルバムもよく聴いたな。
ランディークロフォードはまず何と言ってもその声質だろうな。
ボーカリストにとって最も武器になる彼女のこのボイストーンは
一度聞いたら忘れない。

Have a good night !