to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

白老岳(白老川-南西面沢) 2017年5月3日

2017年05月05日 | 沢登り

5月に入ったからスキーとはお別れしていよいよ沢だ。
白老川は昨年も同じ時期に行ったことがあり,割とよかったと記憶していたから先輩を誘って行ってきた。
昨年は林道をかなり歩いてから入渓したが,後から調べてみると核心部をすっ飛ばしていたらしい。
ということで,今年は橋から入渓して少し下り,核心部を歩いてみることにした。

久しぶりの沢だし,天気も良く気温も高い。
オダツ僕らは二股をあっさりスルー。
白老滝まで歩いてやっと気づいた。
言われなくても分かってます,あっしはポンコツですよ。
さていよいよ核心部。
狭くていい感じ。


柱状節理が美しい。
夏なら泳いで突破したいところだがいかんせんまだ5月。
へつってパスした。


核心部は楽しかった。
ここをすっ飛ばすのはもったいない。
そういえば,核心部で先輩が足を滑らせ釜に落ちた。
さすがは釜落濡男(I_am_Ryo氏命名)。
できる男は期待を裏切らない。
ずぶ濡れの釜落氏の写真でも撮ろうかと思ったが,ネギ採り真っ最中の手を止めるのはいかがなものかということで写真はなし。
先輩よりもネギを優先させる冷たい後輩ですんません(笑)

その後は特段何もない。
滝はこれくらいしかなかったはず。


何もないと言っても渓相は明るく歩いているだけで楽しい。
シーズン1発目だから尚更そう感じるのだろう。


わざわざ水流の上を行かなくても普通に右岸を歩いていけるが,ここは当然突っ張る。
沢初めなのだから仕方ない。


尾根へは雪の上を歩く。
藪漕ぎがないって素敵。


雪がまぶしい。
この時期の沢登りにはサングラスも必要だ。


ピークの辺りは雪がなくハイマツの上を歩くが,枝に足を取られてソッコーでコケた。
太ももに枝が当たって痛かった。
そして思い出した。
沢登りってちょくちょく痛い思いをさせられる遊びだったってことを。
ピークにて。


少しハイマツを漕いで雪の上を下る。
実に快適だ。
先輩はシリセードが楽しかったようで,走っては滑るを繰り返していた。
喜んでいただけてなによりです。


下りの南西面沢はマジで何もない。
だからあっという間に道路に着いた。
天気もよかったし楽しかった。
来年の沢初めも白老川にしよう。


今年は昨年よりも数日早く来たせいか,ネギの大きさが絶妙だった。
ネギ採りもまた楽し。