to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

2017シーズン終了

2017年05月01日 | 酔いどれ日記

昨日で今シーズンのスキーは終了。
振り返ってみてみると山行回数はちょうど20回だった。
2016シーズンに比べると10回少なくなっているが,色々と事情があったとはいえ行く行かないを選択したのは自分だから後悔はしていない。

それにしても,20回のうちの約半分9回が羊蹄山というのは驚きだ。
これはパクの滑りに対する意識の変化が大きく影響していると思う。
偉そうに言うのは気が引けるが,パクはずいぶんとスキーがうまくなった。
昨シーズンは滑りに対する苦手意識が大きく,滑りを楽しむといった余裕はなかったのではないかと思う。
しかし,今シーズンは滑りが楽しくて仕方がない様子に見えた。
羊蹄は外輪からスタート地点まで約1400mを一気に滑り降りることができる。
アプローチのための林道歩きもなく,浸食谷を滑ればパウダーが約束されている。
しかも,ほとんどの場合,持っているすべての装備を使うことになる。
1300くらいで板を担いでアイゼンを履き,地獄装備に身を包む。
風雪に耐えながらウィペットを雪面にぶっ差し,外輪に立つ。
登りでもきっちりと僕らを鍛えてくれる。
道内でこんな山はほかには知らないし,札幌からの移動時間が約2時間というのも素晴らしい。
下山後には真狩温泉という御褒美も待っている。
倶知安のラーメン大心も。
そんな訳で昨シーズンは「天気が悪い日にお茶を濁しに行く山」程度だった認識が,今シーズンは「滑りを楽しむために行く山」という認識に改められたのではないかと思う。
パクのそんな変化に加え,僕はもともと羊蹄が好きだから自然と羊蹄に行く回数が増えたのだ。
I LOVE YOTEI


羊蹄の次にピークを踏んだ回数が多いのはトムラウシ。
トムのピークを踏むのは今シーズンが初めてだった。
天気に恵まれ,前トム平で御来光を浴び,siroさんと互いに初めて踏む冬トムピークで喜びを分かち合った元旦は最高の1年のスタートだった。
2月の天人峡トムはまさにTHE DAYで,体力的にも余裕があり,パクと2人で悠々自適のスキーハイキングだった。


北沼の上に立てたのはうれしかったし,旭岳を眺めながらの自動運転は快適だった。
来シーズンも同じルートでまた行きたいと思えるほどに楽しかった。
4月の,昨日のトムは地獄だった(笑)
天気はよかったが僕が弱かった。
厳冬期の1月と2月にトムピークを踏めてたから,実は毎月トム的なことを考えてたりした。
まぁ3月に行けずにあっさりと終了たんだけどね(笑)
北沼から見たトム。


幌加温泉からのニペソツも楽しかった。
前泊はお決まりの糠平YH。
ピークでも快晴無風というあり得ない好天に恵まれた。
前天から赤二ぺは見れなかったけど,来シーズンにお楽しみを残すことができた。


記憶に新しい昨日のトムオプはマジで辛かった。
もうしびれたよ(笑)
今まで口では日々のトレーニングが大事とか言いながらやったりやらなかっりだったけど,今後はちゃんとやろうと思わせてくれる山行だった。


今シーズンは割と天候に恵まれた。
1つ1つ日記を読み返してはいないが,今年はあまり地獄はなかったのでは?
いつも天気がよかったなというイメージが強い。
そうは言っても,羊蹄で風の怖さも知ったし,軽いとは言え初めて凍傷にもなった。
それでも,かなりの高確率でマンダムできたと思っている。


ここでごちゃごちゃと書くつもりはないが,仲間には恵まれていると思っている。
来シーズンは4人揃って完全燃焼できるような山行ができるといいね。
パクの完全燃焼に合わせるとほか3人は命を落とすことになるはずだけど・・・。
まぁ夏も沢やハイキングで四露死苦!


実に楽しい冬でした。