to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

羊蹄山(まっきも) 2016年4月16日

2016年04月17日 | 山スキー

全道的に天気がぱっとしない日は羊蹄山に行く。
僕とぱくさんの間では,そういうことになっている。
だからこの日も,風との戦いになることを覚悟の上で羊蹄へ。

26時にぱくさんをピックアップして,まっきも駐車帯へ。
悟空さんは既に到着していた。
準備をして出発。
まだ風はない。

空が白み出すと,羊蹄様のお出ましだ。


どうやら,思っていたよりも天気はよさそうだ。
色づく地平線と尻別岳。


御来光を背に登るぱくさん。


Co1000辺りまで来ると,雪はすっかりカリカリになった。
スリップしないようにそーっと足を置き,できるだけストックに体重を乗せて登る。
それでも,シールが効かずにスリップする。
腹立つわ,もう我慢の限界!ってことで,板を担いでアイゼンで登ることにした。
雪が硬いからうまるわけでもないし,どうせ後で板担ぐことになるんだから,何回も足回りを変えるのはめんどくさってことで。

ぱくさんは,一眼を手に入れてからとても楽しそうに写真を撮っている。
写真にはあまり興味がない僕には,その気持ちが理解できない(笑)
カメラはTG-4で十分だ。
TGで光条が撮れればいいのになー。
写真に興味がない僕だけど,なぜかNIKONの一眼を持っていたりする。
そして,その一眼の処遇について悩んでいたりする(笑)


アイゼン800は,結構効いた(笑)
ふくらはぎがパンパンです…。
いつもぱくさんと話すんだけど,誰か,ヒールリフター付きのアイゼンを開発してください!(笑)


外輪までもう少しってところまで行っても,風はない。
無風なもんだから,サングラスが曇って曇って大変だった。
風は適度にある方がよい。


さすがに外輪に出ると風はあったけど,予報よりも全然弱かった。
天国です!
いつもどおり山頂で記念撮影。


時間も早いし釜スキーしようぜってことで,外輪をてくてく歩く。
高度感の伝わるような写真だ。
ぱくさん,グッジョブ


今シーズン初の釜スキー。
雪は固かったけど,4月中旬にしてはかなりよかったと思う。
そえにしても,ウェアに色味がほしい…,マジで。


相変わらずかっこいい滑りの悟空さん。


当初は時間あるから1回滑って,登り返してもう1回滑ろうかなんて話してたけど,アイパチ(モンパチみたい(笑))のダメージのせいか全員一致で下山することにした。
またまた外輪をてくてく歩く。


外輪から少しだけ下って,無風になったから大休憩。
それにしても,この天気のよさはなんなんだ。
風との戦いはどこに行った?(笑)
カップ麺とかノンアルコールビールとか持って来ればよかったと後悔。
ハムを食いながらくつろぐぱく。


休憩の後は,長い長い下りだ。
攻めるぱくさん。


攻めない訳がない悟空さん。


柔らかいところとガリガリのところが入り混じった難しい滑りだった。


羊蹄のいいところは,登りはずーっと登りっぱなしで辛いところ,下り楽しく長く滑らせてくれるところ。
いろんな山があるけど,羊蹄ほどお腹いっぱい滑らせてくれる山を僕は知らない。
林道歩きもないし,シールを貼り直さなくていいってのは本当に素敵だ。
なにより,札幌から近いのもいい。
僕は羊蹄が大好きだ!
札幌に住んでいて,山スキーをやっていて,羊蹄に行かない理由を見出すことはできない。
でも,夏道登山は1シーズンに1回でいいかな。
悟空さんみたいに,1日で4コース4往復なんて,絶対無理だ(笑)


山を下りてからも天気がよかったし,いちふじの開店まで時間があるから,道具をアスファルトの上に並べて乾かした。


平和な光景。
夏もあっという間にやってくるのだろう。


本日のメインイベントのいちふじは,まさかの臨時休業。
この「がっかり感」ったらない。
ポークチャップはいつになったら食えるのか…。
失意のまま,とりごぼうを食らう。


そういえば,帰宅途中の車の中で,「異業種女子とのお食事会」の話になった。
それで,僕が「楽しいんだけど,いろいろ大変なんだよ~」的なことを言ったんだけど,それに対するぱくちゃんのお返事がぶっ飛んでいた。
「そういうことに労力を費やすんだったら,スクワットでもして筋繊維の一本でも太くした方がずっとよい。」
彼らしいストイックすぎるご発言だったけど,僕は腹を抱えて笑った。
ぱくちゃん,死ぬまで玄米食いたいのかー?(笑)