昭和9年~10年東京朝日新聞 三角棋戦 まとめ

2006-08-07 19:42:53 | 棋譜
三角棋戦がゴチャゴチャしているので整理しておく。
   
八段A組木村義雄金子金五郎大崎熊雄
八段B組花田長太郎土居市太郎金易二郎
七段C組溝呂木光治小泉兼吉萩原 淳
七段D組斎藤銀次郎渡辺東一山本樟郎
六段E組山北孫三郎宮松関三郎飯塚勘一郎
六段F組平野信助石井秀吉寺田梅吉
五段G組坂口允彦塚田正夫建部和歌夫
四段H組松下 力加藤富久鈴木禎一
四段I組中村熊治市川一郎加藤治郎
四段J組梶 一郎樋口義雄志沢春吉

(昭和9年10月の告知を確認してこの表を書くべきだが確認していない。H組は告知前に掲載されている。)
この結果を受けて
第二次三角棋戦が二組行われる。四段戦(松下・中村・梶)、五六段戦(山北・平野・坂口)で優勝者はそれぞれ松下、平野。
七八段戦は、八段B組と七段D組が三者とも一勝一敗、八段A組の優勝者・木村と七段C組の優勝者・溝呂木の一発勝負となった。既に三角ではないのに三角棋戦の看板は外さない点が面白い。勝者木村が名人関根との記念対局にも勝ち、三角棋戦は幕を閉じた。