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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

同罪

2020年12月07日 21時02分24秒 | 意識論関連

「相互信頼関係のない社会はコストが高くつく」という話をしている奴に限って嘘が酷いのでビックリする

結局 「他人を信用しないと社会コストが高くつくから 俺の言うことは疑うな」という論法らしい

安物の占い師が「他人の言うことを信用しないというのは心の狭い人間だ」などと称して何でもかんでも鵜呑みにさせようとする手口と似たようなものである

泥棒や詐欺が一人でも社会に存在していると 他の大多数が詐欺や泥棒ではないとしてもセキュリティに余計なコストがかかるのは確かだが ちょっと考えれば嘘かどうかを見分けられるのに考え(検証し)ないというのは なんでしょう そんなに「考える」のが嫌なんですかね?

頭で「考え」たからといって 物理的にはさしたるコストなんかかからんのに 主観的に「嫌」というだけで論理客観的検証を放棄する必要性があるほどの「コスト」なんすかね

嘘を見抜けず宣伝された書籍を買って読むコストの方がよっぽど高くつくんじゃないかと思いますけどね

 ◇

社会というものは完全ではない

決して完全無欠の天才が社会安全性に基づいた「目的」に則って作り出したものではなく あくまで凡人達の多数が その場しのぎに構築した「結果」に過ぎないからだ

だから アチコチに間違いとか綻(ほころ)びがある

教えられたことを漫然と鵜呑みにしているだけでは 教えられた内容に間違いがあっても気づくことは出来ず 間違ったまんま間違った行動を受け継ぐことになってしまう

形式マナーや法手続きというものは 気分的な安心感を得ることはできるものの 論理客観的な安全性の根拠はない

法手続きに過ぎない「法の下の平等」も 香港政府を見てれば「権力側に都合の良い平等」に過ぎないことは明らかである

 

学力ビジネスに関わる者たちにとっては 「学力=知能」という大衆観念が 科学的には根拠がないことを周知されてしまうことは 既得権を失いかねない「不都合な真実」であり 従来通りに金儲けを続けるためには従来の学力成績基準を正当化するための屁理屈を大量に陳列してくるのも ある意味必然である

学習塾の講師の類いにとって 社会安全性なんぞどうでも良いのであって 「学力偏差値が高い=頭が良い=金が儲かる」という根拠のない方程式に則って従来の学力偏差値競争にバカな大衆が乗っかってくれている方が得なのである

学力偏差値や学歴が高ければ 就職には有利かも知れないが その学力偏差値が高い奴らによって大企業の不祥事は繰り返されている厳然たる事実を今更否定することは出来ない

集団組織の統率者にとっては 何も疑うことのない従順で能力の高い者の方が扱いやすいとは言えるだろう

だが 兵隊というものは過酷な訓練によって上官の命令を絶対的なものだと「学習」されることによって 戦争などというバカげた行為にも便利に使うことが可能となるのであって 主体的に何も疑うことのないバカによって あらゆる組織腐敗は進行し 暴走破綻への道を突き進むことになるのである

 

人間性や倫理の本質とは 「個人が自律的な社会的責任判断選択を行うこと」である

間違いを含んだ社会に何の疑問も持たずに その社会の中での生存競争を生き抜くための利己的な選択をしていれば 意図していなくても暴走破綻に加担することになる

東京電力社内において 上司に従順に「原発の津波に対する脆弱性を放置」しておいた方が 東電社内における「生き残り」にはなるだろう

こうした構図は国家単位や世界全体でも同じことが言える

「生存」にとって有利な行動というものが 人間性にとっても有利に働く力学は極めて稀である

イジメや差別の被害者は常に少数派や弱者であり 生き残れるのは多数派や強者 或いは何もしない傍観者であり こうした淘汰圧力下においてヒトという種の生物に先天的な人間性が組み込まれる力学は存在しない

それは リチャード:ドーキンスの「利己的な遺伝子」というのは 読んだ者が「自分が生物種として先天的に優秀なものである」という妄想観念に酔いしれ 気分的に満足できることで大衆人気を集めているだけであって 科学的に何かの役に立つような話ではない

にも関わらず 山極寿一や松沢哲郎などの大多数の生物学権威達によって「ヒトには先天的に人間性が組み込まれているはずだ」などという 科学的根拠の乏しい嘘が一向に否定されないのは 生物学界における「生存」にとっては権威に逆らわずに同調迎合するか 或いは傍観放置しておいた方が保身にはなるからである

明確に「遺伝的進化には目的が存在しない」ことを主張しない生物学者達は もはや科学者としては無能なポンコツであることが決定しており 金をとってまで大学で教える価値など全くない集団詐欺とも言える状態なのである

ましてやイマヌエル:カントを鵜呑みにしている「科学哲学者」など論外である

もはや特殊詐欺以上に悪質であろう

こうした学術界の組織腐敗を傍観放置していることもまた 犯罪レベルの話であり 「専門外」を根拠に何の検証もしない益川敏英などの物理学者達も同罪である

「学問の自由」を主張するというのであれば 学術界全体の腐敗を検証し 自浄してから物を言え

それが出来ないなら辞めちまえ

 

 

Ende;


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