水銀混入ごみによる焼却炉の停止に関わる復旧には多大な時間と費用がかかる。清掃一組のホームページでその状況が公開されており、額が大きいもので、2010年の足立清掃工場では約3カ月で約3億円、2014年の中央清掃工場(中央区晴海)では約4カ月で2億円もの費用がかかっている。
出典:↗ごみを分別しない人に教えたい焼却停止の大損失 -東洋経済
他にもホチキスの針などの金属が紙ゴミと一緒に混入することで毎年のように復旧に膨大な時間と費用がかかるという
ホチキスの針くらい大したことはなさそうな「感じ」がしてしまうが 何せ自治体全体から集められてくるので年間トン単位で金属が蓄積されてしまってエライことになるという
パンフレットなどはホチキスで綴じてあるものも多いため 安易に可燃ごみとして捨てるのは税金の無駄遣いになる
金属でなくても可燃ごみとして出された反物が「フィーダー」という装置に絡みついてしまい緊急停止に陥った事例もあるという
反物のような長いものも焼却炉は苦手らしいので 紐やロープも可燃ごみには混ぜない方が良いようだ
もうちょっと具体的に東京都で一括して情報を出してもらわないと税金が無駄になっていることを都民が知らないというのは問題がある
東京都一千万の人口に対して1億というのは 一人あたり10円程度なので軽く考えがちになりそうだが 一人一人が注意すれば無駄にならずに済んだ金額であって ゴミ棄てには注意を払いたいものである
↗その他のゴミ -東京二十三区清掃一部事務組合
焼却炉に限らずガスボンベなどによって清掃車が火災になって廃車になることもあるという
清掃車って特注品なので一台数千万円するんだとか
なんとも勿体ない話である
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