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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

丸め込み詐欺

2020年04月06日 23時03分10秒 | 意識論関連

政府諮問機関は「社会を守る行動を」などと言っているのだが

刑法懲罰などという権力による他律強制ばかりで治療更生や再発防止を優先しない社会制度を放置しておいて

新型コロナウイルスが感染爆発しそうになったからといって急に自制心を要求しても遅いのである

国民に自制心(自律的な社会的責任判断選択=人間性)を求める前に 現状の世の中には一定数の無責任なヒトというのがいることを踏まえ 「なぜ無責任な行動を採るようになったのか」を徹底的に調査検証し 社会の中から自制心の欠けたヒトを可能な限り減らしておく必要性があったのである

「たかしくんは、やさしいきもちになりました。」などという主観的感情論で人間性を発揮させようとする現在の道徳教育では 自己客観性や自制心は身につくことはなく イジメに対してすら何の効力も発揮することはないのである

「たかしくんは、やさしいきもちになりました。」などという話をされても 親から何らかの虐待やネグレクトを受けて育った子供からすれば 「へぇ そうかい 何食ってたらそんな気持ちになれんだろうなぁ」と腹の底では思っていてもおかしくはない

気分的に「やさしい気持ち」にさえならなければイジメや暴力が正当化されるわけではなく あくまで社会全体の安全性や持続可能性に基づいた理性によってこそ あらゆる迷惑行為としての「人災」は回避されるのである

原発の津波に対する脆弱性を組織的に放棄する東京電力の「体質」の中では それに抗うことは決して「優しい気持ちになりました」などというお伽話でどうにかなるようなものではない

個人が自律的な社会的責任を負うという 人間性や倫理というものは「気持ち」などという主観的感想でどうにかなるものではなく

あくまで自己客観的論理検証性に基づく判断選択が必要不可欠なのである

 ◇

野井良治による「主観が大切」などと言う話には合理的根拠が著しく欠けており バカな哲学者達や養老孟司のような人気オカルト「作家」共による洗脳(思考停止)にまんまと引っかかっているだけであろう

言っておくが 養老孟司というのは「客観的事実などない」と言い張ったオカルト「作家」に過ぎず 「ヒトはいままで実証不能の観念を振り回し、他人に多大な迷惑をかけてきた。ヒトとはそういうものであると考える」と称して あたかも「ヒトという種の生物は実証不能の観念を振り回し他人に多大な迷惑をかけることをやめさせることは原理的に出来ない。」かのような「諦め」しかしていない

ヒトという種の生物は 先天的には実証不能の観念を振り回し他人に多大な迷惑をかけてしまう著しい傾向(習性)があるとは言えるが それを踏まえてどのように改善するのかについては 養老孟司は一切言及していないのである

つまり 養老孟司は他の「哲学者」達と同様 結局は「何も言っていない」のであり 何の役にも立たない話でバカな大衆を丸め込んで人気を得ているに過ぎない

バカな大衆や バカな「哲学者」達は養老の著作を読んで「何かがわかった」ような気分的錯覚で安心満足しているだけであり 野井良治もその罠にまんまとひっかかっているのであろう

哲学というものは「役に立たなくても良い」のではあるが

だからと言って「何の役にも立たない話で満足して 何かがわかったような錯覚に陥っていて何も考えなくなっていて良い」わけではない

「役に立たない話」を あたかも「何かの役に立つ」かのように勘違いしているからこそ 真実が見えなくなってしまうのである

「役に立たない話」を「役に立たない話」であると理解認識せず

「役に立たない話」で安心満足して「何かの役に立つはずだ」と勝手に勘違いしているから「地下鉄に毒ガス散布」などという訳のわからぬ行動をも採るようになるのである

これが「洗脳」というものの基本原理である

 

Ende;


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