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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

治らない

2021年04月30日 11時17分16秒 | 意識論関連

ウイルスは宿主の遺伝子を書き換えてしまうことがあり これによって宿主の遺伝子変異が生じ 偶然進化につながったこともある

勘違いされては困るのは 私達が見ることのできる遺伝情報の全ては過去に進化に成功した事例だけであって 失敗例は絶滅して見ることができないということである

放射線であろうと 配偶交配であろうと ウイルス感染によるものであろうと 遺伝子の変異が進化に影響を及ぼすことはあるものの あくまで変異を促しているだけであって生存や種の保存や進化の保証は全くない

あくまで膨大な変異の中から偶発的に環境適応できた個体だけが生き残ったという「結果」が遺伝的進化の実相である

遺伝的進化というものは ランダムな変異とその後の淘汰圧力による偶発的な「結果」だけであって ヒトにもウイルスにも あらゆる生物にも意図だの「目的」は存在しない

「ウイルスによってヒトが進化するかも知れない」などと呑気なことを言っているバカがいるが 変異さえ起これば全てが都合よく進化につながるわけではない

変異というものはバリエーションの拡大しかもたらさず その後に強力な淘汰圧力による選別があって はじめて遺伝的に進化するのである

つまり 文明が崩壊するほどの大量死滅を伴わなければ遺伝的進化にはつながらないのである

能町みね子は「人類全体に目的があるのかもしれない」などと述べていたが

それこそが文化系大衆観念的妄想錯覚である

 

「ウイルスは必ず弱毒化する」などと言い出すバカが時折出てくるが 変異によって弱毒株が生じたとしても 弱毒株以外が全て宿主ごと死滅しないことには弱毒化への「進化」は生じない

アナウサギなど自然環境下における事例の結果だけを見て「ウイルスは弱毒化する」などと言い出すのは 遺伝的進化のメカニズム構造を理解していないバカの発想である

遺伝的進化の全ても あくまで偶然成功した現存種の事例しか我々は観察することができないのである

数十億年にわたる膨大な生物史の中では 実際には幾度も大量絶滅が生じていることがわかっており

コンピューターシミュレーションにおいても適応種以外が全て死ぬことが条件である

過酷な自然環境のような強力な淘汰を伴う阿鼻叫喚の地獄絵図なくして遺伝的進化は生じない

遺伝的進化によってヒトが生まれてきたのは確かだが ヒトでありさえすれば人間性が伴う保証もなく 「知的生命体」であるとも言えないのである

夜中に泥酔して都知事をくさしてマウンティングしたつもりになって満足しているバカを 「知的生命体」などと呼ぶことは到底できない

ミャンマーの軍事政権のように武力で権力を掌握しようとするなど もってのほかである

ヒトとはそういう「残念な生き物」であることを自覚し 残念ではなくなろうとする「目的意識」が働いて 初めて知能として機能するのである

遺伝的進化というのはハードウェアの進化であって 知能というソフトウェアは論理客観的検証性という意識の本質が働かなければ ハードウェアのバグにパッチを当てることもできない

それはすなはち「バカも治らない」ということである

バカが治らないと どうなるのか

あらゆる問題が解決できずに絶滅するのである

 

 

Ende;


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