プログラミングを習得することと 特定のプログラム言語を習得することは同じではない
組み込みのプログラミングとか 特殊な高速処理を必要とするアルゴリズムを組む時にはC言語やポインタやインラインアセンブラの知識が必要になることもあるとは言え
通常のソフトウェアを作る上においては知らなくてもナントカなるはずである
そもそもオブジェクト指向ってのは間違えてシステムごとぶっ倒れるような動作にならないようにポインタ操作などの危険性の高いものを隠蔽するためのものであって
CPUがPentium133Mhz システムメモリ48MBに最適化するような(笑うな!)プログラムでなければ 既にスマホでさえも数Ghz 数GBに達するアーキテクチャ上で危険を犯してまでチマチマ高速化をする意味ってのはほとんどない
やれ「Lispを覚えろ」だの「ポインタは知っているか」などと通ぶって上っ面な知識をひけらかして素人を煙に巻いとけば大衆人気を得るこた簡単らしいが
現状のプログラミング言語というものが数年後には陳腐化する事態というのを嫌と言うほど体験してきた身からすれば 今の学生にとって必要なのは特定のプログラミング言語を習得することではなく
プログラミングに必要なアルゴリズムの組み立て方や論理的思考を身につけることである
それらはプログラミング以外でも役立つものでもあるからだ
そもそも「知識のエコシステムを生態系のピラミッドになぞらえれば」などといった論理的に支離滅裂な話をしだすペテン師のプログラミング論に意味があると思っているのは プログラミング経験のない素人だけであろう
哀れな話である
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