8.2Aタイプ(40mm×40mm)のペルチェ素子を直列で2個つないで12Vの電圧かけてみた
奥のヒートシンクは秋月で買った110円のやつで
手前は2mmのアルミ板を30mm×100mmに切り出して穴をあけてM3のビスでつないだ自作のもので まだ熱伝グリス的なものは塗ってないんだけど放熱能力は秋月のものよか高いようで 電源切った後の吸熱側への熱の戻りも少ない
放熱面積も重さも倍以上あるけどね
自作ヒートシンクの重さを測ろうにもキッチンスケール的なものがないのでわからないのだが
アルミの比重をググると2.71とあるので 板厚0.02×10枚=0.2
0.2×0.3×1=0.1626kg=162.6g
で計算あってるかな
持った感じもそんくらいだと思う
周囲に切れ込みとか穴開ければ放熱面積も増えて軽量化にもなりそうで
まだ性能の伸びしろはあると思う
↗電流計の動き -YouTube
電源入った直後に突入電流が3Aくらいあるんだけど すぐに2A程度に下がって安定する
直列につながず1個だけに12Vかけても4Aくらいしか流れないんじゃないだろうか
とは言え 今手元にある電源が5A型なので 瞬発的には6Aくらい流れてしまうのは怖いので実験は見送るよ
そういやAmazonのレビューでも4Aくらいしか流れない的な話があったな
12Vで4Aってこた 48W
125ccのバイクのヘッドライトのハロゲン電球が60/55Wとかなので 昼間ライトつけなきゃ48Wくらい使ってもバッテリーがあがるこたないんじゃなかろうか
直列で2個使った場合には2Aで 24Wにしかならないけど それなりに結構冷える
直並列で4個つなげた方が放熱が楽なんじゃないかと思う ペルチェ素子ってそんなに高価なもんじゃないし
CPUの水冷ブロック的なもので水を冷やしてポリエチレンチューブ内に水を循環させればヘルメット冷却ソリューションが作れるんじゃないかと思っている
問題はポンプで チューブポンプだと圧力はチューブが破裂するほど高いらしいんだけど 量や速度が全然足りない
あと一般的なのはダイアフラムポンプで Amazonとかでも1500円くらいで売っているのだが 構造的に騒音とか振動が激しいのかもしれない
知らんけど
使ったことないから
タミヤの工作キットに水上バイクがあって これは遠心ポンプ方式を用いている
↗水上バイク工作セット -タミヤ
音の静かな水ポンプの良いのがみつからない
試しにダイアフラムポンプ買ってみようかしら
◇追記:
温度測ってみた
9.2cm角のファンで冷やしながら測定
室温に対して最大-23.8℃まで下がったのだが
測定している方のペルチェ素子の端子電圧が6.5V近くあって 必然的にもう一方は5.5Vくらいしかかかってない(*:後述)
ヒートシンクの違いが原因なのか それとも素子そのものの個体差があるのかはよくわからない
テスターで抵抗値を測ってもレンジが足りなくて違いがよくわからないが 何となく個体差があるようにも見える
電源落とした後にどれくらい吸熱側に熱が戻るのかも見てみたが
最大で+0.6℃しか戻ってない
自作ヒートシンクが結構高性能だった
*:なんのこたない自作ヒートシンクにつけてたペルチェ素子は6.3A型だった
レシート見直したら1,160円って書いてあった
そりゃ抵抗値が違って当然だわ
ちなみに
ニッケル水素充電池4本(4.8V)をつないだ場合
6.3A型の電流値が1.4A
8.2A型の電流値が1.8A
4.8Vを1.4Aで割ると 3.42857142857142Ω
1.8Aで割ると 2.66666666666666Ω
電圧によって抵抗値が変わるかも知れないので参考までに載せておくよ
Ende;