「本物の歯ではなく歯に似た構造の方が多い事実は、必要に応じて自動的に歯が進化するわけではないことを示している」と、イェール大学の進化生物学者ギュンター・ワグナー氏は今回の研究に対し指摘する。
この点を考慮すると、自然選択の観点からではフクロアマガエルが下の歯を再獲得した理由を説明できない。自然選択とは、同じ種の中で有益な特質が時とともに広がっていくことだ。
「謎に包まれていることだけは確かだ。非常に興味深い」とワグナー氏は述べている。
今回の研究論文は、「Evolution」誌オンライン版で1月27日発表された。
出典:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/3800/
⇨進化生物学者のギュンター:ワグナーが他にいるのかどうかは知らないが もしNHK「ジェンダーサイエンス」の中で「子宮内膜を厚くするように考えた」と説明しているバカと同一人物だとすれば ワグナーの言っていることは支離滅裂で意味がない
遺伝的進化によって環境適応による収斂が起こることは確かだが 環境に適応しさえすればそれ以上の収斂は起こらず 決して完全無欠の絶対最適化にまで適応するメカニズムはない
変異も常に生じており ヒトに尻尾が生えたり 全身毛むくじゃらで産まれてくる事例もあり 決して一方向にしか変異が起こらないわけではなく 変異自体は何が起きてもおかしくはないのである
単なる変異を短絡的に進化だと結びつけるのが間違いであり 様々な変異の後に淘汰圧力による収斂が起きることで始めて進化という結果に至るのであって フクロアマガエルの下の歯が環境適応していれば残るし 適応していなければ残らない
突然変異のバリエーションを見て面白がったり不思議がるのは結構だが バリエーション拡大自体は進化ではなく その後の淘汰圧力による収斂の結果も込みで遺伝的進化となるのである
淘汰圧力が働かなければ収斂も起こらず 新種としてバリエーションが拡大しても何の不思議もないのである
ヒトが文明以降に様々な容姿にバリエーション拡大したのも 淘汰圧力による収斂が起きなかったことに因るものである
「必要に応じて自動的に歯が進化するわけではない」と言っておきながら 一方では「子宮内膜を厚くするように考えた」などと言い出すのは論理整合性がなく 科学者としてデクノボウにも程がある
必要に応じて子宮内膜を厚くするように自動的に進化することなどできないのである
ことほど左様に生物学者というのは支離滅裂な「説明」を平気でやらかすデクノボウが大半であり 一貫した理論に基づいた検証なしにバカ生物学者の言っていることを垂れ流して良いわけではない
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