適応戦略【てきおうせんりゃく】
生物の形態や生態の違いを社会生物学的な観点から解釈した表現。
それぞれの生物は自らの子孫の存続のためにそのような戦略を採用しているという考えに立つ。
例えば,大きな卵を小数産んで大事に育てる動物と小さな卵を大量に産みっぱなしにする動物がいるが、この選択は一般に、その動物が置かれた条件によって決まる。
すなわち、産卵・保育に要する総費用(コスト)と、得られる利益(生き残る子の数)との収支が問題になるので、適切な数学的モデルによって最適解を得ることができる。
こうして得られたものを最適戦略または進化的に安全な戦略(evolutionary stable strategy。ESSと略記)と呼ぶ。最適戦略は一つの種で一つとは限らない。例えばなわばり雄となって雌を独占する生き方と、周辺でなわばり雄の目を盗んで雌と交尾する生き方は共存でき、2つの戦略の比率は理論的に算出可能である。このような場合には混合ESSと呼ぶ。
evolutionary:進化論
stable:安定
straegy:作戦(戦略)
⇨「適切な数学的モデルによって最適解を得ることができる」とあるが 生物が最適解に到達したのは進化の結果であって 目的に則って戦略的に獲得したものではない
最適解以外 つまり環境適応できなかった個体種の全てが死滅した結果 偶発的に最適解に最も近かった個体種のみへの収斂の結果である
しかも最適解に近い遺伝的形質や習性は自分からは選択不可能なものであり 「適応戦略」という言い回しは論理的に間違っている
「straegy(作戦・戦略)」というのは あくまで選択可能な事柄において使う言葉であって 偶発的に適応しただけの遺伝的進化に用いるのは論理的におかしい
こんなこと いちいち説明せんとわからんか
どんだけ頭悪いねん
Ende;