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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

信頼という罠

2023年01月24日 23時44分23秒 | 意識論関連

細田千尋 東北大学

2022年 神経伝達物質アミリン 隔離させると減少する 6日で枯渇

脾臓から分泌

MITでの実験 背側縫線核 孤独を体験すると活性する

山極寿一 一人ゴリラ 不安で仕方ない

カズ:ゴリラにも排除差別があるんすか

集団になるとバカになる

集団は「集合知」のメリットもあるが デメリットもある

内側前頭前野の活動(理性)が低下

他人の痛みに共感する島皮質の活動も低下

実験だと20~30人で集団はバカになる

15人なら自覚がある(山極寿一)

集団に流される快感

扁桃体ジャック

扁桃体(情動)が前頭葉(理性)をジャック 脳全体を情動でジャック(乗っ取り)される

理性のブレーキが働かなくなり暴走する

対策:自分のことを客観的に見る

 

○同期脳

川崎真弘 大学院情報科学研究科

生徒と教員も脳波が同期することがある

オックスフォード大学 共同でボートを漕ぐと痛みがやわらぐ

脳同期を引き出す動作 アイコンタクトが効果的

下前頭回

目を見て話すと脳波同期を促すと考えられる

2022年スタンフォード大学での研究で脳波同期率がリモートだと低下する

⇨脳波同期にもデメリットがあり 論理的根拠のない話にも脳波が同期してしまうと話の内容を鵜呑みにしてしまいバカになる

 

○山極寿一 ゴリラ研究

集団コミュニケーション

「一旦ゴリラになってみる」 メスに襲撃された ⇨まあ 無謀なだけ 何の自慢にもならん

ヒトと共通の祖先を持つ

10~15頭の一夫多妻の家族だけ

家族は見返りを求めないが

チンパンジーは共同体なので

ヒトは家族と共同体の重層構造の社会を持つ

唯一人間のみ ⇨厳密には「ヒトのみ」

ヒトの脳はゴリラの3倍

集団サイズが大きくなったために脳肥大が必要となった

ロビン:ダンパー説 集団規模と脳容積の相関

現代人の集団サイズの上限は150人程度と想定される

ヒトは進化の過程で集団規模と脳容積の相関が途中で途切れている

言葉を持つことで脳に記憶する必要性がなくなった

⇨まあ 無駄に脳肥大してもデメリットもあるだろう

言葉によって情報を圧縮(抽象化)することで

言葉は気持ちを伝えるためのものではなく 情報を伝えるための道具

信頼関係を作れない

信用社会を築けなくなっている

言葉を持たぬゴリラ 身体を共鳴させ「信頼」「同調」するコミュニケーション

ヒトの目は白目がある

嗅覚味覚触覚にはリアリティー(主観的感覚)があるが 視覚聴覚にはない

カズ:相手が悪意を持っていれば騙されることもある

 

⇨主観的感覚に基づく「リアリティー」とは 所詮は情動としての気分的安心満足感に過ぎず 山極の主張する「信頼」というのは自発的論理検証に基づいた真偽の判定よりも 主観的感覚としての「信じたい」という情動に過ぎない

主観的感覚として「信じたい」と思ったとしても 「相手が悪意を持っていれば騙されることがある」のも 主観的感覚としての情動が優先して論理客観的真偽の検証が後回しになってしまうという先天的な認知上の欠陥が存在しているからである

詐欺師が面と向かって話ていても 嘘かどうかは見抜けないことも珍しくはない 詐欺師は騙して金品をまきあげる欲望によって全力で丸めこもうとするが 騙される方は詐欺師の必死さにほだされて丸めこまれてしまうのであり 「信頼」さえすれば何でも解決するかのような山極の論説は論理の飛躍 論理的穴があり 都合の良いこじつけである

ヒトは理性によって観念的猜疑心に依らぬ論理的理解によって無駄な懲罰的暴力に陥らずに済ませることも可能であり ゴリラのコミュニケーションを模倣しなければ信頼できないというのは「ゴリラの正義」にしかならない

実際には山極はゴリラから信頼されずに襲撃されているのであって 著しく説得力を欠いている

山極の主張における論理の飛躍や穴を誰も見抜けないのも 観念的「信頼」に因るものであり 観念的に「信頼」してしまうことで自発的論理検証を誰もしなくなってしまうのである

 

 

 

Ende;


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