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面白い映画を観たいと、面白い映画を並べました。

パトリス・ルコント

2012-03-04 01:59:19 | 映画監督
パトリス・ルコント

1947年、パリ生まれ。
婦人科の医師だった父親が大の映画好きで、
その影響で13歳の頃から映画館へ通い始める。
20歳のとき、IDHEC(高等映画研究所)の監督科を専攻し、
自主制作の短編映画を多く監督。卒業後、漫画雑誌「ピロット」
のアシスタントを経て、五年間、漫画家として活動。

映画界へ入ったのは72年、ジャック・ドワイヨン監督の
「西暦01年に」にワンシーンだけ出演。
75年「トイレの鍵は内側から閉まっていた」で長編デビュー。
撮影は技術的な困難の連続に見舞われ、失敗作に終わる。
しかし、カフェ・テアトル「スプランディド」のメンバーに
気に入られ、彼らの人気舞台「愛、貝、甲羅」を映画化しヒット。
84年、逃走アクション「スペシャリスト」で、
フランスは観客動員数100万人を超える大ヒットを飛ばし、
実力を認められる。その後、フィリップ・カルカッソンヌと
出会ったことをきっかけに作風が一転。

89年、「仕立て屋の恋」がカンヌ映画祭に出品され、
国際的にも高い評価を受ける。
90年、「髪結いの亭主」でルイ・デリュック賞を受賞。
日本でも半年を越えるロングラン・ヒット。
96年、「リディキュール」ではカンヌ映画祭の
オープニングを飾り、セザール賞の作品賞を受賞。
99年、「橋の上の娘」を発表。
02年には、娼館で生まれ育った男が薄幸の娼婦に
一途な愛を捧げ続ける「歓楽通り」を発表。
現在、日本でもたくさんのファンを持つフランス映画界の名匠。

ぼくの大切なともだち(2006)
歓楽通り(2002)
パトリス・ルコントの大喝采(1996)
タンゴ(1992)
髪結いの亭主(1990)
仕立て屋の恋(1989)
タンデム(1987)


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