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ルネ・クレマン

2012-09-02 19:26:37 | 映画監督
ルネ・クレマン

パリの美術学校で建築学を学び、16ミリで短編映画を製作。
その後、陸軍の映画班に入り、記録映画の製作に携わる。
除隊後の34年よりカメラマン、助監督として映画界に入り、
アニメーション映画、記録映画を発表。

44年、軍事活動委員会が、第二次世界大戦中、
ナチス占領下のフランスの鉄道従業員組合のレジスタンスを
描く映画をルネ・クレマンに依頼し、45年、
セミ・ドキュメンタリー映画「鉄路の闘い」を発表。
作品のリアリズム表現が評価され、第1回のカンヌ映画祭、
グランプリと監督賞に輝き、ルネ・クレマンの名声を上げる。
51年には、幼い子供たちを通して戦争の無残さを訴えた
「禁じられた遊び」を発表。ヴェネチア映画祭、金獅子賞と
アカデミー賞、外国語映画賞を受賞。
55年には、エミール・ゾラの小説を映画化した「居酒屋」
など、高い評価の作品を発表し、世界的な巨匠となる。

59年、アラン・ドロンを主役にした「太陽がいっぱい」が
世界的な大ヒット。以降は、商業映画の監督として活躍し、
60年代後半からはスリラー映画を多数製作、「雨の訪問者」
などを発表。

75年公開の「危険なめぐり逢い」以降は、映画から離れ、
96年、死去。

雨の訪問者(1970)


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