アヌーク・エーメ

アヌーク・エーメ

両親は共に俳優の家に生まれる。１４歳でダンスを習い、
ルネ・シモンの演劇講座に通う。そこでアンリ・カレフ監督に
見出され、４６年の「密会」で映画デビュー。

その後、彼女と仕事をした脚本家のジャック・プレヴェールが
彼女のために現代版“ロミオとジュリエット”、
４９年の「火の接吻」を書き上げ、主演したアヌークは、
その美貌より注目を受けることになる。
５８年の「モンパルナスの灯」を経て、「甘い生活」、「８1/2」
とＦ・フェリーニの映画で、Ｍ・マストロヤンニと共演。
そして６６年、フランス映画の名作「男と女」に出演。
アカデミー主演女優賞にノミネートされ、人気を決定的に。

７０年の結婚を期に芸能界から退くが、７６年の
「愛よもう一度」で復帰。８０年には「SALTO NEL VUOTO」
でカンヌ映画祭の主演女優賞を受賞。
結婚は「男と女」の共演者、ピエール・バルーや
アルバート・フィニーなどと５回経験している。

フレンチなしあわせのみつけ方（2004）
男と女（1966）
甘い生活（1959）