ビリー・ワイルダー

ビリー・ワイルダー

新聞記者、脚本家として活躍するが、
ユダヤ人であったためナチス党の台頭とともにフランスに移住。
その後メキシコを経てアメリカに移る。
チャールズ・ブラケットと出会い、二人で３８年の「青髭八人目の妻」で
初めて共同で脚本を執筆する。このコンビは５０年の「サンセット大通り」
でコンビ解消するまで続き、数々の名作を生み出す。

また、映画監督のエルンスト・ルビッチから
多大な影響を受け、ビリー・ワイルダーの部屋には、
“　ルビッチならどうする？　”と書かれた額が飾られている。

監督第４作目にあたる「失われた週末」でアカデミー監督賞と脚色賞を受賞。
ハリウッドのトップ監督の仲間入りを果たす。
「お熱いのがお好き」、「アパートの鍵貸します」に代表される
シチュエーション・コメディの傑作を次々と生み出す一方、
「サンセット大通り」、「情婦」といったサスペンスにも才能を発揮、
“　脚本が中心　”の職人気質の監督として映画史に輝く偉大な映画作家。
アカデミー賞に２０回ノミネートされ、５回受賞。

４９年に女優と再婚。

フロント・ページ（1974）
アパートの鍵貸します（1960）
お熱いのがお好き（1959）
情婦（1957）
麗しのサブリナ（1954）
サンセット大通り（1950）