カトリック教会の問題

公会議後の教会の路線は本当に正しいのでしょうか?第二バチカン公会議後の教会の諸問題について、資料を集めてみたいと思います

第二バチカン公会議の問題点は? :2

2017-01-20 20:10:17 | 第二バチカン公会議
更には、第2バチカン公会議が準備していた草案は捨てられ、革新派の準備していた別の草案によって取り替えられました。その新しい草案は、審議を通ってしまいました。カトリック教会がかつて排斥していた誤謬も、残念ながら多かれ少なかれ混じっていました。
 それでは、どのような点が、誤謬であると指摘できるでしょうか?いくつか例を挙げてみます。







第2バチカン公会議は、「友好的な呼びかけにほかならず」「教会は特別の教導権によって特別の教義を定義しませんでした」が、その全体において、リベラルな思潮を推進し、聖伝に基づくカトリックの教えから離れようとする精神によって起草され・動かされたものだった、と言わなければなりません。
教皇様は、キリストの教会を立てるために権能を与えられているのであって、それを破壊するためではありません(2コリント13:10)。(第1バチカン公会議 Dz 1836、ピオ12世 Sacramentum Ordinis, Dz 2301、ピオ9世 Quanta Cura §1)
教会の教えは、変わることがあり得ません。(聖ピオ10世 Lamentabili, Dz 2021)

 第2バチカン公会議についてルフェーブル大司教が言っていることを聞いてください。

「公会議後の適応だけが良くなかったと言い張るのは不可能なことです。聖職者たちの反抗、ローマ教皇の権威に対する反対、典礼と神学のありとあらゆる逸脱、教会を離れる人々の激増、これらは公会議とまったく関係が無かったとでも言うのでしょうか?まさか!これらの現象は公会議の実りなのです。」

 将来カトリック教会が、正確な言葉遣いをして、ハッキリと自分の変わり得ない信仰が何であるか、を荘厳に不可謬的に取り消しのつかない方法で、つまり特別の教導権によって、教義を定義し、全ての異端と謬説をハッキリと排斥する日が一日も早く来ることを願ってやみません。

参考文献

The Catholic Church and the Second Vatican Council

The New Sacrament of Extreme Unction


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