カトリック教会の問題

公会議後の教会の路線は本当に正しいのでしょうか?第二バチカン公会議後の教会の諸問題について、資料を集めてみたいと思います

聖人のインフレ

2017-01-07 02:10:24 | 列聖
私はカトリック信者です。カトリックの伝統と使徒継承を信じます。しかし、第二バチカン公会議後の教会はおかしいのです。数が多すぎて、そのすべての箇所を同時に挙げることは不可能です。思いつくものから、一つずつ紹介していきたいと思います。

例えば、公会議後のカトリック教会では、やたらめったら聖人が大量生産されています。それまで、少ない時だと、100年間にせいぜい一人列聖だったものが、公会議後は僅か数十年で500人以上の列聖です。

その中には、必ずしも信仰とは関係のなさそうな事由での列聖もあります。

(参考資料)

16世紀:1回の列聖式
17世紀:10回の列聖式、24名の聖人
18世紀:9回の列聖式、29名の聖人
19世紀:合計で8回の列聖式、80名の聖人
(レオ13世の統治期間(1878年から1903年まで):4回の列聖式、18名の聖人)
20世紀:
聖ピオ10世(1903-1914):2回の列聖式、4名の聖人、
ベネディクト15世(1914-1922):2回の列聖式、3名の聖人
ピオ11世(1922-1939):17回の列聖式、34名の聖人、
ピオ12世(1939-1958):21回の列聖式、33名の聖人、
ヨハネ23世(1958-1963):7回の列聖式、10名の聖人、
パウロ6世(1963―1978):20回の列聖式、81名の聖人、
ヨハネ・パウロ2世(1978年から2002年10月6日までの間):468名の聖人

http://www.immaculata.jp/mag2003/manila172.html