ネットワークにつながりすぎ!

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ときどきニュースに文句言いまくり。

「NHK受信料不払い者への最後通告について」の報道における急所1

2006年10月06日 10時01分37秒 | その他
※先に断っておきますが筆者はNHKの受信料不払いを推奨しているわけではありません。

さてgooニュース内の下の4記事を見比べてもらいたい。

NHK、不払い48世帯に“最後通告”文書郵送へ(読売新聞) - goo ニュース

NHK受信料不払い、11月にも「督促」申し立てへ(朝日新聞) - goo ニュース

NHK、受信料不払いの都内48件に最後通告 未契約1000万件を提訴も(産経新聞) - goo ニュース

簡裁通じ11月に督促 受信料不払いでNHK会長(共同通信) - goo ニュース

概ね同じ内容だと思うが、この4記事を見ると、大変極端ではあるが
「都内の不払いは48件だけで、この48件はものすごく悪い。」
というように感じられないだろうか。

次に毎日新聞配信のニュースを見てみると、
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <NHK>受信料不払いに最後通告 都内の47世帯1事業所

この中にはじめの4記事を読んだだけでは一切わからないことが書いてある。
つまり48件というのは
「都内の不払い世帯・事業所19万件の中から、700件を無作為抽出。文書や電話などで
説得にあたった結果、応じなかった世帯・事業所」
である48件なのだった。

なんともまあ、運の悪いことに、貧乏くじにあたってしまって督促状来てしまうんだなあ。
不払い世帯のうちおよそ0.3パーセントの確率。右代表。つかんね。
しかし督促する先決めるのを抽選でやっていいのかと。

「都内の不払い世帯・事業所19万件の中から、700件を無作為抽出。」
毎日新聞しか書かなかったこの一文、絶対省いてはいけないと思うのだが。