「挿さる」2

「挿さる」は動詞として認める必要があるのではないか。

これまでの日常では「刺す」ものはあったが、「挿す」ものはほとんどなかった。

広辞苑の「挿す」の部分の説明を見てみると

・刀剣を帯の間にさしはさむ。
・髪の間に何かをいれ頭にとめる。
・挿し木をする。
・挿花をする。
・鞘の中にさしこむ。

となっていて、使用例の元は古事記、万葉集、平家物語などである。
現代の生活とはあまり関係のないシーンでの使い方しか書いていない。

つづく。