はい、メイプルがパッチの後鯖落ちのオンパレードになってしまったので、補完できませぬ。
どの道忙しくてできんがぬ。
さてさて、明日の夕方から月曜の夜まで富山に行ってくるので、暫く更新も無しかぬ。
とにかくこの1週間は忙しいぬ。誕生日からほぼ休みなし・3・
ログインしても放置で他事していることが多くなり、ギルチャでの挨拶はほぼ皆無状態に。
まぁ仕方ないぬ。
とりま今回は、メイプルネタを離れての投稿。
少し頭を使う記事だが、以下に載せるのはかなり前に書いた小説。
今もエブリスタで見れるが、久々に見て我ながら興味深かったので載せようと思う。
勿論メイプル始める前に書いた奴だすお。
全て会話で書かれてあるので、小説とは言い難いが、客観からアメリカの陰謀まで過去の俺の見解が述べられている。
他小説では地球温暖化対策運動を批判する作品もあり、当時の自分がうかがえる。まぁ今もほぼ同じ見解なんだが。
とりま転載。
章タイトル:ねぇ
男性をA、女性をBとする。
B「ねぇ、空はなぜ青いか、分かる?」
A「いきなり何さ?」
B「空はなぜ青いか。光の性質によって青く見える。細かいことは抜きとして、人間が見たら青いと認識できるから青い。それだけ」
A「でっていう」
B「牛は色盲だよね?牛からしたら空は青くない」
A「うん」
B「要するに空は青いけど青くない。見る側、つまりは主観が変わるから」
A「今回も訳の分からない話題の持ちかけ方だな。で、今回は何を議論したいんだ?」
B「相違なる主観による誤差とその影響。これは国単位で考察することもできる興味深い話題なの」
A「ほぅ、面白そうじゃないか」
B「でしょ?」
A「で、その相違なるなんちゃらがなんだって?」
B「例えば1+1=2である。理解できる?」
A「俺は一体いつからガキ扱いされるようになったんだ?」
B「理解できるみたいね。じゃあ1+1=10である。1+1=田んぼの田である。これは?」
A「……頭、大丈夫か?」
B「分からない。けれどもそうなりうる」
A「1+1=田んぼの田ならガキの頃よく引っ掛けクイズでやってたからまぁ理解可能だ」
B「1+1=10の方は?」
A「悪いが理解できん」
B「或る限定された条件のもとでは処理方法が変わってくる。C言語でint型のものをfloat型に変えるように、左辺の10進数を右辺では2進数に変える。左辺を10進数で計算すると2だけど、10進数の2は2進数では10となる。よって1+1=10となる」
A「なるほどね、見方を変えただけか。これならいくらでも答えが出そうだな」
B「そう、これを拡張(?)して考えると、人の意見は十人十色ってことになる」
A「随分難しい話から常識的なことに結びつけるじゃないか。まるで1+1=2の証明みたいだ」
B「そうね、けど議論はこっから。大体の人間は世間から争い事がなくなる望む」
A「まぁそうだろうな」
B「けれども争い事は起こる。何故か?」
A「んなもん、みんなそれぞれ違うからだろ」
B「そう、十人十色だから意見が対立し、揉める」
A「当たり前のことだ」
B「では、争い事をしてどちらが正しいか、必ず解決するか」
A「必ずではないが、大抵は解決する」
B「そこ!!解決することは絶対にない!!」
A「……何故?」
B「例えばα君がβ君を馬鹿にして、β君がα君を殴ったとする。ここから争い事が始まる。しかし数分後にγ君が仲裁しにきて、殴ったβ君が悪いと判断してβ君に謝らせる。これで表面上はこの争い事は解決された」
A「ふむ」
B「しかしβ君からしてみれば、何もされてないのに何となくでα君を殴った訳ではない。α君に馬鹿にされたから」
A「そりゃそうだな。何もされてないのに何となくで殴るのは単なるキチガイだ」
B「しかし客観的な結論はβ君が悪い」
A「当然」
B「しかしβ君は納得がいかない。α君が馬鹿にしたことは悪くないのか?表面上は解決されたけど、β君はまだ未解決。β君に、α君が馬鹿にしたことの客観的正当性を証明しないと、この争い事は解決しない」
A「なるほど、客観的には解決したが、β君の主観から見れば解決してないと?」
B「ん~、客観的な見解なら客観的に解決したと思っても仕方ないかな。けど、β君が悪いと決めたのはあくまでγ君。これは客観的ではなく、γ君の主観によって解決されたの」
A「なるほど、例えば別のε君が見たらα君のほうが悪いと判断する可能性もあったと?」
B「そう」
B「そう!1+1=2というのも客観的にではなく、全世界の人の主観によってそう決められているの。あり得ないけど、この世界に全ての事象を客観的に判断できる機械があるとして、その機械が客観的に判断して1+1=πだとすれば、1+1=πとなる」
A「要するにこの世に正しいことなどない、と?」
B「そう、これこそ今回の議論で最も提示したかった事実。昔の日本は戦争をして他国に勝つことを正しいとしていたけど、今となっては戦争をしないことが正しくなってる」
A「それは客観的に見て、人間がより安全にいられることを考慮しての結論ではないか?」
B「大同小異。客観的にではない。国が主観的に判断して戦争を控えた。しかし人口問題解決などのために戦争をして人を殺すことが正しいと認定されれば、戦争は正義となる。国が正しいことをやっているなんてことはあり得ない」
A「なるほど、だから戦争はなくならない、と?」
B「いや、全世界の人間が戦争を主観的に悪だと判断すれば、戦争は起こり得ない。しかしながら戦争をすることが悪だということは分からない」
B「勿論。地球は丸い、とかなら多分正しいでしょうね。けれども先のα君とβ君の争い事のような、道徳的見解を要する正誤判断は不可能」
A「結局人間は人間にとって都合の良い方を正しいと判断しているわけだな」
B「そう、サルの立場からすれば、人間が正しいと判断したことは誤っているかもしれない。サルが、人間など絶滅してしまえ、と思っていたら尚更」
A「こうして国単位でも自国の都合の良いことを正しいと判断していたのか。だから戦争はなくならない。俺の主観の考えだが、戦争はいずれ必ず起こる」
B「同感。人間が十人十色である以上、戦争を起こさない平和な世の中なんていずれ滅びる。人間はそれほどまでに自己をコントロールできない存在なの。主観なんてすぐ変わる。だから正しいこともすぐ変わる。本来正しさに主観を用いてはならないのに、それが不可能だから客観という名の主観を使う。客観が主観という理論も本当は客観的に見ると間違ってるかも知れないけど」
A「そこまでは分かったが、今回の議論はやけに面白味に欠けるな?議論はここで終了か?」
B「とんでもない!議論は今ようやく目次を脱したところよ」
A「ほぅ、期待しよう」
B「ん、まず2001年9月11日といったら?」
A「同時多発テロ。イラク戦争の発端となった大惨事だ」
B「そうね、間違ってはないわ。返答次第では間違いになっていたかも知れないけど。世間一般に公表されている事実は、アメリカの飛行機がアラブ人によってハイジャックされてそのままビルに突っ込んでビルが倒れて沢山死んだと」
A「随分と端的な言い方だがその通りだ」
B「しかし現在、同時多発テロはアメリカの自作自演だという案が浮き出ている」
A「おっと、それは知らなかった。大変興味深い」
B「まず今回のテロには矛盾点が多すぎるの。飛行機が突っ込んだ程度でビルが無惨にも崩れると思う?」
A「しかし飛行機は低空飛行で時速850kmのスピードで突入した」
B「旋回までしながらね。けれども犯人が乗り捨てた車の中から発見された操縦マニュアルではこのような高度なテクニックは不可能。明らかにおかしいのよ」
A「たがそれだけではアメリカの自作自演にはならない」
B「或る物理学者はパンケーキ現象は物理的にあり得ないと主張し、大学を追われた」
A「パンケーキ現象?」
B「そう、パンケーキ現象とは高熱で梁が柔らかくなり鋼鉄のI字鋼が溶けて崩れ落ち、それぞれのフロアが一枚のパンケーキのようにくっつき重なるように崩れること。これは実際の世界貿易センタービルの崩れ落ち方であり、爆薬によるものとしか考えられなという」
A「ではアメリカが爆薬にを使ったという証拠は?」
B「貿易センタービルの生き残りの警備員ロドリゲスの証言、そして旅客機が衝突したところとは別の隣接する7号棟が、火災も激突もないのに同様に崩落している不可解」
A「仮に事実だと断定されたとして、なぜアメリカはテロを起こした?」
B「決まってるじゃない。アメリカ国民を対中東戦争賛成へと導くため。アラブ人国家を疑わせ、開戦の大義名分を手にするためにイスラエルとアメリカが手を結んだ結果としかいえない」
A「ちょっと待て、平然とイスラエルという国名が出てきたが、なぜイスラエルが今の話に介入してきた?」
B「イラクやアフガニスタンの攻撃に最も歓迎する国家と言えば、イスラエル以外にはないはず。そして、ハイジャック機が突入する寸前に、5人組の男達がビルを背景に写真やビデオ撮影をしていたという。この男達は通報により逮捕されたが、すぐに捜査は打ちきられ、イスラエルに帰国した」
A「それがアメリカとイスラエルの間に関係がある証拠か?」
B「実はこの5人組の1人はイスラエルでラジオ番組に出演し、事件のドキュメントを制作するためと主張している」
A「それが本当なら奴等は事前にテロが起こることを知っていたことになる」
B「知っていたの。当日ビルで欠勤者が多かったのも、テロが起こることを知っていたから」
A「ではなぜここまでそのことが公にされてこなかった?」
B「アメリカ政府が隠蔽したから。事件当日当時のブッシュは授業参観をしていた。しかし9時5分にテロの報を耳打ちされたブッシュは、そのまま子供達が本を読むのを聞き続け、子供を褒めてから退出した。これは突入成功の報告ととっても矛盾はないはず」
A「それは公式行事だったからじゃないのか?」
B「では葬式をしていて、棺が燃え始めたのにお経を読み続けるお坊さんは一体何人くらいいるのかしら?」
A「そこまでしてアメリカは何がしたかったんだ?」
B「テロは世界中の株式市場を暴落させた。9月21日のNY株は時価総額で100兆円が消失している。人の命より金。それが現代社会のあり方」
A「そこまでしてアメリカを疑う真意はなんだ?」
B「そもそもこの理論には明らかに欠如するものがある。そのくらいは分かるよね?」
A「明白な証拠だ」
B「そう、疑うに足りる薄い証拠ならいくらでも浮上している。しかし決定打となる証拠がない」
A「ではなぜこの理論を持ち上げた?」
B「それは話を戻して人間が十人十色だから。私自身この理論は指示する。しかしこの理論をかき消そうとする人間もいる」
A「俺はこの理論を指示しない。明白な証拠がない限り証明はできない。そもそも人間は自分にとって都合の良い事象を指示する」
B「その通り。であるから自分にとって関係のない事象については面白がって論議したがる」
A「やけににやけてるな。まるで俺達の論議がまさにそうだと言っているみたいだ」
A「なるほど、俺は死刑は存在するべきだと思うな」
B「あら、気が合うわね。まぁ例をあげればキリがない。今回例に挙げたアメリカの陰謀説はかなり規模の大きなテーマだったけど、もっと小さいテーマでもいくらでも考察できる」
A「ふむ、例えば子供がぴーすか寝てるところを親が来て、子供が後5分と言っているのに布団を思い切りめくって叩き起こすとかもな。法律上はこの親は暴行罪で罪に問われる。しかし教育のためと弁解すればどうにでもなる問題」
B「当時の子供にとってはたまったもんじゃないわね。自分にふりかかった悪夢が法律を覆してまでも無効化されるもの。しかし子供が親になったらこのスパイラルは続く」
A「子供と親は考えてることが違うから仕方ない。そもそも親は子供に自分と同じ思想にしようとして、自分の方法を押し付けているだけの存在といっても過言ではない」
B「そして子供は成長する。その成長は他の動物から逸脱した奇妙な親という得体の知れないものへのメタモルフォーゼ」
A「では法律は何のために存在するんだ?」
B「十人十色でカオスな世界を少しでも秩序あるものへと変えるためのもの、と私は定義している。だから少しくらい法律を破っても罰されない」
A「未成年が酒を飲んでも警察は許す。そんな世界に生きてるんだ。アメリカがテロを一回くらい起こしても問題ない世界なのかもな」
B「そうかもね。死んだ人は運が悪かっただけ…そんなんで片付けられる娑婆だもの」
A「そんな世界で例の宇宙から人間の死から、今回のアメリカの陰謀なんかを議論して何になるんだろうな」
B「何にもならない。ただ意見を言い合うことが人間の本能なのだから。もしそうでなかったら世間話や井戸端会議なんか存在するに値しない単語でしかなくなってしまう」
A「そうだな。こんな世界でお前みたいな個性的な奴に出会ったのも運命なのかもな」
B「そうね。あんたみたいな頑固な科学者と婚約したのも運命なのかもね」
The end
おしまい。
何やかんやでこの2人はカッポゥのようでつ。
とりま単なる意見の羅列。ここから何を思うかはアナタ次第。