Speedyなspeeeeeeeddさんのstory

無名な有名人のスピードたんの愉快で不愉快なブログっぽいもの。

普通の生活は良いぬ

2012-03-23 14:59:08 | 日記

例の親鸞会から脱会できてから普通の生活に戻れますた。

定期的に部室に覗かなくても、休日のほとんどを献上しなくても、お布施を払わなくても、教学を覚えなくても良い普通の生活。

普通の人は普通に思ってるけど、改めて手に入れるとすんばらしいね。

何より一番大きいのは、時間の余裕ができたこと。

以前のようにハードなスケジュールを組み込むことは必要ないので、ゆったりできるね。

 

 

 

さて、そんなわけで再び人生を歩みだしたわけだが、親鸞会の方はと言うと相変わらず勧誘活動に勤しんでいるだろう。

親鸞会などに引っかからないように前回のエントリーあたりに親鸞会の特徴を書いたが、それでもマインドコントロールは強烈だから気を付けてね。

 

さて、親鸞会に入る恐ろしさをもう1つの視点から紹介しよう。

 

それは

 

夢を諦めさせられること。

 

要するに、なりたい職業に就くことが難しくなるということだ。

これは特に学友部、つまり大学生に当てはまる。

大人はもう職業あるからね。

 

 

親鸞会では、善を薦めていることは既述だ。

その善には法施やら布施やら財施などがあり、

親鸞会をよい発展させることは、多くの人に真実の仏教を伝えることになるから、素晴らしい善になるという理論。

これによって人生を大いに狂わせられた人は少なくない。

 

まず、親鸞会により多くの奉仕をするにはどうすれば良いか?

答は簡単、親鸞会関係の仕事に就くことだ。

 

親鸞会の周りには、顕真会といった組織もあり、親鸞会員のみから構成されている。

 

例えば普通に弁当やパンを作る仕事から、医者まで多岐に渡るが、最も重要視されていることは聴聞、つまり高森会長の話を聴けってことだ。

聴聞は最も素晴らしい善、その次は勤行、その次に六度万行。

その六度万行をするために親鸞会関係の仕事で働くことは素晴らしいという発想だ。

 

 

さて、俺の身にも実際に降りかかったことだ。

去年の暮れあたりだろうか、先輩2人と俺で部室にいたことがある。

その時は雑談をしていて、話は俺のなりたい職業を聞く流れになっていた。

 

無論俺は自分のなりたい職業を答えたのだが、先輩は猛反対。

まず信心決定していないのに親鸞会から離れるような職業に就くことは、折角のチャンスをムダにしているとのこと。

親鸞会関係の職業なら、聴聞が優先されて、仕事でも親鸞会に対して貢献できるから物凄い善になるとのこと。

俺のためにも強制はしないが、是非とも親鸞会に貢献できる職業を目指してはどうかな?

 

というありがたい様でちっともありがたくないお誘い。

要するに一生親鸞会に関わって親鸞会のために貢献しなさいということだ。

 

実際、一般企業に就職した先輩で、企業をやめて親鸞会関係の仕事に就いた人もいた。

 

さらに親鸞会の講師となればもうおしまいだ。

講師は聞く人のお布施だけで生活を賄うことになる。

お布施が少なければそれだけ困窮するわけだ。

しかも親鸞会本部にお布施をしないと善ができなくなる。

後々になって親鸞会が間違いだと気付いても、今さら内定をくれる会社は多くない。

仕方なく、自分が会員をだましていると知っていながら講師を続けている人も少なくないようだ。

そして、講師になるときの契約に(本当かどうかは分からないが)、辞める場合は違約金1000万円を支払うという条項があるらしい。

1000万円ダッテヨwwwクソワロチwwww

 

 

そんなわけで親鸞会員になると親鸞会関係の職業に誘われます。

実際に就職すると一生親鸞会の呪縛をうけます。

会員の方でこれを見ている人がいたら、今すぐにも脱会することを強く勧める。


親鸞会の卑劣な手口

2012-03-21 00:57:08 | 日記

色んなブログで親鸞会について書かれているが、自分自身も関わってしまった以上、時々親鸞会についての記事を書いていこうかと思う。

さて、まず何も知らない人は何といっても驚くだろう。

日本にここまで強大なカルト組織があったのかと。

 

 

親鸞会についてだが、会員は老若男女の多岐に渡り、学歴、国籍を問わない。

自身も様々な会員を見てきた。

本部である富山に行けば嫌でも分かる。

子供連れの親子、車椅子の障害者、還暦を過ぎた老人、外国人。

そのほぼすべての人はマインドコントロールされて、上部の操り人形と化している。

 

さて、会員の多くを占めるのが学生であるが(恥ずかしながら自分もその一員だった)、これらはほとんどが大学生。

まずは、これから大学生になる、もしくは現に大学生の方、もしくは大学生の子供や親戚を持つ方々のために、大学生を誘惑して会員へといざなう手口を掲載する。

 

 

大抵は常に勧誘活動している親鸞会学友部であるが、4月の新歓の時期に最も活動するのがほとんどだ。

この時、何も知らない新入生に対して、人生の目的を知りたくはないか?などと哲学的なことを言う。

自分の場合はまれなパターンだったと思う。

 

そして興味を持つ学生を部室に連れて行く。

多少乗る気でない学生も口説いて少し強引に部室に連れて行く。

 

部室はアパートの一室であることが多く、当然学生は不審に思う。

ここで講師や先輩が人生の目的やら、人生は苦なりやらの話しをしまくり、どうすれば人生の目的を果たせるかについて興味を持たせる。

ここで帰ろうとしても強引に話しを続けられることが多い。

 

親鸞会の会員であることはまだ伏せたままだ。

よほど強引に帰ろうとしない限り、部員になるように薦められる。

部費もその場で支払わせる場合もあるという。

岐阜地区は違ったので知らないが。

 

ここで抜け出したいと思ったら、二度と連絡をとらないこと。

次の待ち合わせに行かなければ、まず見捨てられるだろう。

それでも電話がかかってくるようなら、警察に訴えると言えば良い。

親鸞会の大敵は警察だから。

 

さて、まんまと罠にかかった一部の学生は部活として親鸞会の話しを聞くようになる。

この頃から同じような話を刷り込ませられるので、いつのまにか仏教の話しになっていてもなんら不思議と思わなくなる。

そして本気で人生の目的を追究するようになる。

ここまでくれば親鸞会の思う壺だ。後の誘導は簡単。

 

人間はみな地獄に堕ちると脅して、仏教のみにそれを免れる答えがあると豪語。

じゃあ共に極楽へ向かう仲間である親鸞会の会員にならないかい?とね。

 

ここまで聞いた学生なら大抵親鸞会員になる。

そして多額のお布施を要求され、人生を狂わせることになる。

 

大体はこんな感じ。

 

さて、もし身の回りの人にこんな兆候が現れたら親鸞会に関わっていると疑って良いだろう。

・人生の目的について語りだす。

・「なぜ生きる」「歎異抄をひらく」などの拝読を薦めるようになる。

・突然親孝行を始める。(大抵皿洗いなどのお手伝いが多い)

・神道やキリスト教の行事を軽く扱うようになる。

・年賀状に「おめでとう」と書かない。

・部活が忙しいなどと理由を付けて、休日の外出が多くなる。

・携帯の着信音がお経。

 

 

すぐに親鸞会を疑って話し合うのを薦める。

完全にマインドコントロールに嵌っているなら、専門家に相談するのが良い。

癌と同じで、早期発見が重要になってくる。

また、一度やめさせても陰でこっそり続けていたということは良くある話。

一度関わったら麻薬中毒の患者のようになると思えば想像に難くないと思う。

 

とりあえず今回はこんだけ。

くれぐれも関わらないようにと念を押しておく。


大学生活を破壊したカルトPart6

2012-03-19 23:44:54 | 日記

Part5以前を読んでいない人はそちらを先に読んでね。

話がわかんなくなっちゃうお。

 

 

 

 

 

親鸞会のすべてに憎しみを覚えた。

そして親鸞会の邪義を否定する記事をブログに書いている人とコンタクトをとった。

すぐに直接会って話しをした。

 

金山駅まで足を運び、近くのカフェで延々と疑問点をぶつけた。

5時間かそこらだろうか、親鸞会の誤りは完全に抉られた。

その人は経典などの根拠をもとにすべての親鸞会の邪義を悉く論破した。

そして決めた。

今まで無駄なことをしていた。これからはこの人についていこうと。

 

 

しかしまだやらねばならないことがあった。

それは親鸞会の脱会だ。

こんなカルト組織なんかにもういられるか。

一気に感情昂ぶった俺は大切な話しがあるから直接話したいとAに申し出た。

その頃富山にいたAは急遽岐阜に戻ってきた。

それまでの数日、俺は大学の図書館を漁り、教行信証などの聖典を借りた。

 

そして当日、部室にはAとTがいた。

Tは黙って事の成り行きを見ていた。

Aは俺が部室に来たときにPCで親鸞会被害者家族の会を非難するサイトを見ていた。

すぐに閉じたが、俺には見えていた。

 

Aは俺が席に着くとすぐに高森会長のご苦労を述べ始めた。

そして3願転入について40分ほど勝手に語った。

無論3願転入は親鸞会の勝手な理論。

 

本当の仏教は1願転入。

19願20願は捨てて、18願にさっさと帰命せよ、というのが真実。

 

一通り話すと、Aは俺に漸く話す権利を与えた。

今考えても非常識であった。

 

 

俺はネットで調べた資料を突きつけた。

最も決定的な五逆罪の定義について追求した。

五逆罪とは、一回でも犯せば無間地獄に堕ちるという罪で5つある。

父殺し、母殺し、羅漢殺し、和合僧破り、仏身より血を出すの5つだ。

 

親鸞会では、末灯抄の「親を謗る者をば五逆の者と申すなり」という御文を使って、親をバカにしただけで五逆罪だ!

だから全人類は無間地獄に堕ちるんだ!という超越理論をなしている。

しかし末灯抄は親鸞聖人が当時の関東のともがらへ宛てた手紙を集めたもの。

当時関東は荒れており、そういうものに近づくなという意味で誇張してこの御文を書いた。

しかし親鸞会ではその時代背景には触れず、この御文だけを根拠としている。

そして決定的なのは、五逆罪の定義が別の場所にあるということ。

 

それが

一つには三乗の五逆なり。いはく、
一つにはことさらに思うて父を殺す、
二つにはことさらに思うて母を殺す、
三つにはことさらに思うて羅漢を殺す、
四つには倒見して和合僧を破す、
五つには悪心をもつて仏身より血を出す。
恩田に背き福田に違するをもつてのゆゑに、これを名づけて
逆とす。この逆を執ずるものは、身壊れ命終へて、
必定して無間地獄に堕して、一大劫のうちに無間の苦を
受けん、無間業と名づくと。

 

という御文である。

古典単語でことさらなりとは、とてもなどという意味で、親を故意に殺すことなどが五逆罪にあたる。

それを根拠としてAに見せ付けたのだが、「思うてと書いてあるじゃないか!心を重んじるのが仏教、こんなもの根拠にならん」だの感情論。

更には新しい根拠を持ち出し、俺をジワジワと追い詰めていった。

勿論その根拠も断章主義だったことは後々判明する。

 

その後、ごり押しにごり押しを重ね、Aは25時半まで俺を束縛した。

そしてもはや疲れきっていた俺は、下準備を怠ったことを後悔しつつ、親鸞会に戻ることになる。

人生最悪の日だった。

分かっているのに感情論で負ける。

屈辱にも程がある。

 

俺は一度落ち着き、確実に抜ける方法を模索する。

例の金山で会った人(Sとおく)とは連絡しないように命令され、俺への監視の目は更に厳しくなっていった。

昨年の12月下旬の話しだ。

そして年が明け、悶々としたまま親鸞会の生活に戻ることになる。

俺は建前上親鸞会の正しさを知らしめるためということでSと闘ってくれと懇願するが、

児玉講師によってその話はもみ消されることになる。

 

何とか信用を取り戻さないと抜けるに抜け出せないと感じた俺は、鬼門と言われる教学聖典3号を模試も本試験も一文字のミスなく満点で合格する。

それにより監視の目はほとんど取り除かれた。

部室を1人で任されることも多くなり、2012年2月に入った。

そろそろ新歓の時期となり、俺もそのメンバーに加えられそうになった。

この時俺は既に部室でかなり不動の位置にいた。

逆に言えば新歓前にやめればここはかなり混乱する。

4月までにはやめてやる。それが俺の些細な復讐の決意だった。

 

 

別の部活の合宿が終わり、3月11日。

俺は被害者家族の会とコンタクトをとった。

同時に部員と講師からの連絡をすべて無視した。

家族の会の方と電話で15分ほど会話し、俺は脱会へと向かっていく。

しかし12日に俺は39℃を超える熱を出した。

とても脱会どころではない、そして会員からの電話が鳴り響く。

鬱になりそうだった。

それでも病院帰りに郵便局で内容証明郵便を受け取った。

13日は丸1日休み、14日に内容証明郵便を富山宛てに速達で送った。

 

すると今まで嵐のようにかかってきた電話が15日の午前を最後にぴたっと止み、それ以降かかってくることはなかった。

無事脱会できた証明だ。

名号は部室の仏壇に安置されているが、恐らくAが富山に送っただろう。

とても正攻法では勝てないと思った俺は、えげつない手段を使い、親鸞会を最後の最後で裏切った。

しかしこれで親鸞会への復讐が終わったわけではない。

これから会員が一人でも多くやめるように活動していくつもりだ。

 

 

さて、ここまでが俺の身に起きた出来事。

5日前に漸く終結し、今に至る。

アビスさんに特にこれを見せたかったのは、以前の仏教についての内容に一番アビスさんがコメントをくれたからだ。

今となっては、あんな理論を掲載したことを大変後悔しつつ、アビスさんがカルトに迷いこまないようにと心配して綴った次第である。

最後に、親鸞会はただお金を集めるためだけに、親鸞聖人の言葉を利用して発展してきたカルト組織である。

オウム並に危ない団体であり、あそこに所属すると非常識になる。

俺の担当講師のAは東大卒らしいが、それでもだまされて今も講師を続けている。

親鸞会のマインドコントロールの前には、どんな高学歴も通用しない。

他にも東大卒や、早稲田卒で親鸞会に入った人も多くいる。

親鸞会で得られるものは何もない。強いて言うなら強靭な忍耐力だろうか。

ただし代償は大きく、多額のお金と今まで築いた常識を失う。

俺の場合は例外であったが、友達をも多く失う人も多くいる。

更には家族をも巻き込み、会員にしようとしてくる団体で、全国津々浦々で拠点を構え、常に勧誘活動を行っている。

「人生の目的」「絶対の幸福と相対の幸福」「飛行機のたとえ」「なぜ生きる」「歎異抄をひらく」「顕真会」などのキーワードが出てきたら間違いなく親鸞会だ。

絶対に関わらないようにすることをオススメする。

アナタがお金を毟り取られるのが大好きで、忍耐力をつけたくて、非常識になりたくて、来世地獄に堕ちたいのなら話は別だが。

 

最後に、俺は仏教や浄土真宗を罵ったのではなく、親鸞会を罵ったのだ。

俺自身浄土真宗の教えは信じ、これからも仏教徒でいるつもりだ。

ただ、それを利用している団体がいることを知ってほしい。

ほとんどの大学にダミーサークルとしてまぎれているだろう。

公共施設などを借りて時々講演会も行っているだろう。

いつ何時声を掛けられてもおかしくないのだ。

北海道から沖縄まで、外国もアメリカ、ブラジル、イギリス、中国、・・・

親鸞会はゴキブリ並の生命力で世界中に蔓延していっている。


大学生活を破壊したカルトPart5

2012-03-19 23:19:34 | 日記

Part5以前を読んでいない人はそちらを先に読んでね。

話がわかんなくなっちゃうお。

 

 

 

 

さて、親鸞会員となり、更に法話の縁に誘われるようになった。

土日に法話があればそっち優先、平日も放課後、授業のない時間、そして早朝。

定期的に顔を出さなければならない雰囲気になっていた。

専用の手帳も買わされ、行事を書き込んでいった。

 

時間が戻るが、親鸞会員になる前から、教学と呼ばれる仏教の学問について説明を受けた。

仏教を伝えていく上で、基礎が分かっていないととんでもないことになる。

だから学問という体系だったものが教学として教えられている。

では教学を学んでいこう。

 

話はどんどん進んで行った。

教学聖典と呼ばれる冊子の存在が出てきた。

1号から9号まで存在し、7号を受かったら大導師とかいう資格に挑戦できるとかいうものだった。

確かね。

 

去年の春から夏にかけて1号が配布された。

冊子一冊につき問題50問。解答も50問。

出題形式は問題がそのまま印刷されているため、丸暗記した解答を書くというものであった。

本試験は1000円かかり、その前に模試に合格していないと受けられないというシステムであった。

 

最初の模試を受けて、先輩が答えあわせをした。

大体丸。

だがここでカルトらしい一面が更に出てきた。

 

例えば教学聖典1号の第5問。

弥勒菩薩とか地蔵菩薩とか、多く菩薩と言われているものがあるが、菩薩とはどんなことか。

という問題に対し、答は、

菩提薩埵ということで真実の仏教を求める人を言う。

が模範解答。

それに対し、俺の解答は、菩提薩埵ということで真実の仏教を求める人。

 

×がつけられた。

赤ペンで最後に「を言う」を付けたされた。

驚愕した。一字一句あっていないと△乃至は×になる。

「という」を「と言う」と書いても△。

もはや理解不能だった。

だが逆に闘争心の湧いた俺は一字一句漢字か平仮名か、1なのか(1)なのか①なのかiなのかまですべて丸暗記し、教学1号2号を満点で受かった。

先輩からは耳が腐るほど褒められた。

ドヤ!と思った。

 

同時に色んな書物も読む機会が何度もあった。

だが黙読ではない。

音読だ。小学生の時に経験はないだろうか。句点まで読んだら次の人が読むというパターン。

あれだ。更に驚くべきことにそれは活字の本に限らなかった。

漫画ブッダの生き方という本をも順に音読していった。

音読する必要はあるのか?と思った。

しかしこれで地獄に堕ちずに済むのならと、従った。

こうしないと絶対に助からない。いやだけど他に手段なんかない。

これでしか助からない。

その気持ちが明らかに怪しいものを信じ込もうとさせた。

 

しかしそれはあるとき脆くも崩れ去ることになる。

 

 

 

去年12月上旬。

ニコニコや2chを見ていたときのこと。

もしかしてネットでも宣伝しているのかな?と思い、親鸞会でググった。

結果衝撃を受けた。

2chの親鸞会のスレは大炎上。ニコニコにも上がっていた動画は誹謗中傷の嵐。

そして被害者の声、更には今までの知識を覆す根拠の数々。

親鸞会の信用は一気になくなった。

 

色んなページを見た。

親鸞会たびたび言われていた必堕無間(すべての人は必ず無間地獄に堕ちる)は、経典にも歴代善知識の聖教にも根拠がない。

正しくは六道輪廻(すべての人は苦しみの6世界をめぐる)などなど。

 

衝撃的だったのは後生の一大事の解釈までもが違っていたこと。

親鸞会では後生の一大事は、地獄一定の一大事と、救われてからの往生一定の一大事。

正しくは往生の一大事。

念仏を唱えている人は信心決定していなくとも化土往生は果たせる。だがしかし、親鸞聖人はそんな低レベルの話ではなく、報土往生せよとのこと。これを往生の一大事という。

 

その他、解釈の相違は厖大な量にのぼり、親鸞会に対する憎しみが一気に吹き上がってきた。

純粋に仏教を学び、信じていたのはすべて違っていた。

今までの1年半はすべて無駄であった。

 

会長を殺したいとすら思った。

Part6へ


大学生活を破壊したカルトPart4

2012-03-19 22:51:06 | 日記

Part3以前を読んでない人は先にそちらを読んでね。

話がわかんなくなっちゃうお。

 

 

 

 

 

 

さて、担当がAになってからは、本格的に仏教についての講義が始まった。

そしてすぐにあるどえらい先生がおわれる。その先生は今日の浄土真宗を立て直そうとご活躍なされていると、紹介された。

さて、俺はもう仏教の虜になっていた。

 

仏教の教えは浄土真宗のみが正しい。

浄土真宗を開いた親鸞聖人こそ絶対の善知識(正しい仏教を伝える先生のこと)

 

この時俺には様々な知識が詰め込まれていた。

しかしそれは後々嘘であると気付かされることになる。

 

 

まず俺がこの部活?的なものを続けることにした理由は2つ。

・後生の一大事

・信心決定

意味が判らないだろうが、簡単に説明しておく。

深く知りたければ自力で調べてくれ。

 

まず後生の一大事とは、死んだ後の世界での一大事のこと。

仏教では輪廻転生が根底におかれていて、六道輪廻とも言われ、6つの世界をめぐっているとされる。

6つとは天上、人間、畜生、修羅、餓鬼、地獄。

そして人間は大変な悪を作っているので死後は必ず地獄に堕ちねばならないと教えられた。

勿論親鸞聖人はこんな風には仰っていない。

そして信心決定とは、この世で極楽往生できる身になるということ。

詳しく言うとキリがないのでここまでとしておく。

 

 

さて、唯一無二の善知識がおられると紹介され、とあるビデオを見ることになる。

ビデオは仏教の講義を撮影したもの。

そしてキーとなる人物と組織がここで初めて知らされる。

 

親鸞会と高森顕徹。

 

今日の浄土真宗は葬式で稼いでばかりだと嘆かれた高森先生が、そんなながれを変えるために作ったのが親鸞会であると。

これが浄土真宗親鸞会との初めての出会いであった。

そしてそれから暫く高森会長のビデオ法話を聞くようになった。

 

色んな時期のものを見せられ、仏教についてどんどん知識を深めていった。但し間違った方向に。

そして勤行と言われるものも紹介され、仏壇に向かって行うようになった。

勤行についてはggr

 

更に親鸞会は富山県に拠点を構えていることが判明。

その中でも2000畳と呼ばれる、畳2000枚に大スクリーン、黒板のある巨大なルームでたびたび法話が行われていることを伝えられる。

そして、現地まで行って聞いたほうが身になる、などと吹聴され、たびたび富山に行くようになる。

原則2000畳ではスーツ&正座。

法話は午前2時間+勤行。午後2時間+勤行。

初めて行ったときはクッタクタになって帰ってきた。

たびたび富山に行くとうになり、親には部活だと嘘を吐き始めた。

親鸞会では、法話のためなら多少の嘘は仕方ないことと教えられる。

もう完全にマインドコントロールに嵌っていた俺は、平気で嘘を吐いて富山に何度も行っていた。

それだけではない。

お布施をすると宿善が厚くなると言われ、お布施を沢山するように言われる。

Tからは学生ならば基本的に3000円。

まぁ重要なのは気持ちなんだけどね~。とか何とか云々。

チビチビながらもお布施を払うようになる。

親鸞会ではたまに大会みたいなものが催され、御布施を沢山した人は会長じきじきに表彰される。

1000万円、もしくはそれ以上お布施をし、色んな都道府県に会館を建てる手伝いをした人が表彰された。

桁が違った。本気の会員はマジだった。

俺のお布施の量が少ないのを見てか、Aからはたびたび布施や善の話しがなされた。

 

そして遂に親鸞会員になるように薦められた。

実際になったのは去年の親鸞聖人750回忌。

手数料などで入会金約20000円がぶっ飛び、今月来月分の会費がぶっ飛んだ。

会費は月2000円。

部室には俺専用のスペースが設けられた。

会員になったことで、月に2枚の親鸞会特製新聞、その他の月間の雑誌的な奴が毎月もらえるようになった。

750回忌では、名号を頂き、勤行の本と念珠も配布された。

 

そしてカルト教団は更に卑劣な要求をしてくる。

Part5に続く。