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Speedyなspeeeeeeeddさんのstory

無名な有名人のスピードたんの愉快で不愉快なブログっぽいもの。

大学生活を破壊したカルトPart5

2012-03-19 23:19:34 | 日記

Part5以前を読んでいない人はそちらを先に読んでね。

話がわかんなくなっちゃうお。

 

 

 

 

さて、親鸞会員となり、更に法話の縁に誘われるようになった。

土日に法話があればそっち優先、平日も放課後、授業のない時間、そして早朝。

定期的に顔を出さなければならない雰囲気になっていた。

専用の手帳も買わされ、行事を書き込んでいった。

 

時間が戻るが、親鸞会員になる前から、教学と呼ばれる仏教の学問について説明を受けた。

仏教を伝えていく上で、基礎が分かっていないととんでもないことになる。

だから学問という体系だったものが教学として教えられている。

では教学を学んでいこう。

 

話はどんどん進んで行った。

教学聖典と呼ばれる冊子の存在が出てきた。

1号から9号まで存在し、7号を受かったら大導師とかいう資格に挑戦できるとかいうものだった。

確かね。

 

去年の春から夏にかけて1号が配布された。

冊子一冊につき問題50問。解答も50問。

出題形式は問題がそのまま印刷されているため、丸暗記した解答を書くというものであった。

本試験は1000円かかり、その前に模試に合格していないと受けられないというシステムであった。

 

最初の模試を受けて、先輩が答えあわせをした。

大体丸。

だがここでカルトらしい一面が更に出てきた。

 

例えば教学聖典1号の第5問。

弥勒菩薩とか地蔵菩薩とか、多く菩薩と言われているものがあるが、菩薩とはどんなことか。

という問題に対し、答は、

菩提薩埵ということで真実の仏教を求める人を言う。

が模範解答。

それに対し、俺の解答は、菩提薩埵ということで真実の仏教を求める人。

 

×がつけられた。

赤ペンで最後に「を言う」を付けたされた。

驚愕した。一字一句あっていないと△乃至は×になる。

「という」を「と言う」と書いても△。

もはや理解不能だった。

だが逆に闘争心の湧いた俺は一字一句漢字か平仮名か、1なのか(1)なのか①なのかiなのかまですべて丸暗記し、教学1号2号を満点で受かった。

先輩からは耳が腐るほど褒められた。

ドヤ!と思った。

 

同時に色んな書物も読む機会が何度もあった。

だが黙読ではない。

音読だ。小学生の時に経験はないだろうか。句点まで読んだら次の人が読むというパターン。

あれだ。更に驚くべきことにそれは活字の本に限らなかった。

漫画ブッダの生き方という本をも順に音読していった。

音読する必要はあるのか?と思った。

しかしこれで地獄に堕ちずに済むのならと、従った。

こうしないと絶対に助からない。いやだけど他に手段なんかない。

これでしか助からない。

その気持ちが明らかに怪しいものを信じ込もうとさせた。

 

しかしそれはあるとき脆くも崩れ去ることになる。

 

 

 

去年12月上旬。

ニコニコや2chを見ていたときのこと。

もしかしてネットでも宣伝しているのかな?と思い、親鸞会でググった。

結果衝撃を受けた。

2chの親鸞会のスレは大炎上。ニコニコにも上がっていた動画は誹謗中傷の嵐。

そして被害者の声、更には今までの知識を覆す根拠の数々。

親鸞会の信用は一気になくなった。

 

色んなページを見た。

親鸞会たびたび言われていた必堕無間(すべての人は必ず無間地獄に堕ちる)は、経典にも歴代善知識の聖教にも根拠がない。

正しくは六道輪廻(すべての人は苦しみの6世界をめぐる)などなど。

 

衝撃的だったのは後生の一大事の解釈までもが違っていたこと。

親鸞会では後生の一大事は、地獄一定の一大事と、救われてからの往生一定の一大事。

正しくは往生の一大事。

念仏を唱えている人は信心決定していなくとも化土往生は果たせる。だがしかし、親鸞聖人はそんな低レベルの話ではなく、報土往生せよとのこと。これを往生の一大事という。

 

その他、解釈の相違は厖大な量にのぼり、親鸞会に対する憎しみが一気に吹き上がってきた。

純粋に仏教を学び、信じていたのはすべて違っていた。

今までの1年半はすべて無駄であった。

 

会長を殺したいとすら思った。

Part6へ


大学生活を破壊したカルトPart4

2012-03-19 22:51:06 | 日記

Part3以前を読んでない人は先にそちらを読んでね。

話がわかんなくなっちゃうお。

 

 

 

 

 

 

さて、担当がAになってからは、本格的に仏教についての講義が始まった。

そしてすぐにあるどえらい先生がおわれる。その先生は今日の浄土真宗を立て直そうとご活躍なされていると、紹介された。

さて、俺はもう仏教の虜になっていた。

 

仏教の教えは浄土真宗のみが正しい。

浄土真宗を開いた親鸞聖人こそ絶対の善知識(正しい仏教を伝える先生のこと)

 

この時俺には様々な知識が詰め込まれていた。

しかしそれは後々嘘であると気付かされることになる。

 

 

まず俺がこの部活?的なものを続けることにした理由は2つ。

・後生の一大事

・信心決定

意味が判らないだろうが、簡単に説明しておく。

深く知りたければ自力で調べてくれ。

 

まず後生の一大事とは、死んだ後の世界での一大事のこと。

仏教では輪廻転生が根底におかれていて、六道輪廻とも言われ、6つの世界をめぐっているとされる。

6つとは天上、人間、畜生、修羅、餓鬼、地獄。

そして人間は大変な悪を作っているので死後は必ず地獄に堕ちねばならないと教えられた。

勿論親鸞聖人はこんな風には仰っていない。

そして信心決定とは、この世で極楽往生できる身になるということ。

詳しく言うとキリがないのでここまでとしておく。

 

 

さて、唯一無二の善知識がおられると紹介され、とあるビデオを見ることになる。

ビデオは仏教の講義を撮影したもの。

そしてキーとなる人物と組織がここで初めて知らされる。

 

親鸞会と高森顕徹。

 

今日の浄土真宗は葬式で稼いでばかりだと嘆かれた高森先生が、そんなながれを変えるために作ったのが親鸞会であると。

これが浄土真宗親鸞会との初めての出会いであった。

そしてそれから暫く高森会長のビデオ法話を聞くようになった。

 

色んな時期のものを見せられ、仏教についてどんどん知識を深めていった。但し間違った方向に。

そして勤行と言われるものも紹介され、仏壇に向かって行うようになった。

勤行についてはggr

 

更に親鸞会は富山県に拠点を構えていることが判明。

その中でも2000畳と呼ばれる、畳2000枚に大スクリーン、黒板のある巨大なルームでたびたび法話が行われていることを伝えられる。

そして、現地まで行って聞いたほうが身になる、などと吹聴され、たびたび富山に行くようになる。

原則2000畳ではスーツ&正座。

法話は午前2時間+勤行。午後2時間+勤行。

初めて行ったときはクッタクタになって帰ってきた。

たびたび富山に行くとうになり、親には部活だと嘘を吐き始めた。

親鸞会では、法話のためなら多少の嘘は仕方ないことと教えられる。

もう完全にマインドコントロールに嵌っていた俺は、平気で嘘を吐いて富山に何度も行っていた。

それだけではない。

お布施をすると宿善が厚くなると言われ、お布施を沢山するように言われる。

Tからは学生ならば基本的に3000円。

まぁ重要なのは気持ちなんだけどね~。とか何とか云々。

チビチビながらもお布施を払うようになる。

親鸞会ではたまに大会みたいなものが催され、御布施を沢山した人は会長じきじきに表彰される。

1000万円、もしくはそれ以上お布施をし、色んな都道府県に会館を建てる手伝いをした人が表彰された。

桁が違った。本気の会員はマジだった。

俺のお布施の量が少ないのを見てか、Aからはたびたび布施や善の話しがなされた。

 

そして遂に親鸞会員になるように薦められた。

実際になったのは去年の親鸞聖人750回忌。

手数料などで入会金約20000円がぶっ飛び、今月来月分の会費がぶっ飛んだ。

会費は月2000円。

部室には俺専用のスペースが設けられた。

会員になったことで、月に2枚の親鸞会特製新聞、その他の月間の雑誌的な奴が毎月もらえるようになった。

750回忌では、名号を頂き、勤行の本と念珠も配布された。

 

そしてカルト教団は更に卑劣な要求をしてくる。

Part5に続く。


大学生活を破壊したカルトPart3

2012-03-19 22:27:33 | 日記

Part2以前を読んでない人は先にそちらを読んでね。

話が分かんなくなるお。

 

 

 

 

さて、最初は人生の目的は古典にあるとの話がなされた。

そしてそれが日本の古典であるということ。

あるとき3大文学(だったっけ?)の中で最も人気のあるのはどれかと聞かれた。

 

俺は知るはずもないので、平家物語と答えた。

Oからの返答は歎異抄であった。

 

歎異抄については名は聞いたことがあったが、学校などではほとんど取りあつっかっていなかったため、そうなんだとしか思わなかった。

歎異抄には人生の目的が書かれている!

皆それを誇張して刷り込むように何度も言っていた。

 

そしてHの講義ばかりになってから、初めて仏教の話しが出た。

内容は煩悩具足の凡夫についてだった。

煩悩とは人を悩ませるもの。

具足とはそれだけで出来ているということ。

凡夫とは人間のこと。

つまりこの言葉の意味は煩悩100%で出来ているのが人間だ、ということである。

これが初めての仏教の講義であった。

今でも鮮明に覚えている、図書館1階の学習室、奥から1番目の部屋の前から1番目の席の左側のイスに座って聞いていた。

 

それから話しはどんどん仏教の話しになってゆく。

 

続いて因果の道理が出た。

因は原因、果は結果。どんな結果にも原因があるという内容だ。

次に三世因果。ここで初めて仏教の世界観である、輪廻転生が出てきた。

 

普通に考えれば当惑するだろう。

しかし完全にマインドコントロールに嵌っていた俺は、全く不審に思わず内容を理解した。

 

そういうものなんだと。

 

仏教の講義が進められてゆき、更に年月が流れた。

メイプルの1周年を過ぎ、あるとき仏教の勉強会が鶴舞で行われると言われ、誘われた。

 

俺の済んでいるのは岐阜県の東濃。

鶴舞は愛知県の名古屋を更に進んでいったところにあり、電車で2時間かかる場所だった。

 

とても貴重な話をしてくれるとても偉い講師が見えると言われ、鶴舞に行くことになった。

料金は片道1000円を超えた。

 

さて、重要人物が登場するので、名前は伏せずに露呈する。

鶴舞へのゲストは児玉講師という人物だった。

俺の担当の講師をも支配する、組織でかなり偉い立場にいる人物だ。

そして最初はいつものようにOから話しを聞いた。

内容は人間の実相。詳しくはggr

途中児玉講師が顔を覗かせて言った。

「ノートをとったら何度も読み返せるから、ノートを1冊購入して書き込んでみたらどうだい?」

と。

仏教のノートをつくることになった。

そしてこの時長い間誤魔化されてきた人生の目的を児玉講師の口から聞いた。

人生の目的は後生の一大事の解決だと。

それについてはあとで述べる。

 

ある日ノートの表紙にででーんと「仏教」と書いていたら、Hがそれはあからさま過ぎて親御さんが心配するだろうから、せめてゼミと書いたらどうだろうかと言われた・

ノートの表紙は「ゼミ 古典と仏教」になった。

 

それから更に年月が流れて、Hが東京に行くことになった。

もうほとんど会えないとのことだった。

ここはこれからどうなるのだろうかと思ったが、ちゃんと手を回しているあたりがいやらしい組織。

次の担当講師がきた。

俺が縁を切るまで担当することになった。

その講師はとりあえずAとおく。

続きはPart4で


大学生活を破壊したカルトPart2

2012-03-19 22:15:59 | 日記

引き続き。

読みたい人でPart1を読んでいない人は先にそちらを読んでね。

話しの流れが分かんなくなっちゃうお。

 

 

さて、それから疑問を持ちながらも暫くOの話を聞く様になった。

Oの話は様々な内容で、毎回興味をそそるような内容であった。

進学率100%の高校、その秘訣とは?とかとか。

 

しかしある時期から一気に話しの流れが変わった。

 

その内容とは、ズバリ「人はなぜ生きているのか?」

であった。

そんなもの知るかと思った。

 

しかしOは、人生の目的があるとハッキリと断言した。

衝撃的だった。

 

意味が判らなかったが、更に強烈な興味がわいてきた。

そしてほぼ同時期にOから、実は部室があるんだと誘われ、大学を出て徒歩10分あたりにあるアパートの1室へと案内された。

中には数人、みんな先輩、そして30代半ばの男性が一人であった。

先輩達はみな、30代のその男性(Hとおく)を専門の先生だと言った。

 

その時俺は「こいつがこんな面倒なことをしている確信犯か」と心で毒づいた。

だがそれは違った。組織はもっと強大であったのだ。

 

それは後に回すとして、Hは初めて来た俺に対して「speeeeeeedd君は人生の目的が知りたくて続けてお話を聞いているんだよね?」と確認するように質問をしてきた。

俺は戸惑った。

確かにそちらには興味が出てきている。

しかし最初の内容は大学で学ぶことであった。

Oのゼミはどうなる。あの時のTも同席していた。

とてもそんなことを言える雰囲気ではなく、若干の間の後「はい」と答えた。

 

それから暫くアパートの1室(部室とする)だったり、図書館の勉強スペースで色んな話を聞くようになっていった。

授業がない時間、放課後。俺の時間は着実に奪われていった。

 

だが話しは色んな内容なのだが、あると断言した人生の目的の簡潔な解答は濁されたままであった。

詰問すれば、話しには流れがあるだの言って誤魔化された。

 

そして話しの内容は更に変わってゆき、あるジャンルに落ち着いた。

 

それがまさに仏教であった。

長くなるのでPart3に続けます。


大学生活を破壊したカルトPart1

2012-03-19 21:52:18 | 日記

無事例の件ケリがつきますた。

例の件はこれから暫く掲載していこうと思ってる次第だす。

 

 

さて、前置きが非常に長くなってしまって本当に申し訳ないが、それだけ厳しい闘いに放り込まれていた。

最初に伏線つけたのは去年の12月だったかな

アビスさんは絶対見てくれと豪語して、曖昧になって終わってしまった例の件。

 

 

一通り区切りがついたので、包み隠さずすべてを暴露したいと思う。

 

こっからはすべて俺の身に起きた事実の話し。

証拠はないが捏造はない。

そして最もこの記事を読んでほしいのがアビスさん。

その理由は後に述べる。

それ以外の人も出来れば読んでほしい。

なお、質問疑問はコメントにて受付まする。

 

 

さて、以前にちょいとブログの前半辺りで仏教のお話をしていた時期があったことを知っている人はアビスさんくらいだろうか。

あの記事は今見返しても1つもない。消した。消さねばならなかった。

 

 

前置きは以上にして、本題へ。

記事タイトルを見れば大体察しはつくかな。

 

 

では順を追って掲載していくとしよう。

 

 

 

事の発端は俺が大学1年の頃、確か誕生日を終えた辺りの10月中旬だったはずだ。

キャンパスを歩いていると、向こうから声を掛けてくる先輩が一人。

これが悪夢の始まり。

とりあえずその先輩をOとおいておく。

Oは最初「大学に入って何を学べば良いのか」という題目についてのゼミをするのだが、不安だからその前に内容を聞いてもらいたい。

というような申し出をしてきた。

 

そして連絡先を交換して、メールにて待合場所と時間を決め、後日再びOに会った。

Oはノートとペンのみを持参してきて、軽い自己紹介の後、本題に入った。

はじめは大学で何を学ぶかについての説明であった。

色んな話を持ち上げて、筋道をたてて話しをしていたと思う。

結論は、学ぶものが価値があるものかどうかを判別することが大切とのことだった。

てっきり、「将来絶対自分の身になるからどんなことでも学ぶべきだおテヘ」とかいうありきたりなことを抜かすかと思っていた俺は、不運にも興味を持ってしまった。

 

そしてまた聞きたいですか?と聞かれ、Yesと答えてしまった。

一方でOは、真面目だねなどと無駄に俺を褒めていたのが記憶に残っている。

 

さて、それから定期的にOの話を聞くようになったわけだが、場所は大抵大学生の寛ぎの場であった。

まわりには色んな学生がおり、ある日もOの話しを聞き終わって分かれ、俺は次の授業もなかったのでその場に残ることにした。

すると、隣りの席に生徒が2人やってきて、一方が他方にOと同じような話を始めたのだった。

後々一番関わることになる、隣にきた先輩をTとおく。

隣でちゃっかりTの話を聞いていて確信した。

話しの内容がOとまるっきり同じだ、と同時に悟った。

同じであることは明らかにおかしいことだと。

なぜならOはゼミで発表する内容を、発表が不安だからあらかじめ俺に評価させたいという目的で話してきたはず。

だがTも同じ内容だとすると、TかOが内容を盗んだ、もしくはそれ以外の目的があるか。

俺の思考は一気にパニックになり、同時に更に興味を持った。

 

こいつらの目的は何だ?とね。

長くなったのでPart2に続きます。