[その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。]
◇人間は、生きている間に色々な経験をし、その経験から様々なことを学び、
そして、自分の知恵として、その学びを生きる術へと変換し身につけていく。
◇年齢に応じた経験知をもって、人生を歩むものだ。
しかし、年齢に相応しい知恵がないと、
年齢に応じた水準の状況がやってきた時に、対処が出来ない。
◇年相応の状況に対する知恵は、ただ年齢を重ねただけでは身につかないものだ。
経験から学び取る積極性がない限り、経験知は、知恵にはならない。
ましてや人生を生き抜く術を身につけることはできない。
◇それでは、どうすればよいのか。
「今からでも良いから経験から学ぼう」と積極的になることだ。
そうして、少しでも知恵を身につけていけば、
あとは、以前の経験を追体験して、学びを得ればよい。
気づくことが出来れば、すべてに応用が利くのだから。