無事に年越しできて何より。
クリスマス近いある日。youtubeで気になる動画を見た。
shapr3dは3Dの造形をiPadで行えるアプリだそうだ。
もともと自分で全部やってみたい派ではあったけど、工業製品に近ければ近くなるほど
工作機械や設備への投資コスト。それを使いこなすための技術や知識が必要になって。
モノ一個作るためのコストがべらぼうに高くなってくる気がしてた。
溶接機や、ボール盤みたいな超汎用物ならまだしも、フライス盤や旋盤を躊躇してたのもそれ。確実に沼る。
だからと言ってカスタム屋さんに、こんなの作って。ってのは何か違う。
「作ってもらった」じゃなくて「作った」が欲しい。
なんて言ってたら、一線を越えられないモノづくりのまま年月が経っちゃった。
そしたら今や「所有」より「共有」の時代になってきて、
コスパの悪いものは買わずに、使っただけ払うモノが増えてきた。
3Dプリンタ出力もそれ。コストがかかる機材、出力に伴うノウハウ。
そんな面倒はプロがやってくれる。
欲しいものはアプリで設計データを作り、3Dプリンタの出力センターで作る。ってやり方
これは新しいなと。
デザインとデータをきっちり作ることで「作ってもらった」ではなく、自分で「作った」といえるんじゃなかろうか。
で、すぐに情報収集して年越し前に必要なものを手配した。
shapr3d・iPad・ApplePencil
これで正月にじっくり取り組める。
CADを扱える人からすれば、お遊びレベルのものかもしれないが
1000分の1ミリなんて精度を必要とせず、専門的な設計技術を省き、
とっつきやすいインターフェイスで直感的に創作できるshapr3dは、
超えられない一線の上に立てるツールとして使えると思う。