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シンガポール1ヶ月滞在&マレーシア赴任日記&その後

第1章:シンガポール短期留学編。第2章:マレーシアでのトレーニング編 第3章:2年後、マレーシアへ再赴任編、その後

Certificate

2007年12月13日 | マレーシア生活

今日実家からの郵便が届いた。
待ちに待ったというか、やっとUSCPAのCertificateがデラウェア州から届いた。
思えば去年の12月、マレーシアへ出発する直前に全科目の合格が分かったので、途中いろいろハプニングがあって、ほぼ1年かかったことになる。 

 受験を始めた2005年7月、たかが紙切れ1枚とはいえ、これを手にすることができるとは考えられないところにいた。 でもおそらく1歩1歩近づいたんだと思う。
最初はむちゃくちゃ遠くに見えても、その目標さえ設定できれば、人って何とかするんじゃないかという思いを確信に変えてくれた事実なので、これからの人生の中でも大切にしたいと思っている。

 同時に自分の仕事に関わるものなので、これに恥じない仕事をしなくてはということを機会あるごとに確認していくうえで、大事なものになると思う。

好きな食べ物

2007年12月08日 | マレーシア生活
Camera : Ricoh GR DIGITAL

 久しぶりに食べ物ネタで。
こっちにきた最初の数ヶ月は、日本食をほとんど食べたいと思わなくて、和食レストランにもほとんいかなかった。ところが最近は、ヘルシーなものを食べたい欲求もあって、週1で和食を食べている。
何かで「食、味覚」を変えるのが一番難しいというのを見たことがあるが、そうなのかもしれない。

 こちらは、スパイシーなものが多くて、僕は好きなのだが、さすがにそうじゃなくて、かつローカルなものを食べたいことがよくある(日本食は、値段も3倍くらいするし)。そんな時、食べるのが、コレ。
 このお店にいくと、必ずこれを食べてしまう。
麺の方は、イーポーフォーファンと呼ばれてる。フォーは確か米から作った麺で、このスープはおそらく鶏がらが使われていて、まさに日本人好みだと思う。
 もう1つの方は、カヤバタートースト。
カヤはココナッツと卵から作ったジャムみたいなもので、これとバターがはさんである。
 1回食べたあと、やみつきになって、これも週1ぐらいで食べてる。

 ちなみにこの両方の料理は、日本から来た人に食べさせて、例外なくおいしいと言ってくれてる。きっと日本で受けるに違いないと思って、ひそかにビジネスプランを立てていたりする。。。

同僚の退職

2007年12月07日 | マレーシア生活
Camera : Ricoh GR DIGITAL

今日は、例の一番お世話になった同僚の最後の日だった。
普段どおりに過ごしていたので、実感がわかなかったのだが、夕方に斜め向かいに座ってる彼女を見て、来週から一緒に仕事ができないと思うと、こみ上げてきそうになった。

 彼女からは僕がここに来てから、本当に一番いろいろ教わった。僕の特に最初は訳の分からない英語を一生懸命に聞いてくれ、何でも真剣に答えてくれた。
 僕の日本での立場・業務内容に近いこともあり、仕事に関して本当にいろいろ話す事もできた。

 まさか自分の方が彼女を見送る立場になるとは考えてもいなかった。

 彼女は、ここに7年勤めていて、違う環境で新しい事を学んでみたいという事と、違う人が今の業務をやることで、現状に固執しない新しい考えができるのではということなどから、会社を変わることに決めた。
 これは去年、自分が転職しようと考えていた思いに近いこともあって、彼女の思うところもとても理解できた。

 同じ会社で働けないという事は悲しいことなのだが、これまで短い期間だったけれども一緒に働けて、いい仲間になれたことは本当に良かったと思う。感謝。

ハーバード

2007年12月06日 | マレーシア生活
Camera : Ricoh GR DIGITAL

来週1週間、今のボスのContorollerがアメリカへ出張することになっていたことは聞いていた。今日その目的を聞いてビックリした。
 ハーバード大学でリーダーシップのトレーニングの講義を受けるという。
これはコーポレートが企画しているもので、全世界からリーダーが集まってのトレーニングだという。
 今日、事前に宿題としてきている内容を教えてくれた。やはりスターバックスなどのケーススタディをするようだ。ということはビジネススクールで、MBA的な講義を受けるのではと思う。

 今僕が受講しているMBAプログラムの日本側学長の大前研一氏は、これらハーバード大学などのケーススタディ型の勉強を強く否定している。
というのは、このようなケーススタディを作るのに時間がかかり、講義に使う頃にはそれが陳腐化していまうことや、現実には型どおりにいかないことが多いのに、現実を見ないでこの型にあてはめようという学生になってしまう傾向があるためという。

 とはいえ、MBAプログラムを受講している身としては、いっぺん実際の内容はどのようなものなのか見てみたい。 
ブランド主義と言われればそうかもしれないが。。。

 可能なのか、いつになるのか、そんなことは分からないが、でももしこの会社でもContorollerになれるほど力をつけられれば、その機会も得られるかも知れないということは、何かすごく力になった。
今の自分には、英語も含めて夢みたいなことを言ってるのだが、いつかこの機会も得てみたい。。。。 
 そのためには1日1日か。。。

引継者がインドから???

2007年12月04日 | マレーシア生活
Camera : Ricoh GR DIGITAL

今日は、インドのあるPlantのContorollerが来社。

細かい内容はよくわからないのだが、インドのこのPlantが他のインドのPlantと統合するにあたり、このContorollerの仕事がなくなるので、このマレーシアのPlantに来ることになるかもしれないらしい。

 このマレーシアのPlantで、前から話しているほとんどマネージャクラスの同僚が今週で辞めること、僕も来年3月に日本に戻ることは決まっているので、特にこのCostingとForecast(予算編成)業務の管理者として、赴任することを想定しているらしい。

 今日は、どちらかというとこのマレーシア側のマネジメントが、この人を評価するというのが趣旨だったのだが、最初僕と彼女だけが話をすることになった。
 会った次の瞬間から、彼女から現状僕がやってる業務について、マシンガンのような質問攻め。 
 もうほとんど口を閉じている時間がないのではというほど、次から次へ出てくる。
 マレーシアのボスから言われていた、この人を見極めるためにいろいろ聞いてと言われていた僕のミッション(そもそも英会話に苦労している自分には、高すぎるハードル)は、もろくも崩れ去り、僕が彼女から評価されている始末。。。

 結局1時間くらいした際に、ボスがやってきて、他のトップマネジメントからの評価のための打ち合わせに場所を移すことになって終了。

 あとで同僚からいろいろ聞くと、うわさでは、この人の評判はあまりよくない。同時に今、この職場ではマネージャを求めているのにこの人はContoroller。
 うちのボスのContorollerとの関係は??? など、疑問がいっぱいわいてくる。
なんだか問題が起きそうな予感。。

12月

2007年12月01日 | マレーシア生活
Camera : Ricoh GR DIGITAL

12月。右も左も分からず、英語も全くしゃべれないくせに、無謀にも自ら飛び込んだマレーシア生活ももう11ヶ月が過ぎたということだ。
そして当初の予定であれば、最後の月となるはずだった12月。
 
 これまでの11ヶ月、最初の3ヶ月は、1日・1週間というスパンで時が過ぎていた気がするが、夏以降、もうほとんど何も覚えてないぐらいのスピードで時間が過ぎている。 なんなんだろう、このスピードは。

 これまでの11ヶ月、自分として満足できたことは全くない。毎日悔しさと惨めさと情けなさ・無力感を感じてきた。
それでも自分の将来の姿、英語を自由に使い、海外でバリバリ仕事をやってる姿を描いて、それには今のこの時期は必要なんだと思えてるし、あきらめるわけにはいかない。だからやるしかないし、この悔しい思いも、いつかは笑って話せることを夢見ている。
 同時に、こんな会話もままならない自分をあたたかく受け入れてくれているマレーシア、この職場のみんな、英語の先生、みんなに感謝する気持ちがいっぱいで、なんか泣けてしまうこともある。

 この12月、もう1回、英語にしっかり向き合って、毎日のコツコツを続けて、今の状況をブレークスルーしてみたい。 
最後の月の覚悟で。

再びマレーシアへ

2007年11月28日 | マレーシア生活
 今日はもうマレーシアへ戻る日。

 朝5時起きで、準備。
6時のバスで成田へ。

 あっという間に出発の時間。 なんだか日本で過ごした数日も、一瞬だったよう。 一応予定していたことは無事に終わって、安心して戻ることができる。
約1年前に出発したときの気持ちを思い出しながら、再度マレーシアへ。

 12月末に、一旦また入籍の関係で帰国する予定だが、来年、アサイメントが終わって帰国するときは、本当に悔いのない気持ち。満足感いっぱいの気持ちで、帰ってきたい。

飲み会

2007年11月27日 | マレーシア生活
今日は、住所移転や印鑑証明の届け、後は国際免許証の更新など、事務的な手続きの一日。
 その後、僕がまだ服をいっぱい持っていないので、この際見立ててもらって購入。

 そして夜、日本のボス・部門長・ビジネスユニットマネージャと久しぶりに会ってお酒を。
 本当、日本のいわゆる飲み会を満喫。
久しぶりにいろんな話ができて、楽しい時間を持てた。

 もう明日はマレーシアに帰国予定なので、帰宅後、荷物の整理。

久しぶりの日本

2007年11月26日 | マレーシア生活
今日は、午前中、昨日状況したばかりだがもう実家へ帰る母親を空港に送ったあと、彼女と2人で横浜へ。

 まだ結婚指輪を購入していなかったので、一緒に見に行った。
彼女が事前に下見しておいてくれたものを、僕も一緒に見て、とてもいいものだったので、もうそこで決定。 入籍する前日には受け取れることで予約。

 それからいろいろ買い物。 久しぶりの日本を満喫。
夜、うな重を食べる。 うーん、さすがにうまい。
一気に食べつくす。 マレーシアで食べる和食とは、やはり雲泥の差。満足。

食事会

2007年11月25日 | マレーシア生活
今日は、実家から母親が上京してきて、彼女家族と顔合わせをし、食事会。

こういう雰囲気になれていないので始まる前から緊張しっぱなし。
僕は、昨日、ご両親にお会いしているので、少し気は楽だが、それでも終始緊張していた。

 お互い、いろいろな事を話せて、有意義な時間を持てた。
また1つ、無事イベントを終えてほっ。

緊張の1日

2007年11月24日 | マレーシア生活
 
 少し時間が経ってしまいましたが、今回日本に帰国した理由は、非常に個人的な事(ブログ自体が個人的なも内容ですが。。。)です。

 縁あって、急に来月結婚をするということになったのですが、ご両親への挨拶がこのアサイメントの関係で遅れていたため、ちょっとバタバタですが、帰国して挨拶をするということでした。

 体調を崩したのではないかとか、家族に何かあったのではと、心配して連絡を頂いた皆様、ご心配をおかけしました。

 ということで、この帰国した日、彼女の家に行くことになっていた。

当初の予定では、朝方についてその後横浜で、着て行くものを買ってという予定していた。というのもマレーシアは常夏(?)なのでいつも半袖。及び外資系ということで、ほとんど会社もジーンズ。 ちゃんとした服を恥ずかしながらもっていず、ここで買う予定だったのだが、例のDelay事件。。。

 日本についたのが4時前。それから横浜に移動してとしていると、もう時間がほとんどなし。上着については彼女が事前に見ていてくれたものを用意できたが、ズボンは結局買えず。 
 こんな大事な日・儀式にカジュアルな格好で行かざるを得ないという失態。
ただご両親が理解して頂いて、暖かく迎えてもらった。

 ただもう着いたのは9時ごろ。これまでにない緊張振りで、挨拶に行かせてもらった。 ご両親・お兄さん家族と共に、話を1時間ほど。
本当にあたたかく迎えてもらって話をして頂いて、無事結婚の了承をして頂いた。

それからホテルに戻ったのが12時。本当長い・長い1日だったが、無事に終わってホっ。

Delay

2007年11月24日 | マレーシア生活
夕べ僕の住んでいる都市から、首都のクアラルンプールまで移動。
そこから成田行きに乗り継ぎするはずが、着いたとたん「成田行き」というカードを掲げた人が立っている。 なんだかヤナ予感。。。

 思ったとおりDelayしているという。しかも夜発だったのに、なんと日本到着時間だった朝7時に出発と。。。

 それから当然ホテルをとってるというのだが、空港から1時間のところにあるという。
結局なんだか段取りが悪く、ホテルまでのバスを1時間ぐらい待っていてホテルに着いたのは12時過ぎ。
 次の日は4時半ホテル出発。。。 ほとんど寝れなかった。

 それでもなんとか7時には、今度は無事離陸。ほっ。

一時帰国

2007年11月23日 | マレーシア生活

個人的な用事があって、今日の夜便で日本に帰国することに。
家から空港まで行くのにタクシーを頼んだのだが、家の外で待ってるドライバーの人がどこかで見た人だなあと思っていたら、こっちに来てすぐBritish Councilへ英語のレッスンを受けに行ってた時、お願いしていたドライバーだった。

 偶然なんだが、お互い覚えてるよという話で盛りあがった。
今思うとあのBritish Councilでの出来事は、どれだけ恥をかいて、くやしい思いをしたことか。。。 
 話をしていて、ちょっとは良くなったと言ってくれたのだが、自分としては全く変わってないのだが、ということは、もっとすごいひどい英語のレベルだったことも再認識。。。

 偶然の一致なんだが、帰国する前に、なんだか来た当時のことを思い出す出来事に出会えて、なんだか感慨深い。。。

肉骨茶

2007年11月17日 | マレーシア生活
Camera : Ricoh GR DIGITAL

今日も英語の先生が朝ご飯に連れ出してくれる。

 こっちで日本人の駐在員の人達が結構好きという料理があるのだが、僕がまだ食べた事がないと言っていたので、おいしいという評判の店へ連れていってくれた。

 それは肉骨茶(パクテー)という、文字で書くとなんだかゲテモノ料理っぽい。実は肉をいっぱいのハーブとかで煮込んだもの。
僕が今まで避けていたのは、なんとなく薬っぽいのかなあと思っていたからだ。
(文字からくるイメージでさけていたのかもしれない。。。)

初めて食べてみて、思っていたほどハーブっぽくなくて、十分食べられる。
 なんとなく和食の煮込みに通じる部分があって、だから日本人にも受けるのだろうと思った。

 こっちに来た最初の頃は、スパイシーな料理でも問題なく食べていたが、最近は若干スパイシーなものはさけて、和食も多くなってきた。
なので、またスパイシーじゃないものを見つけられて感謝。
やはり食を変えるのが一番難しいのかもしれない。 あ、一番は言葉だった。。。

予算編成

2007年11月16日 | マレーシア生活
Camera : Ricoh GR DIGITAL

今週は、四半期に一度ある予算編成のRegional Meetingがある週だった。
その関係で今週は、かなりハードな週だった。
月曜日・火曜日にPlant内で約12時間を使って、各ビジネスの予算チェックの打ち合わせ、そして今日Regional Meetingがあった。
なのでその準備で、昨日は日付が変わっても帰れず。。。

 今回の予算編成に関して、僕の重要な業務は、来年の3月に日本に帰るまで、あと今回もいれて2回しかチャンスがないので、次の担当者にこの作業を完全に引き継ぐことだった。

 今、一緒にこの編成の仕事をやってる同僚も12月に転職してしまうので、次回までに完全に引き継げなければならない。
正直、引き継ぐのはあまりうまい方でなく、いつも自分がやりたい衝動にかられるのだが、自分が日本に帰ったあとのことを考えると、今苦労してもらった方がいいに違いないので、あえて自分はスーパーバイザー役に徹した。
 引き継ぐ予定の人は、今まで準備作業に少し携わっていた人なので、僕が初めてここに来てこの業務をやった時よりはスムーズにいきそうで、引継ぎは大丈夫そうだった。

 
 ただ自分にとって、今回のPlant内のMeetingとRegional Meetingは、本来もし11月末に日本に帰っていたとしたら、最後になるはずだったもの。
その中で自分が納得するまで貢献できたかというと、完全に落第点。
今だ、まだ同僚に頼ってしまってる部分が多くて、恥ずかしいくらい。

 次回、来年の最後のMeetingは、自分にとって与えられた最後だがボーナスチャンス。
 この時はもう頼る同僚もいない。
この時こそは、自分で納得する、満足いく貢献をして自信をもって日本に帰るように、全部を出し切るしかない。