「増やす」時代から「減らす」時代への大転換が、加速しています。
地球に一番お荷物なのが「ゴミ」です。
リデュース(Reduce)は、ゴミの量を減らすこと。
リユース(Reuse)は、モノを捨てずに繰り返し使うこと。
リサイクル(Recycle)は、資源として再利用すること。
ですがゴミは減らすだけでは足りないので、出さない暮らしを心がけます。
ゴミを出さないためには、入れないことです。
不要なものを買わない。
ストックを減らす。
いろんな方向からミニマム化を図ります。
買い物の基準は、
「安いから買う」「高いから買わない」ではなくて、
「欲しいから、必要だから買う」「無駄なモノは買わない」
これを徹底します。
アマゾンなどの流通革命とメルカリの流行がモノの持ち方を抜本的に変えました。
ミニマリストを続ける人が増えたのは、情報が増えたことも大きいと思います。
どれを選択すればそれだけで済むのかをいろいろ情報を集めて知ることができます。
「うちの近くでは手に入らない」というのがネットショッピングでなくなりました。
ものをたくさん溜め込むのも、「手に入らないかもしれない」という恐怖や
「持っていないと」という不安でしょう。
ですがそんなにたくさんストックは要りません。
日本では、大災害が来てもおどろくようなスピードで物資が届けられ、
奪い合いなど起こらないのだということを、
私の場合は阪神淡路大震災のときに実感しました。
コロナのステイホームのときに知った人もいるのではないでしょうか。
要らなくなったものを簡単便利に手放すことができるようになったのも、
すばらしいことです。
捨てるのはしのびない、捨てるには罪悪感があったり勇気が伴うものです。
メルカリで、自分が必要としなくなっても誰かが必要としていることを知りました。
日本中でものを循環させることができます。
各人の経験にもよるでしょうが、私が見てきたメルカリの個人間売買は、
通常の売買以上に愛が行き交っていました。
「ありがとう」の言葉の行き交いや、値引きの交渉、
「ちょっとした」感謝のメッセージや気の利いたシールやラッピングなどです。
通常の売買が利潤の追求のために捨ててしまったことを敢えて、
個人間だったらできるというのが面白いと思います。
自分にとっては不用になったもの、だからこそ、愛が込められるのです。
ものを減らすと、自分の持っているものをすべて掌握することができます。
使うお金を「減らす」と生活は豊かになり、すっきりします。
お金、時間、エネルギーを、「増やす」ことより「減らす」ことに注ぐ方が
人生のクオリティを上げるために結果は出やすいです。
ものとお金、どれだけ必要かの見極めができれば、安心できます。
自分の体重を把握してコントロールするように、
家計簿をつけて収支をコントロールするように、
ものの在庫管理をして何がどれだけ必要かを把握することで、安心が得られるのです。
そのためには「ストック総量の見える化」が大切です。
歴史は一部の政治家と戦士が動かしているのではありません。
圧倒的大多数の「市井の人々」の「暮らし」が、世界をつくっています。
💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓