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カタカムナの「平十字」とは誰なのか?

2024年04月28日 | カタカムナ

カタカムナの書かれた巻物を、

楢崎皐月に貸して書写させた平十字(ひらとうじ)とは一体誰なのでしょうか?

書写したものが残っているのですから事実だとは思うのですが、そのいきさつはあまりに謎だらけです。

 

まず巻物を「神社のご神体」だと言いつつ、見知らぬ人に書写させている点。

ご神体というのは一般の人に気軽に見せるようなものではありません。

ましてや持ち歩くようなものでもありません。

神社で大切に保管、保存されていて、神職者すら見ることが許されない場合もあるほどです。

カタカムナの巻物が神社のご神体だというところは非常に疑問に思います。

 

kan.さんが『時空を超えて生きる―潜象界と現象界をつなぐ』という著書のなかで、「平十字に会った」と語っています。

これが楢崎皐月の会った平十字と同一人物だとすれば、

時空を超えて存在する平十字とは、

人間に知恵を授けるために現れた高次元存在の一種の「化身」だったのかもしれないです。

たとえば牛若丸が手ほどきを受けた鞍馬天狗というのも、鞍馬山に出没する高次現存在の化身の「天狗」であったかもしれません。

 

楢崎皐月と平十字が金鳥山で出会ったと語られていることから、

平十字は金鳥山の山腹にある保久良神社の人だったのではないかという説が有力視されていますが、

楢崎皐月が出会った時、平十字は猟師のような出で立ちであったと語られていることから、

化身ではなく人間だったとしても、山に暮らす人だったのではないかと思われます。

 

保久良神社の「ホクラ」は火の倉と書いて瀬戸内海の闇夜の航路に照らし示す灯りで、

保久良神社は「海の神」です。

歴史ある立派な社殿のある神社ですから、

山中を歩き回って「狐が迷惑しているから電磁調査をしないで欲しい」と楢崎皐月に申し出てきて、

神社から持ち出したご神体を見せるというふるまいをする人がいる神社ではないような気がします。(笑)

 

最新のものではないですが国土地理院の地形図を見ていると、金鳥山とその西側にある十文字山のちょうど中間あたりに「山の神」というのがありました。

「山の神」は写真を見るととても小さな石があるだけですから信憑性には欠けるかもしれませんが、

私はどちらかというと平十字は「山の神」の人ではないかと思っています。

 

いずれにしてもロマンに満ちたお話です。保久良神社説も「いいよー」です。

自由に想像を羽ばたかせて楽しんだ気づきをシェアしています。

みんなのカタカムナ、謎解きをわいわいワクワク楽しみましょう。

 

 

💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓