「東京を変えよう！ 政治を変えよう！」
と訴えかけられても、
東京でずっと暮らしてきた多くの年長者たちは戸惑ったのではないか、
取り残されるんじゃないかという不安を抱いたのではないか、
率直にそう感じてしまいました。
今はそれでなくても変革の時代です。また変化のスピードが速い。
ですが誰だって世の中を良くしたいものです。
それでは一体何といえばよかったのだろう？
とあれこれ考えをめぐらせていた時にふと思い出したのが、
「日本を、取り戻す」
という自民党と安倍元首相のスローガンです。
２０１２年に掲げられたこのスローガンの元に行われた選挙では、自民党は大勝しました。
スローガンとは一致団結して目指すところです。国民の多くの同意を得たということです。
１２年後の結果を見てみると、日経平均株価は取り戻しています。岸田首相も、株価を上げることを政策と明言しています。
そしてここから、これからです。私たち日本人が「本当に」取り戻したかった日本とは何だったのでしょうか？ 今はそれにいち早く気が付いて、ようやく取り戻しつつあるところだったのです。
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