sotomeshi家の日常

中国駐在生活を終え、帰国した我が家の日常。日本の生活ってどんなだっけ?

出産日記2

2011-05-24 14:59:25 | 妊娠・出産@北京

午前9時30分頃

NSTのグラフを見ていた夫が一言

「健診の時とは全然違うね。グラフの波が大きい」

確かにだんだん痛くなってきて、本格的な陣痛の始まりだ。

この時、間隔は5分くらい。

でも、陣痛の間はまだ夫と会話できたし

部屋の様子を見る余裕もあった。

この分娩室、ソファもあるしテレビもある。トイレも付いている。

陣痛が長引いたら、ここで長時間過ごす人もいるんだろう。

でも、私の場合は違う。 息子1の時もそうだったけど

あっという間に口も利けなくなる程の痛みになるのだ。

 

午前10時過ぎ

お腹の中心をグッとわしづかみにされる様な痛みが

だんだんと腰の痛みに変わってきた。

この頃から、夫と会話する余裕は無くなった。

時計を見たのもこの辺で最後。ただ、痛みに耐えるのみ・・・・・・

やっと治まったかと思うと、1分もしないうちにまた痛くなる。

痛い時間が長くなって、かなりツライ。

「痛い」と言うと余計痛い気がして、ひたすら無言で耐える。

 

私が我慢の限界だと思ったのと、

夫が見ていられないと思ったのが同時で、ナースコールをした。

すぐにスタッフが4~5人入ってきて、私の状態を確認。

すると、すぐに寝ていたベッドを分娩台に変身させた

「もうすぐよ!すぐに産まれるから」と言いながら

スタッフは慌しく準備している。

私はというと、無言でひたすら堪えていたのが限界になって

「う~ん」とか「はぁ~」とか 色んなうめき声を出していた。

 

「次にお腹が痛くなったら、いきんで」と言われた。

「一 二 三 用力!!!」(1、2、3、いきんで!)

スタッフが言ったことを、夫が私に通訳する。

だから、タイミングがワンテンポ遅れてしまう。

それでも、スタッフからは「上手よ!」とお褒めの言葉を貰い

「もうすぐだからがんばって」と励まされる。

(今考えるとスタッフが言ったのか、夫が言ってくれたのか分からないけど・・・・)

「次、また痛くなったらいきんで!」

「はい、息止めて!!!」

と何度か繰り返し、私の叫び声もかなりの大きさになったころ

破水→ 午前11時02分 息子2誕生! となった。

あまりの痛さに、ちょっとおかしくなりかけていたので

どれくらい時間がかかったのか全く分からなかった。

 

息子2は、生まれてすぐには泣かなかったけれど

吸引されると、「オギャー」と元気に産声をあげた。

そして、体重を量ると3,180グラム。

スタッフ一同「そんなにあったの?」と驚いていた。

私のお腹が小さかったので、スタッフはみんな

「小さいから大丈夫!すぐに生まれるわ」と言っていたのだ。

 

無事、息子2を産み落としほっと一安心・・・・・・・のハズが

胎盤が下りてこない 私に第2の試練が待っていた。

 

 


出産日記1

2011-05-19 10:34:22 | 妊娠・出産@北京

5月7日

午前6時頃 起床

土曜日というのに、早起き。というか、お腹が大きくなってから頻尿の為

朝まで眠れることは無くなっていたので、いつもどおりだ。

しばらくすると、夫も起きて来たので2人でDVDでも見ることにした。

見ていると、なんだかお腹が張ってきた。

「痛い」程では無いけど、だんだんと定期的な張りになってきた。

前日におしるしがあっていたので、これは陣痛の始まりだと確信した。

 

午前7時30分頃

この時、軽めの陣痛は15分おきくらい。

この日は38週目妊婦健診の日だったけど、予約は午後から。

午後までは待てないので、病院に連絡。

状況を説明すると病院に来ていいとの事。

このまま入院の可能性大なので、息子1を連れて行くわけにはいかない。

近所に住むお友達に早速電話。

息子1を預かってもらう様にお願いした。

 

午前8時頃

夫に息子1を、お友達の家に連れて行ってもらう。

その間に、入院グッズや必要書類の確認をする。

15分から10分おきくらいにお腹が張る。少し強くなってきた。

でも、まだまだ余裕があった。

息子1を預けた夫が帰ってきたので、すぐに病院へ出発

 

 

午前8時30分頃

病院に到着。体重、血圧を測り尿検査をする。

しばらくすると、診察室に呼ばれ状況を聞かれる。

それから内診。子宮口が4センチほど開いているとの事で

このまま入院。すぐに病室へ案内された。

案内された病室で、着替えを済ませたので

ベッドに横になろうとしたら、おばちゃんがやって来て

「歩ける?」と聞いてきた。「うん」と答えるとすぐに移動させられた。

 

午前9時

別室に案内された。 どうやら分娩室らしい。

中国では陣痛室というのは無いと聞いていたので

病室で陣痛に耐えるのだと思っていた。

でも、すぐに分娩室に入れたので、ちょっと安心した。

陣痛の間隔が短くなってきたけど、正確な時間は分からない。

しばらくすると、水色の手術着(?)のような物を

着せられた夫が分娩室に入ってきた。

いよいよ、立会い出産が始まるのかと実感した。

 

 


息子2

2011-05-10 17:27:33 | 息子2

 

皆様、たくさんの応援コメントありがとうございます。

 

5月7日 午前11時02分3,180gの男の子を出産しました。

色々ありまして、私は今日退院したけど

息子2は、まだ病院にいます。

今日の夜には、我が家に帰って来れる予定です。

 

「色々」は、また後日記事にしようと思ってマス。

とりあえずのご報告でした

 

 


おしるし

2011-05-06 10:21:56 | 妊娠・出産@北京

今朝、8時ごろトイレに行くと「おしるし」がありました

朝からパンツにクギヅケ(笑) 何度も見てしまった・・・・・

 

2、3日前から、不規則にお腹が張る「前駆陣痛」はあっていたので

「そろそろかなぁ~」くらいには、思っていたけど

おしるしがあると、いよいよ!って感じがするなぁ。

でも「おしるしがあってから1~2日後に陣痛が始まる」

って本には書いてあるから、そんなに急には産まれないよね。

 

息子の時は、出産当日が健診日で内診があったので

内診で出血したのか、おしるしだったのか分からなかったからなぁ~

とりあえず、夫には連絡。

 

入院グッズの再確認でもしておこうかな。

 

 

 


37週目妊婦健診

2011-05-02 15:18:51 | 妊娠・出産@北京

さて、満腹になったところで妊婦健診へ

病院までは、ゆっくり歩いても3分ほど。

 

受付を済ませ、いつものように体重、血圧、体温の測定。

なんと!前回(一週間前)から1キロ増  かなりショック

しかし、ここは中国。誰も何も言いません。

いやぁ~ ありがたい

日本だったら(息子を出産した病院だったら)きっと怒られていたわ。

まぁ、増えてしまった物はどうしようも無いので

気を取り直して、その他の検査へ

 

この日は、待ちに待ったエコー検査の日。

日本では、毎回行われるエコー検査だけど

中国では、とっても回数が少ない。

前回エコーをしたのは、24週目健診の時なのでかなり久しぶり。

赤ちゃんの推定体重が分かるので楽しみだ。

 

エコーで見てもらう。

やっぱり、赤ちゃんはかなり下の方まで下がって来ているそうだ。

でも赤ちゃんは元気だし、心臓機能も正常で羊水の量も正常なので

問題は何も無いと言われ一安心。

もう、正産期に入ったのでいつ産まれてもOKだしね

楽しみにしていた赤ちゃんの体重なんだけど

赤ちゃんがかなり下がって来ているので

正常な位置で、頭の大きさが測れないらしい・・・・

一応「3000gオーバー」という結果だったけど、あまり真実味は無さそう。

いや、マチガイであって欲しい。

できれば3000g以内で産まれて来て欲しいんですケド・・・

贅沢なお願いでしょうか?????

 

何はともあれ、NSTも尿検査も異常無しで良かった。

あとは、無事に産まれて来てくれるのを願うばかり。

38週目の健診も受けたいところですが、

誕生日をいつにするかは、赤ちゃんが決める事なので

母は、ソレに従います(笑)