改正総一郎の外断熱・外張り断熱日記

断熱工事に関わって38年。
快適・健康・省エネ建築について探求し続ける日々の雑記帳。
建物の外皮性能、計画換気など。

建築研究所理事長の坂本雄三さん(東京大学名誉教授)の講義内容

2014-01-28 10:00:00 | 外断熱推進会議

前回からの続きです。

 

 

その点、日本の空調機器は

世界のトップレベルで牽引している存在。

 

昨年11月のフランスBATIMATの展示会でも

ダイキンと三菱のブースの大きさと展示品の多さには驚愕しました。

 

問題は空調機器では

いくら省エネをしても消費エネルギーがゼロにならないこと。

 

だからしっかりと気密断熱をして

伝統土壁の外断熱などを補強断熱として使い、

蓄熱性と呼吸性を持たせる。

 

そして換気でしっかりと湿度制御をおこない

結露やカビが発生しない家を作ることは可能な気がします。

 

壁体内の湿気移動は重要な要素ですが、

換気をしっかりと行えば湿気は外部に逃げていくもの。

汚れにくい熱交換換気や汚れが簡単に取れる熱交換換気などが

しっかりと稼働していれば結露の心配なく省エネが可能でしょう。

 

 

その点ダクトレス熱交換換気「ヴェントサン」は

ダクト内汚染の心配はないし、

本体部品はすべて自分で手入れできるので有効かも。

 

 

最後はPRでした(笑)