2021年12月21日(火)
今日の誕生花が「プラタナス」なので、
王様がお気に入りのプラタナスの下で歌うオペラアリア「Ombra mai fu(オンブラマイフ)」を御紹介します。
Wikipedia から引用
「オンブラ・マイ・フ」(伊: Ombra mai fu)は、ヘンデルの作曲したオペラ『セルセ』(Serse, Xerxes)第1幕冒頭のアリア。ペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われる。調性はヘ長調。詩はプラタナスの木陰への愛を歌ったもの。
ヘンデルは没後も名声が落ちなかったが、レパートリーに残ったのはごく一部の作品だけだった[4]。オペラ作品はほとんど忘却され、『セルセ』もその例外ではなかったが、官能的な「オンブラ・マイ・フ」だけが19世紀にヘンデルのラルゴの名を与えられて愛唱されるようになった[5]。元来カストラートのための曲だが、今日は主にソプラノにより歌われる。
ソプラノ歌手キャスリーン・バトルによる録音[9]が、実相寺昭雄監督による映像とともに、1986年夏からニッカウヰスキーのCMに使用され、日本で大きな反響を巻き起こした[10]。ニッカウヰスキーには、曲や歌手に関する視聴者からの問い合わせの電話や手紙が殺到し[10]、ウイスキー全体の市場が伸び悩む中、スーパーニッカの売上は2割増となった[10]。
この影響もあり、同年の第38回NHK紅白歌合戦では紅白初出場の佐藤しのぶが同曲を歌唱した。
私が使っているヘンデルのアリア集
「Ombra mai fu」の楽譜
ソプラノ歌手キャスリーンバトル
メゾソプラノ歌手チェチーリアバルトリ
アルゼンチン出身のカウンターテナー歌手フランコファジョーリ
フランスのカウンターテナー歌手フィリップジャルスキー
以下は私の備忘録(ウンチク)
私の第1回目のリサイタルプログラムは、前半イタリア古典歌曲、ヘンデルのオペラアリア、
後半はモーツアルトのオペラアリアでした。
その時に「Ombra mai fu」を歌い、好評でした。
「Ombra mai fu」はCM等で有名ですし、「聴きたい」とリクエスト頂くので、
リサイタルのプログラムに時々入れています。
レチタティーヴォ(楽譜の左ページ)は王様の台詞らしく、品よく堂々と歌います。
歌詞の意味から、場面が変わる所は雰囲気をガラリと変えます。
アリアはとにかく声を押さないこと。
息をうまくまわし、フレーズ(旋律の区切り)を丁寧に歌います。
最後の高音までエネルギーを温存しておきます。
短いアリアなので、曲全体を一気に歌い上げる感じ。
最後の高音ははりあげない、押さない、余裕を持った綺麗な響きにします。
フェルマータで伸ばす時に高音のピッチが下がらないように、腹筋で支えます。
強い力で支えるのではなく、下腹をひくような感覚で。
わたしの兄がCMで魅了されていたことを思い出しました
犬の散歩でお気に入りのプラタナスの木が切られてしまった時
切り株のところでお会いした方が
この木が大好きでしたと言っていたこともあり
ソプラノ素子さんの日記♪でとりあげて頂き
意味も知ることができて嬉しいです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
リサイタルで素子さんのオンブラマイフ聴いてみたいです👗💐
こんばんは!
コメントありがとうございました。
お兄さまがCM お好きだったのですね。ブームになりましたよね?
犬のお散歩でプラタナスの切り株でお会いするなんて、オペラのようですね。
大好きな木が切られると寂しくなりますね。
私のオンブラマイフをピーちゃんにお聴かせできるように勉強頑張ります。