2021年4月10日(土)
天草2号橋(天草五橋) の駐車場で、すみれの花を見つけました。
天草2号橋(天草五橋)の駐車場で、「すみれ」を見つけました。
大学1年生の後期試験の課題は、イタリア古典歌曲1曲とドイツリート1曲でした。
私はA.Scarlatti(アレッサンドロ・スカルラッティ)のオペラ「ピッロとデメートリオ」からマーリオのアリア「すみれ」、モーツァルトの「すみれ」を、母が選んでくれたすみれ色のベロアのドレスで歌いました。歌もドレスも好評で、よい思い出です。
私の恩師である嶺貞子先生がスカルラッティの「すみれ」を得意とされていたし、私に合っているとおっしゃってくださったので、私はリサイタル第1回目から毎回必ずスカルラッティの「すみれ」を歌っています。
熊本の声楽の恩師は、お名前から門下会を「すみれの会」にされていました。
熊本の恩師がお亡くなりになった年、嶺貞子先生がお亡くなりになった年、先生方への感謝の気持ちをこめて、リサイタルのアンコールは、スカルラッティの「すみれ」を歌いました。
スカルラッティの「すみれ」は、私を支えてくれる大切な曲です。
以前は高声用でテクニック的に歌っていましたが、今は原調でしっとり歌うようにしています。
私のリサイタルへ毎回いらしてくださる方は、私が毎回歌い方を変えていることに気づかれて感想を述べられるので、励みになります。
これからもどうぞよろしくお願い致します。