おしり探偵はETVで絶賛放映中
顔の形が「おしり」に見える名探偵の「おしりたんてい」が、数々の難事件を解決していく謎解き物語。
2011年、FLAMAからiPad専用アプリとして初登場。2012年にポプラ社から3~5歳を対象とする絵本シリーズとして刊行開始され、2015年より小学校低学年向けに「おしりたんていファイル」と称した児童書シリーズが加わった。児童書は半年ほどに1冊のペースで刊行されている。
2020年12月時点でシリーズ累計発行部数は900万部を突破している。
原作名義の「トロル」は、原作担当の田中陽子と作画担当の深澤将秀で構成されるユニットで、田中は同名のキャラクター企画会社(株式会社トロル)の社長を務める。
主要キャラクター
おしりたんてい
声 - 三瓶由布子本シリーズの主人公。11月4日生まれ。おしりのような顔と父から譲り受けたチェックのベレー帽がトレードマーク。「フーム、においますね」が口ぐせの紳士。犯人を追い詰めるときには「失礼こかせて頂きます!」と言って強烈な悪臭を放出する。IQ1104(いいおしり)の天才的頭脳を持つ。レディーに優しく、どんな時でも冷静沈着。髪型は7対3に分けることを心掛けている。好きなものはあたたかい飲み物と甘いお菓子。特にスイートポテトが大好き。趣味はティータイムと読書。作中では紅茶を飲んでいることが多いがコーヒーや緑茶も嗜む。洋服は全てオーダーメイド。切り札である悪臭はあくまでも犯人を追い詰める・状況を打開する目的として用いられる。ガス状の気体として描写されるが児童読み物第三作(アニメ版第4・5話)ではダンボール箱に長時間密封ができる・風船状の物に詰めると浮力を持つ・限られた空間内に詰め過ぎると時限爆弾のように大爆発するなど使い方次第で用途の幅はかなり多い。アニメ版では犯人はもちろん、その場に居合わせた人達を巻き添えにする事が多い。ブラウンは例外なく悪臭の巻き添えになる。
ブラウン
声 - 齋藤彩夏おしりたんていの助手。少し迂闊なお調子者。甘いものが大好き。鼻が良く足が非常に速い。ある時おしりたんていのピンチを救ったことから一緒に住むようになったらしい。おしりたんていが犯人を追い詰める際には毎回何らかの形で悪臭の巻き添えを受けて表情が劇画風になる。悪臭への耐性はつかない様子。絵本版と児童読み物版・映像作品版ではキャラクター設定が大幅に異なっている。前者では容姿・挙動などが現実の小型犬に近く、人語を喋る描写はほとんど見られないのに対し、後者は擬人化された姿となっている。アニメ版では元々絵本版の姿でワンコロ警察学校に通っていたが、おしりたんていとの出会いを経て映像作品版の姿に置き換わっている。
怪盗U
声 - 櫻井孝宏世間を騒がす大泥棒。おしりたんていのライバル的存在。盗む前に予告状を送り付けるなど、大胆不敵な手口でワンコロ警察署を翻弄する。とぐろを巻いた形状の黒いマスクに裏地が薔薇柄の黒マントを愛用している。美しい物を狙い怪盗として事件を起こすが彼の狙う財宝は奇遇にもトイレットペーパー・トイレ用洗剤・便座などを模したものが多い。逃走手段に町の人々をかく乱に利用する事もあるが、おしりたんてい同様レディーに優しく無関係な人々に危害を加える事はない。逃走中の手違いで持ち去ってしまった物品はどんなに小さく安いものであっても持ち主に返すなど、怪盗としての在り方を貫いている。
- おしりダンディ
- 声 - 山路和弘
- おしりたんていの父親。冒険家であり、博物館の学芸員としての顔も併せ持つ。強烈な悪臭を放出する能力も健在。児童読み物第五作(アニメ版第14・15話)の探偵依頼者。
マルチーズ署長
声 - 渡辺いっけいワンコロ警察署の署長。動くボールに目がない。趣味はゴルフ。アニメ版ではブラウンに次いで悪臭の巻き添えになる事が多い。
作品の感想
とてもアットホームな雰囲気で
やわらかいストーリー展開のアニメ
それでいてブレない安定感
息子がおしり探偵のスナック菓子が大好き
なので息子と一緒にこの作品を観てる