朝4時にNHKをつけたら柱時計のある広場が映っていた・・・
まず仕事から帰ってくる
500mlの缶チューハイがコタツテーブルに並んでいる
テーブルの上の酎ハイは減ってきたら補充する
酎ハイを浴びるほど飲んで意識が飛ぶまで飲み
そのまま眠る
次の日二日酔いで仕事を休む
休んだらまた朝から酎ハイを飲む
次の日も二日酔いで仕事ができない
また休みをだす そしてまた朝から酎ハイを飲む
その繰り返しで
有給が少なくなってくるのと同時に
自身に危機感が生れてきた
「このままつづけてたら会社クビになるな」
朝起きてNHKをつけたら白い柱時計のある広場がうつっている
頭の中にアナログ時計が針を進めていた
僕は会社に休みをだすと母親に連絡した
「もう僕はだめだ助けて欲しい」
母親に事情を説明すると
僕は市バスに乗せられた
市バスは山奥の方まで走っていった
たしか岩倉病院というところだった
医師はすぐに入院するように勧めてきた
しかし仕事の都合上休めないので
通院で治療が受けられる病院を紹介してもらった
そこから僕の酒との戦いが始まった