DRAGONFORCEのライヴは今回2度目。前回のHELLOWEENの前座だった渋谷AXのインパクトも凄かったな。
山の手線ではるばる高田馬場まで来た。この駅は東西線・西武新宿線もあるので乗り換え客でごった返していた。
駅を降りると会場が予想通りわからない。地図をプリントアウトしていたが目印になるものがなかなか見つからないので焦ったがなんとかたどり着いた。
地図持ってなかったらずっと迷ってただろうな。
会場は高田馬場にあるESP音楽学校の校舎にあるライヴハウスだ。
川崎のクラブチッタを小さくしたような会場だった。設備はしっかりしている。
500人くらいは収容可能だと思うが超満員で入ることができなかった。やっぱりZEPPくらい可能だったような気もするが...。勢い的には明らかにハロウィンよりも彼らのほうがあるからね。
会場アナウンスが促してくれたためようやく中に入ることができた。
今後のクリエイティヴマンで行なわれるライブ紹介をしている最中に客電が落ちたのでフライングした人たちが前につめてくれたので随分と見やすくなりました。
ドラゴンフォースコールがなかなか凄かった。
SEのAC/DCが終わると
ドラゴンフォースコールがたった1人だけになり会場で大爆笑がおこると急転、ディストーションボイスMCの後
1.Black Fire
始まる。カッコよすぎる。そして面白すぎる。縦揺れはあまりメタルのライヴでは経験がないので戸惑っている人も多かったがすぐに慣れていたようだ。外人さんも何人かいたのも驚きだった。
メタル特有のお決まりの「オイオイコール」も炸裂。
ギターの決めのポーズもあったりして会場のファンの熱気は凄まじいものになっていた。ハーマン・リーのアームを持ち上げギターを横にするのは得意技みたいだった。髪の長さは聖闘士聖矢の紫龍みたい。なんか技を炸裂しまくっていた。
サムトットマンとハーマン・リーはマイクにドリンクホルダーを付けてストローで缶ビールを補給というか飲みまくっていた(笑)
ボーカルのZPも良く声が出ている。白長袖Tシャツにあの髪型だから、イタリア代表のサッカー選手みたいだった。ベースはサポートメンバーで元HEAVENLYのメンバーだった。黒地に日本と書かれたTシャツが印象的だった。キーボードはジャンプしまくり。
間髪を入れず
2.Fury Of The Storm
デイヴ・マッキントッシュのブラストビートが凄すぎてヘナヘナギターが追いついていない(大爆笑)サムがデス声でサポート。個人的もこの曲は大好きなのでとても楽しかった。キャベツの千切りみたいなドラム音が疾走しまくり。長いギターソロの間はZPが観客を振り分けウェーブ合戦(IRON MAIDENをお手本としてるのかな。各自のソロが長いからボーカルは大変だろうな。)
ここでMC日本に来れて嬉しいです。
3.Fields Of Despair
マイクのせいかボーカルが引っ込みがちになるが勢いで乗り切っていた。
暴走ソングだからね。
4.Through The Fire And Flames(12/28発売3作目)
東京で特別にプレイしますというMC始まる。
なんか、ファイナルファンタジーとかロマンシングサガシリーズのラストボスのバトルソングのようなイントロだった。ケミストリーが生まれてました。あの感覚はそういうものでしたよ。
アルバム発売前だがみんなコーラスを熱唱していました。ま、音源公開されていますからね。
5.Black Winter Night
手拍子を要求。「オイオイコール」で盛り上がる。
6.Dawn Over A New World
ライターでの火を要求。もしくは携帯電話の明かりを使えと。無数の携帯電話のバックライトでなんか電気街が彷彿された(爆笑)
7.Key Solo
キーボードのヴァティムはウクライナ出身の端整な顔立ちだが、80年代風のファッションの変なキーボード奏者といった感じだ。ディストーションボイスでMCをとる。
キーボードで演奏。なんかGAME音楽みたい。これぞ任天堂メタルバンド。会場内は爆笑の渦につつまれた。
8.Soldiers Of The Wasteland
ヴァイキング的なコーラスのある曲。会場内みんな飛び跳ねていた。この曲はIRON MAIDEN的なノリだった。
9.Revelations
拳があがる、あがる。イントロからしてキラーチューンだもん。
10.My Spirit Will Go On
初来日公演で印象の強かった曲。
本編終了。
再びドラゴンフォースコールがおこり
~ Encore~
11.Heart Of A Dragon
80年代メタルを彷彿する能天気なコーラスからはじまる。
キーボードは相変わらずジャンプしてる。このバンドは個性が命だな。
ミネラルウォーターを観客にかけまくるのも個性と見たほうがよいのか。
ジョージが結局どこにいるのかわからなかったな。
12.Valley Of The Damned
1stの1曲目。
出だしは観客に歌わせる。
エンディングではサムがギターをZPに渡しサムがマイクを取りヘロヘロだった。
最後まで笑わせてくれる。
メンバーが去ると、なぜか前方では「日本コール」がおこる。ワールドカップじゃないって(苦笑)
演奏面は爆笑的だがドラムは圧巻でしたよ。スタミナが凄すぎ。彼がささえてるようなものだ。そうじゃなきゃあんな自由な詰め込みの音空間を作れないだろう。
メンバーそれぞれの個性も前回に増して強烈だったな。
とにかく楽しいライヴだった。興味を持たれたかたは是非とも来年予定されていると思われる来日公演に足を運んでください。
彼らの音楽性ならメタルの枠をも超えて気に入ってくれるだろう。
メロコアのファンにも受け入れられるだろう。バッドレリジョンやSUM41好きなら気に入るはずだ。
終演後ショーケースギグらしくメンバーとのサイン会が設けられたので、彼らと和みましたよ。
メンバーはジャックダニエルをボトル飲みしてたりしてたのでさらに危なくなってる人もいたりして楽しかった。
ZPは来年また来るからヨロシクと言っていた。
サムが陽気でよかったな。ふざけてたけどハーマン・リーも真面目な方に思えた。
他のメンバーよりもおとなしいデイヴ・マッキントッシュとエアドラムを一緒に楽しんだ。
SETリスト
1.Black Fire
2.Fury Of The Storm
3.Fields Of Despair
4.Through The Fire And Flames(12/28発売3作目)
5.Black Winter Night
6.Dawn Over A New World
7.Key Solo
8.Soldiers Of The Wasteland
9.Revelations
10.My Spirit Will Go On
Encore
11.Heart Of A Dragon
12.Valley Of The Damned
95分