ユンボのバケット周りにガタが出てきたら、ブッシュという部品を交換してみてください。
バケットのピンにグリスを挿すのを怠っていると、ピンと中のブッシュが擦れて、減りが速くなっていきますので、グリスは作業前には、なるべく入れてあげてください。
それでは、VIO10のブッシュ交換作業です。
とりあえず、バケットを外します。
今回はアームの取付け部のブッシュも交換するので、アームごと外します。
外したついでに軽く塗装もしてしまうので、ホイストなどで吊っておきます。
そして、ピンの渕をガスであぶってから、ハンマーで根気よくカンカン叩くとブッシュが外れます。
拡大してみると、ピンにも段が出来ているのがわかりますし、ブッシュをピンの中に通しても隙間だらけです。
こんな感じで入れる前に、グリスを塗っておいた方が入りやすいです。
そして、何か当て物をして、ハンマーで根気よく叩いていきます。
ゆっくり焦らずに、真っ直ぐに入るように叩いてあげてください。
最後は、面まできっちり入ればOKです。
今回はピンもかなり摩耗していましたので、ピンも新品に替えます。
これだけ差があります。
試しにブッシュ部にピンを入れてあげると、ガタが無くなっているのがわかります。
あとは、バケットを装着してみて、試乗してみてください。
驚くほどガタが無くなっているのが体感できます。
バケットとアームの隙間は、シムを入れて調整してあげてくださいね。
以上、VIO10のブッシュ交換でした。
下記のオークションサイトも宜しくお願いします。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/mimon_6370052
いつもこのブログを読んで、勉強しています。
これからもvio情報、重機情報の発信をお願い致します!
ユンボのアームのガタつきを調べたら、こちらの
サイトに辿りつきました。
自宅で、IHI30Jを中古で買って使ってました。
ガタつきは、ブッシュとピン交換が必要とは
思っていたのですが、サイトの写真と説明を見る
特殊工具は使ってないようですが、外す事は
可能なのでしょうか?
ブッシュを叩いて、押し出す方向はありますか?
何処を、ガスでどれくらいあぶればいいのかも
教えてもらえないかと思い書き込みししてしまいました。
何卒、よろしくお願いします。