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son59の海外旅行記

もっと遠くまで行きたい

02日目 夜行電車~ドンホイ~洞窟ツアー~ドンホイ

2014年10月15日 | 201409ベトナム中部
 この日はドンホイに到着し、フォンニャ洞窟と天国の洞窟のツアーに参加した。
 鉄道はほぼ予定通り04:30にドンホイ到着。しかしまだ真っ暗。さてどうしよう。とりあえずは調べていたホテルに向かい洞窟ツアーを申し込むことに。時間あるので、バイタクやタクシーの運ちゃんの勧誘を無視して歩き始めた。

 目的地はNamlong hotel。ロンプラに書いてあった宿。知っているのはホテルの名前だけ、地図もなくホテルの場所も分からず無謀だが、現地の人に聞けば分かるだろうと歩き始めた。しかしホテルを知らない人もたくさんいる。しばらく歩くと、その無謀に呆れたおっちゃんがタダでバイクでホテルまで送ってくれた。
 まずはホテルで洞窟ツアーを申し込みチェックイン。洞窟ツアーはフォンニャ洞窟と天国の洞窟を回り、昼食と移動が全部ついて800000ドン=40USDくらい。洞窟ツアーは17:30に終わるとのこと。19:30にはフエ方面への電車があり、これに乗れば遅い時間になるがフエに戻れそう。しかし夜行電車明けで体力が持たないので1泊することにした。
 朝飯を食べに散策。ホテルの近くは海沿いで地元の方が散歩している。のんびりしてていいところじゃないか、というのが第一印象。賑わってるフォー屋で朝食。普通に美味。フォーは5秒ほどしか茹でないのですぐできるが、客が多いので出てくるまで時間がかかった。付け合せの香草がクセがあるが、後に慣れた。

 8時に宿に戻りツアー準備。ツアーは欧米人が多く、バスの中はドイツ語やスペイン語が飛び交っていて、アジア系は自分とベトナム人観光客だけだった。
 まずはフォンニャ洞窟に向かう。一時間ほどでボートに乗換えてフォンニャ洞窟へボートで向かう。ボートは側面に龍が描かれていて中国の影響が強いのかなと感じさせた。そして女性が手漕ぎでボートを動かし始めて、こんなところでも女性が活躍してるんだとびっくりした。

 手漕ぎからモーターに切り替えてボートは川を進んだ。この日は快晴で、川の水は青々しくてものすごくきれい。一つ前のガンジス川とは大違いだ。川沿いは新緑の緑という感じで緑がきれい。また奇岩というような形の岩もあり素晴らしい景色だった。ただボートは右側の方が景色がよくて左側に座った自分はちょっと悲しかった。

 洞窟の入口に到着。洞窟に入るとエンジンを止めて手漕ぎで進む。洞窟入口天井が低く雨で水位が上がるとここでダメなんだぜとガイドが話してくれた。

 洞窟の内部は意外と天井も高く空洞になっていた。鍾乳石が独特の形状、色を有していて、自然の力に圧倒された。至るところに伸びていてとにかく迫力がすごい。色が一様でないのは様々なミネラルが溶けているためとのこと。ボートの上から写真を撮るが微妙に揺れる上に光量が少ないのでピンボケが激しいのが残念。
 ボートはしばらく手漕ぎで進み、同じ道を引き返した。途中砂浜のようなところがあり、そこから徒歩で洞窟入口まで戻る。ここからは徒歩なのでゆっくり自分のペースで見て回れる。パムッカレのような段々や巨大なロウソクのような鍾乳石など、どれを見てもスケールが大きい。ノンビリ写真を撮りながら進んだので最後になってしまった。

 ボートで元来た道を戻りランチ。ランチは中華スタイルで量が多かった。
 続いて天国の洞窟。ここはフォンニャ洞窟とは別の洞窟になる。ちなみに天国の洞窟は英語でparadise cave。天国というとheavenをイメージしてしまい、これでは誰にも通じない。無理に訳さずパラダイスでいいじゃないかと思う。
 天国の洞窟入場。階段を下りてゆくとドームのように天井の高い空間が現れる。遊歩道を進んでいくと鍾乳石がたくさん。形状も色も、大きさもバラバラ。長い時間をかけた自然の力に圧倒されてしまう。観光客が減った瞬間は静けさが増し独特な洞窟の雰囲気に圧倒され怖さを感じた。明かりがあるからなんともないが、これで明かりが消えたらどうなるんだろう。

 洞窟自体はかなり長く31km?あるとのことだったが、見学できるのは最初の1kmのみ。奥に行くツアーもあるが日数も金額もかかるので余裕がないとできない。しかし明かりもなく水が流れてるらしいのでリアルな探検体験をしたいなら、ツアーを考えてみるのもいいかもしれない。
 時間になったので入口に戻り、ガイドと一緒にバスへ戻る。そのままバスでホテルに戻りツアーは終了。本当にすごかった、大満足のツアーだった。他にもいくつか洞窟があるようで、今度訪れるときは数日かけて回ってみたい。
 ホテルに戻ったのは夕暮れ時でまだ明るいので海沿いを散歩。海沿いにはところどころ屋台が出ており、焼き魚が振舞われていた。潮風も気持ちいいし美味しそうだがさらに進む。30分ほど海沿いを歩くと海水浴場。見た目的には湘南海岸と変わらないが、遠くにタンカーみたいな船が見える。この辺りから見た夕陽はきれいだった。

 夕食は開いている店が少ないうえに賑わっている店がなかったので迷ったが、地元の定食屋さんのような店で食べた。野菜や肉やイカを炒めたもので味はまあまあ。ベトナムの家庭料理はこんなものなのだろうか?
 初のベトナムの宿は快適。お湯は出るし、エアコンもついているし、ベッドは清潔で南京虫もいなさそう。タオルもあるのは驚いた。これで10 USDはコスパがよすぎるのではないか。
 快適かつ夜行電車の後なので早々と就寝。

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