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son59の海外旅行記

もっと遠くまで行きたい

01-02日目 自宅~ストックホルム空港~キルナ空港~アビスコ

2017年09月27日 | 201708クングスレーデン
 この日はアビスコへの移動日。スウェーデン入国後、キルナ空港経由でアビスコへ移動し、翌日以降のトレッキングの準備をした。
 暑い…。台風が通り過ぎ、暑さが一段とました日が出発の日だった。こんな暑いのにフリースなどの防寒具をいれた荷物を背負い空港に向かった。自分は何をしているのだろう?とぼやきたくなる。
 長い飛行時間を経てスウェーデンに到着。入国審査のとき、「ここにスタンプを押してくれ」と係員に伝えると「入国出来たらな」と言われた。こんなことを言われたのは初めてで、なかなかパンチが効いている国じゃないかと驚いた。
 入国スタンプを押してもらってスウェーデン入国。それにしても北欧にくる日がやってくるとは思わなかった。北欧のイメージは、物価が高い、寒い、大した見どころはない、と訪れることはないだろうとどこかで思っていた。そんな場所にやってきた不思議な感じとそんな場所でどんなことが起こるのだろうという楽しみが入り混じった旅独特の感覚が心地よかった。
 キルナ行きの飛行機に乗るため国内線ターミナルへ。国内線ターミナルは登山客だらけ。ここまで登山靴を履いた人間はマイナーだったが一気に増えた。

 キルナ空港到着。荷物を回収してバス乗場へ移動しアビスコ行きのバスを探した。バス乗場には行先や時刻表がなくバスの運転手に聞いて回ったところ、あとで来るから待てとのこと。なんてアバウト。
 飛行機に搭乗していたトレッカーの多くはFjällräven Classicと書かれたバスに乗ってゆく。Fjällrävenはスウェーデンの登山用品メーカーでそこが主催しているトレッキングイベントのようだ。後に参加者に話を聞いたが、クングスレーデンをトレッキングするイベントで、スタート/ゴール地点への移動や各チェックポイントで食料を提供されるので、手軽にトレッキングできるようだ。キルナ行きの飛行機が異様に高かったのはこういうイベントがあったからかと納得。チケットとれただけでもよかった。
 http://classic.fjallraven.com/
 Fjällräven Classicのバスが去ると賑やかだったキルナ空港はあっという間に静まりかえった。そして雨が降り始めた。雨はトレッキングの天敵。止んでほしいなあ。
 14:15にアビスコ行きバスに乗車。乗車券はクレジットカード決済のみでちょっと驚いた。これがキャッシュレス社会ということだろう。2時間ほど乗車してアビスコオストラで下車。
 アビスコオストラにはスーパーがあるのでトレッキング用の食料を調達した。トレッキングに肉が必須ということでハムを2袋購入。パンも欲しかったがなくて断念。北欧では意外とパンは売られていなかった。
 ここから2km先のクングスレーデン入口まで幹線道路沿いの遊歩道を歩いた。30minほど歩くとSTFの建物が見えた。

 まずはトレッキング情報収集。クングスレーデンのルールについて教わる。念のためオーロラについて聞いてみたが、あと一か月経たないと見れない、とのことだった。

 時刻は18時頃。まだ全然明るい。スタートしてもいいが、長い移動の疲れでそんな気分にならず、STFのキャンプ場にテントを張った。130SKR。テントを張って間もなく雨が降り始めた。初日からテントが濡れるのはつらい。
 雨が弱まったころにSTFの建物の裏の遊歩道を下って川のほうを散策した。雪解け水で川の勢いはすごい。遊歩道沿いは緑が豊富でとくにコケが見事。そしてまとわりつくアブがうっとおしかった。



 キャンプ場に戻りシャワー。シャワーとトイレはきれいでお湯も出た。なんとも快適なキャンプ場。
 夜11時ごろ、周りは明るいが就寝。

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