今回Logitech International(※日本での名称はロジクール社 )より発売が決まった
Logitech Revue with Google TV(以下、Revue)は、家庭用のHD(高精細)テレビに接続することで、
web上の様々なコンテンツが楽しめるセットトップボックス (以下、STB)です。
ワイヤレスキーボード型のコントローラーが付属したこのRevueは、
Logitech TV Camという別売りのカメラを接続することで、HDテレビからのビデオ通話サービスが可能となり、
PCユーザーでも無償の専用アプリケーションをインストールすれば、Revueユーザーと通話が出来るそうです。
更に、Google TVのデュアルビュー機能により、ビデオ通話中のテレビ番組視聴も可能となります。
このGoogle TVには、Amazon、Twitter、NBCなど、日本でも有名な米国の大手メディア、
ネット企業の参加が発表されています。
New York TimesやCNNはGoogle TV向けにwebサイトを最適化し、
米3大ネットワークであるNBC Universal参加のニュース専門局のCNBCや、
Time Warner傘下のケーブルテレビ局のHBO、
AmazonのVideo On Demandサービスなどが、ニュースやテレビ番組、映画の配信を行う模様です。
また各企業がGoogle TV専用のアプリを開発、公開する予定で、オンライン映画レンタルの米Netflixや
米Twitter、音楽配信の米Napster、インターネットラジオの米Pandoraの参加が見込まれています。
Revueには、Flash 10.1とHTML5動画に対応したブラウザのGoogle Chromeや、Logitech Media Player
などのアプリも搭載されており、様々な用途で楽しめそうですね。
このRevueが世界で発売される頃、日本の新聞やTV局のメディア企業が
コンテンツ配信事業にどのようなアプローチをするのか、非常に気になるところですね。