SHT-コミュニティー通信-&ピアソンVUE芝公園テストセンター 

社内イベント等、株式会社SHTのイベント情報を発信していきます。ピアソンVUE芝公園テストセンター情報。

ピアソンVUE でノキア、Qt認定試験開始

2010年09月21日 12時37分38秒 | Weblog

ノキアは、Qt認定プログラムを開始したことを本日発表しました。このプログラムは、Qt開発者のスキル、知識、経験を公式に認定するためのフレームワークを提供するものであり、Qt開発者の才能を伸ばし、Qtコミュニティにおいて専門的知識を証明することを目的としています。

Qt認定プログラムは、Qtが提供する総合学習サービスを構成する学習活動の一環として行われます。

Qt認定プログラム受講者は、世界160か国にある5000か所以上のテストセンターで認定試験を受けます。試験と認定は、資格試験を行う電子テストサービス業界のリーディングカンパニーであるピアソンVUEにより実施されます。

Qt認定プログラムでは、今後ノキア認定Qt開発者 (Nokia Certified Qt Developer) エントリーレベルの他に各種認定レベルが設定される予定です。有資格者はQt開発における基礎的な技能を有し、Qt開発フレームワークの論理を理解していることを意味します。認定資格を取得した開発者は、認定取得を証明するロゴの使用が認められます。

ノキアのQtグローバルセールス・サービス・マーケティング部ディレクター、ダニエル・キールベルグ (Daniel Kihlberg) は、「ここ数年の間に、世界各国でQt及び高度なQtの技能を有する開発者に対する需要が急増しています。このプログラムは、Qtの実務的知識を有する開発者が認定取得を目指すだけでなく、Qtの技能を有する開発者を求める企業が一定の品質基準を確保することを目的としています」。

「ノキア認定Qt開発者」として認められるためには、"Qt Essentials" 試験に合格する必要があります。試験時間は1時間程度であり、受験者はシンプルなデスクトップ アプリケーションを作成するために必要な知識全般を身に付けているかテストされます。このレベルの試験では開発の実務的な経験が要求されます。

"Qt Essentials" 試験に合格し、ノキア認定Qt開発者として認定されるために要求されるスキルと知識については、Qtカリキュラム (http://qt.nokia.com/learning/) で参照することができます。

価格
Qt Essentials試験の価格は149ユーロ (199米ドル) ですが、市場の状況などにより変更されることがあります。導入キャンペーンでの30%~50%特別割引の詳細については、http://qt.nokia.com/certification を参照してください。

Qt認定プログラムの詳細については、http://qt.nokia.com/certification をご覧ください。
試験に登録するには、http://www.pearsonvue.com/nokiaqt/ にアクセスしてください。

Qtについて

Qtはクロスプラットフォームのアプリケーション・UIフレームワークです。Qtを使用すると、アプリケーションとユーザインターフェースを一度開発するだけで、ソースコードを書き直さずに多くのデスクトップ及び組み込みオペレーティングシステムに展開することができます。Qt Development Frameworks (旧トロールテック) は2008年6月にNokiaに統合されました。Qtの詳細については、http://qt.nokia.com を参照してください


Nokia、最新Qt SDKと「Ovi Store」戦略発表 - アプリ内課金などが可能に

2010年09月18日 12時32分34秒 | Weblog
フィンランドNokiaは9月14日(英国時間)、英ロンドンで開催中のイベント「Nokia World」で最新のSDKと開発者向け戦略を発表した。アプリストア「Ovi Store」など、開発者とユーザー側の両方で改良を加え、自社スマートフォン向けのモバイルアプリ活性化を図る。

Nokiaはこの日、Qtブランドで提供するSDKの最新版「Nokia Qt SDK 1.0.1」、ミッドレンジ「Series 40」向けにタッチ対応アプリを開発できる「SDK for Series 40 Touch and Type」を発表した。後者は、「タッチに対応した初の携帯電話向けSDK」としている。

約1億7500万台のNokia製スマートフォンにリーチできるというQt SDKでは、統合開発環境「Qt Creator 2.0.1」や「Qt Mobility 1.0.2」を含み、Mac向けでリモートコンパイラの対応など機能を強化した。直感的なUIライブラリ、合理化・簡素化されたワークフローなどを利用して、Symbian向けアプリケーションの開発に必要なコードを最大70%削減できるという。

開発したアプリケーションはOvi Storeで提供し、売り上げをNokiaと共有する仕組みをとる。今回、アプリケーション内での課金が可能となったほか、サブスクリプションやマイクロトランザクション(小額決済)、試用などの選択肢が加わった。先に買収したMotallyにより、アプリケーションの分析や追跡機能を提供、コンテンツの収益化に役立てることができるという。また、アプリケーション承認プロセスも簡素化し、JavaとSymbianアプリケーションは1クリックで承認プロセスが完了するという。

Ovi Storeでは、ルック&フィールやアプリケーションの発見を改善した。Nokiaによると、Ovi Storeは現在、190以上の国で展開しており、91のオペレータと協業しているという。

Androidケータイに適したLinuxの音楽アプリケーション

2010年09月01日 15時06分34秒 | Weblog
ここ最近、『Android』ベースの携帯電話が多数発売されるようになり、音楽や画像などのメディアファイルの取り扱い方に関心が高まりつつあるようです。

まずAndroidとは、米Google社が開発した携帯電話向けLinuxOSおよびミドルウェア、アプリケーションをセットにしたソフトウェア群です。オープンソフトとして提供されています。

Androidには、通常のLinuxにはない独自のドライバやアプリケーション・フレームワークなどが使われています。
仮想マシンにおいては、『Dalvik VM』が使われています。このVMはモバイルOS用に工夫がされていて高速化と使用メモリの削減を図っています。

次に、Linuxで音楽ファイルを利用するための音楽再生ソフトの説明をします。

はじめに紹介するのは『Rhythmbox』です。この音楽再生ソフトは『Ubuntu 10.4』 (Linux ディストリビューションのひとつ。Linuxをインストールしやすいようにしたもの)に標準搭載されているソフトです。
このソフトはWMPなど現在ある音楽再生ソフトに搭載されているCD のリッピング、プレイリスト、ポッドキャスト、iPodとの曲転送などの機能が複数搭載されています。
その他の特長に、ほとんどのオーディオフォーマットでも再生可能となっています。

次に、『Banshee』の説明です。Bansheeは『openSUSE』 や『MeeGo』 といった Linux ディストリビューションに標準搭載されている音楽再生ソフトです。
このソフトは購入時状態のままのAndroid 携帯からサポートができます。
PC に携帯電話を接続することで、携帯電話上の曲をすべて読み込み、フォルダにコピーさせることもできます。
現行バージョンに付属するオプションには、e-Musicサービス、インターネットアーカイブ、YouTube に接続できるツールがあり、その他にも追加機能が用意されています。

これらメディアプレーヤの他にはKDE環境 向けの『Amarok』など、様々な音楽再生ソフトがLinuxの環境ごとに用意されています。

「Android」についての詳しい内容はこちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/Android